4 人 口 26 概況 27 世帯数、男女別人口、人口密度、1世帯当たり人員の推移 28 人口増減の推移 29 市区町村別人口 −年別− 30 市区町村別の世帯数、男女別人口、1世帯当たり人員、人口密度及び増減数・率 31 世帯種類別世帯数と世帯人員 32 年齢(各歳・5歳階級)別人口 33 15歳以上年齢(5歳階級)別人口 −配偶関係別− 34 年齢3区分別人口の推移 35 就業・通学者数 36 出生・死亡・死産・婚姻・離婚件数 26 概      況 本県の人口  国勢調査期日の10月1日を毎年の基準日として本県の人口をみると、平成21年10月1日現在 では、900万5,176人(男453万6,973人、女446万8,203人)で、全国人口の約7.1%を占め、東 京都に次いで全国第2位となっている。世帯数は382万7,842世帯で、1世帯当たりの人員は 2.35人である。女性100人に対する男性の数(性比)は101.5人で、全国第1位となっている。  人口密度は1km2当たり3,728人で、東京都、大阪府に次いで全国第3位の人口過密県となっ ている(県土面積は2,415.85km2(平成21年10月1日現在の国土地理院データによる国土面積 377,946.51km2に占める割合は0.6%)で、都道府県間の境界未定面積が含まれない国土地理院 データでは、香川県、大阪府、富山県、東京都、沖縄県に次いで6番目に狭い県、平成17年国 勢調査推計データでは、香川県、大阪府、東京都、沖縄県に次いで5番目に狭い県となる)。  地域別の人口分布状況(総人口に占める割合)は、横浜地域367万1,776人(40.8%)、県央 地域154万7,850人(17.2%)、川崎地域140万9,558人(15.7%)、湘南地域128万3,229人(14.2%)、 横須賀三浦地域73万3,800人(8.1%)、西湘地域24万6,930人(2.7%)、足柄上地域11万2,033 人(1.2%)、の順になっている。 人口の推移  第1回の国勢調査が行われた大正9年の本県の人口は132万3,390人であったが、現在の人口 は89年間で約6.8倍に増加している。また、ほぼ半世紀前の戦後の混乱がおさまった昭和25年 (248万7,665人)と比べても約3.6倍に増加している。  明治35年に100万人を超えた本県の人口は、37年後の昭和14年には200万人の大台に乗った。 その後、300万人台へは17年間(昭和31年)を、400万人台へは7年間(昭和38年)を要してい る。高度経済成長期に入ると、500万人台へは4年9か月(昭和43年)、600万人台へは4年8 か月(昭和48年)という短期間の急激な増加をみせた。しかし、人口の増加数は昭和47年から 鈍化しはじめ、700万人に達するまでに8年2か月(昭和56年)、800万人に達するまでに9年 7か月(平成3年)を要し、それから18年5か月後の平成21年7月1日現在で900万人(900万 1,358人)を超え、現在に至っている。 年間人口増減  平成22年1月1日現在における神奈川県の人口は900万8,132人となり、前年同期人口の896 万5,352人に比べ、4万2,780人(男性1万6,060人、女性2万6,720人)増加した。その内訳は、 自然増減が1万5,296人増加、社会増減が2万7,484人増加であった。  年間人口増減は、昭和39年以後、「ひのえうま」の41年を除き、46年までは、毎年20万人以 上の増加であった。46年の23万3,876人をピークとして、年間人口増減は年々減少を続けたが、 平成元年までは(昭和54〜55年の2年間を除き)10万人を超える高水準を保っていた。平成2 年以後、人口増加の勢いに急激な衰えが見られ、2・3年は8万人台、4年は6万人台、5・6 年は4万人台と減少し、7年には1万人台にまで落ち込んだ。平成8年には9年ぶりに前年を 上回る増加となり、以後14年間は増減はあるものの平均して5万3千人を超える増加をみせて いる。  人口増減を構成している自然増減と社会増減の構成比率の推移をみると、昭和47年から60年 までの14年間と平成4年から平成12年までの9年間は自然増が社会増を上回った。平成21年中 の人口増減に占める割合は、自然増減35.8%増加、社会増減64.2%増加となっている。  平成21年中の人口増減を地域別にみると、横浜地域1万8,362人、川崎地域1万7,066人、県 央地域4,184人、湘南地域3,732人、と4地域でそれぞれ増加したが、横須賀三浦地域104人、 足柄上地域120人、西湘地域340人、と3地域で減少し、西湘地域は14年連続、横須賀三浦地域 は6年連続の人口減少となった。なお、地域別の対前年増減率は、川崎地域が1.22%の増加、 以下、横浜地域0.50%、湘南地域0.29%、県央地域0.27%、とそれぞれ増加したが、横須賀三 浦地域0.01%、足柄上地域0.11%、西湘地域0.14%、とそれぞれ減少した。 (統計センター)