27 国際化 343 概況 344 外国人登録者数 345 海外渡航状況 346 旅券発行状況 347 県内自治体の友好(姉妹)交流状況 343 概      況 外国籍県民の推移から本県の国際化の状況をみると、年々増加している外国人登録者は、平 成21年末には17万5,014人であり、前年末の17万4,352人と比べ662人、0.4%の増加となった。 特に、中国籍、ベトナム国籍、インド国籍が増加している。 県内の登録状況を国籍別にみると、163か国のうち、中国籍が5万5,691人(構成比31.8%) 及び歴史的な経緯もある韓国・朝鮮籍が3万4,331人(同19.6%)で約半数を占めている。 次 いで、フィリピン国籍1万9,081人(同10.9%)、ブラジル国籍1万2,780人(同7.3%)、ペル ー国籍8,341人(同4.8%)の順となっている。 本県の国籍別登録状況の特徴としては、インドシナ難民定住促進センターがあったこともあ り、ベトナム、ラオス及びカンボジアのインドシナ3国の登録者数(合計8,687人)が全国で 一番多いこと、比較的南米諸国の登録者数が多いことなどがあげられる。 地区別の傾向としては、横浜、川崎などの都市部では多数の韓国・朝鮮籍、中国籍をはじめ として世界のさまざまな国籍の人たちが多く居住しており、県央地区、湘南地区には南米諸国 籍やインドシナ3国籍の人たちも多く居住しているのが特徴となっている。 なお、法務省の在留外国人統計によると、全国の外国人登録者218万6,121人に占める本県の 割合は約7.9%で、東京、愛知、大阪に次ぎ全国で4番目となっている。 (国際課)