トップページ > テーマごとにさがす > 食品・医薬品・くらしの情報 > 植物性自然毒による食中毒をご存じですか?
平成25年3月15日発行 神奈川県衛生研究所 |
食中毒には、細菌やウイルス等の微生物によるもの以外に、自然毒による食中毒があります。 厚生労働省の食中毒統計資料によると自然毒はトリカブトやキノコなどの植物性自然毒によるものと、ふぐなどの魚介類の動物性自然毒に大別され、どちらも重篤な症状を呈すものや死に至るものもあり、食品衛生上重要となっています。 |
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春に注意! | |||||||
毎年春になると、植物性自然毒(キノコを除く)による食中毒が多く報告されます(図1)。 山菜と間違えて毒のある野草(トリカブト、バイケイソウなど)を食べたことが原因となっています(図2)。 スイセン、チョウセンアサガオ等の園芸植物は、庭に植えられている食用植物(ニラ、ゴボウなど)と誤認して食べてしまうことがあるようです。(写真1) |
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ジャガイモによる食中毒 | |||||||
ジャガイモの芽に毒があることはよく知られていますが、成熟する前に収穫したり、日光が当たって表面が緑化(写真2)した場合も、有毒物質(ソラニン)の含有量が多いので注意が必要です。
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