県のたより9月号

掲載日:2018年8月31日

KNG Info かながわ県のたより

平成30年9月号
No.761 9月1日発行

知事からのメッセージ「ともに明日へ」

大学と連携した人生100歳時代の学び

   「私は『いのち輝く神奈川』を目指すと言ってきました。さて、『いのち』と『命』はどう違うでしょうか?『いのち輝く』ために必要なことはなんでしょうか?」

   これは、県が横浜国立大学の学生向けに行った講座「神奈川のみらい」の中で、私が特別「熱血授業」をした際、学生の皆さんに投げかけた質問です。さすが横浜国立大学の学生は優秀ですね。ランダムに当てた皆さんが的確に答えてくれたおかげで、授業は大いに盛り上がりました。

   この講座は通常は県職員が講師となり、県が直面している最前線の課題や成果を生の声で伝えることで、「みらいづくり」に果敢にチャレンジする人材を育てようという取り組みです。あえて若手職員を講師にしていますが、彼らにとってもいい機会になっています。自分の担当している業務を大学生の興味を引くようにプレゼンしなければならないわけですから大変です。

   この講座を開講するきっかけとなったのは、平成29年1月に締結した県と横浜国立大学との包括連携協定です。うれしいことに学生にも好評なようで、毎年、受講生が増えているとのことです。

   しかし、大学も変わったものですね。私自身は大学生当時、政治学を専攻していましたが、当時は今の生の政治を扱うのは邪道とされていました。イギリス議会史や政治思想史など、今の政治とは全く関係ない古典を扱うことがアカデミズムという風潮でした。今の県政そのもので講座が成り立つなんて、想像もできなかったと思います。

   県は4つの県内大学と包括連携協定を締結しており、さまざまな地域の課題にも取り組んでいただいています。現実社会を直視し、その解決策を模索するプロセスそのものを学問にしているわけです。今や、大学は県にとってなくてはならない貴重なパートナーです。これからも相互に連携することで、ともによりよい神奈川を目指していきたいと思っています。

写真:神奈川県知事 黒岩祐治

神奈川県知事 黒岩祐治

神奈川県

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