県のたより11月号
県子ども家庭課より
県は里親制度を推進しています
里親制度は、家庭で暮らせなくなった子どもたちを、一定期間家庭に迎え入れて、愛情と理解をもって養育する児童福祉法に基づく制度です。「養育里親」や「養子縁組里親」のほか、施設で生活する子どもを週末や夏休みなどの短期間だけ受け入れる「3日里親」など、さまざまな迎え入れ方があります。里親として迎え入れていただくことはもちろん、里親の方や里親家庭で暮らす子どもたちがいることを知っていただき、温かく見守っていただくことも大きな支えになります。
写真のご夫妻は、県内で里親として
「子どもたちのことを優先に考えていく」ことを
モットーに、子どもたちを育てています。
里親になって、特にうれしかったことについて
伺うと、「子どもから大好きと言ってくれたり、
会話の中で、気持ちがあたたかくなる言葉を
かけてくれる時が幸せです」と
笑顔で話してくれました。


里親になるのは難しいの?
特別な資格は必要ありません
一定の要件はありますが、何よりも大切なのは子どもが大好きなことです。明るく健康なご家族であれば大丈夫です。また、子どもを養育するために必要な費用は、国や県が定められた金額を支給します。詳しくは最寄りの児童相談所や里親支援機関「里親センターひこばえ」にお問い合わせください。

里親について知りたい
里親仲間と交流する場はあるの?
「里親センターひこばえ」
海老名市内に設置している里親支援機関「里親センターひこばえ」では、里親同士の交流の場として、また、たくさんの方々に里親制度を知ってもらうための活動をしています。「里親って何?」「どうすれば里親になれるの?」など里親に関する知識や相談先などの情報を提供しているほか、養子縁組に関する相談にも応じています。
「里親会」
県内の里親で組織する里親会や関係機関等では、里親同士の交流の場などをつくっています。安心して子どもを養育できるよう、助け合いながら活動をしています。先輩の里親や専門の相談員に相談することもできます。
【問合せ】県子ども家庭課 [電話] 045(210)4655 [ファックス] 045(210)8868