県のたより5月号

掲載日:2020年4月30日

KNG Info かながわ県のたより

令和2年5月号
No.781 5月1日発行

心を一つに、感染爆発を防ぐ。

   新型コロナウイルス感染症の国内外での感染は未だ終息のメドは立たない状況が続いています。本県も特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域となり、みなさんに徹底した外出自粛をお願いすると同時に、さまざまな業態のみなさまに休業要請させていただいています。

   人との接触機会を8割減らせば、一か月で終息に向かうという専門家の見解を踏まえ、日本全体でその目標達成に向けて努力しているところです。繁華街などの人出は確かに減っていますが、まだまだ8割削減までには至っていないようです。8割削減というのは、私たちの想像以上に高いハードルのようですが、改めて、お一人お一人に強くお願いいたします。

   神奈川県は当初より、感染爆発になっても医療崩壊を防ぐ医療提供体制「神奈川モデル」を整備してきました。これまでは陽性患者は症状に関わらず、全員、入院で対応していました。これでは感染者が激増したら、病院がたちまち機能できなくなるのは目に見えています。

   そこで、神奈川県では中等症の患者を集中的に治療する重点医療機関、重症患者のための高度医療機関、そして軽症・無症状の患者は自宅、または宿泊療養施設という3層構造で対応することとしています。実際に重点医療機関は早くから稼働していますし、仮設の医療機関の整備も進めています。また、宿泊療養施設も湘南国際村センターがいち早く受け入れを始め、約2300室の巨大な横浜のアパホテルも協力して下さっています。

   そんな中でコロナウイルスの治療に懸命に当たり、医療を支えている医療従事者やそのご家族がいわれのない偏見や差別などを受けて苦しんでいるという事実もあります。今こそ、感謝と敬意の気持ちを持って医療従事者を全力で応援しましょう。そして、みんなで心を一つにして、オール神奈川で闘ってまいりましょう。

神奈川県知事 黒岩祐治

知事、神奈川県医療危機対策統括官の阿南医師による記者会見