食中毒の発生について

掲載日:2015年7月13日
平成27年6月30日
記者発表資料
(県政・横須賀市政記者クラブ
鎌倉市広報メディアセンター同時発表)

 6月25日(木曜日)、逗子市内の事業所に給食を提供している営業者から、「6月24日(水曜日)昼に給食を利用した複数名が、同日夜から下痢、腹痛、発熱等の症状を呈している。」旨の連絡が鎌倉保健福祉事務所にありました。
 当保健福祉事務所では、食中毒様症状を呈している人の共通の食事がこの給食の食事だけであること、症状が共通していること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この飲食店の食事を原因とする食中毒と決定しました。

1 摂食者数
34名(男性:12名 女性:22名)(調査中)
2 患者数 
22名(男性: 7名 女性:15名)(調査中)
3 入院者数 
0名
4 主な症状 
 
下痢、腹痛など
5 原因施設 
 
名称   ○○○○
営業者  ○○○○
業種   ○○○○
所在地  逗子市○○○○
6 原因食品 
 
調査中
6月24日(水曜日)に提供されたメニュー
冷やし中華、チャーハン、二色焼売、漬物
7 病因物質
ウエルシュ菌
8 措置 
 
原因施設に対して、6月30日(火曜日)から営業禁止
(なお、同施設は、6月25日(木曜日)から営業を自粛しています。)

7月2日(木曜日)営業禁止解除

 本件については、保健福祉局生活衛生部食品衛生課の内規
に基づき、修正している箇所がありますので、記者発表時の
内容をお知りになりたい方は、問い合わせ先までご連絡ください。

ウエルシュ菌とは

 動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く生息する細菌です。
 酸素が少ない環境を好み、熱に強い芽胞を作ります。このため、食品を大釜などで大量に加熱調理すると、食品の中心部が無酸素状態となり、加熱により他の細菌が死滅してもウエルシュ菌の芽胞が生き残ることがあり、食品の温度が発育に適した温度まで下がると急速に増殖を始めます。
 ウエルシュ菌が大量に増えた食品を食べると、腸管内でウエルシュ菌が毒素を作り、この毒素が症状を引き起こします。
 食中毒の事例では、給食などで大量に加熱調理されたカレー、シチュー、スープ、野菜煮付けによるものがあります。
 ・潜伏時間:6から18時間
 ・主な症状:下痢、腹痛


ウエルシュ菌食中毒予防のポイント

 1 前日調理、調理後の室温放置を避け、加熱調理したものはなるべく早く食べましょう。
 2 大量に加熱調理した食品をやむを得ず保管するときは、小分けするなどして急速に冷却しましょう。 

県民のみなさまへ 

 食品に「食中毒菌」が付着しても肉眼では分からない上、食品中で「食中毒菌」が増えても、臭いや味、色などが変わらないことが多いので、食品の取扱いにあたっては、次のことに注意して、予防対策を万全にしましょう。

食中毒予防の3原則

 原則1 つけない

  • 調理の前、生の魚や肉をさわった後は、手をよく洗いましょう。
  • 包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用などに分けて使いましょう。
  • 生の肉や魚を保存するときは、他の食品にふれたり、ドリップなどが他の食品を汚染しないよう、
    ラップなどに包んで保存しましょう。

原則2 増やさない

  • 傷みやすい食品は室温で放置せず、冷蔵庫または冷凍庫に保存しましょう。
  • 調理した食品は早めに食べましょう。

原則3 やっつける

  • 加熱調理をする食品は中心までよく火を通し、特に肉類は生で食べないようにしましょう。
  • ふきんやまな板などの調理器具はよく洗い、消毒しましょう。 

神奈川県の食中毒発生状況(本日発表の1件を含む)

 

 

件 数

患 者 数

死 者 数

平成27年1月1日から6月30日 15時

  45件

 466名

0名

平成26年同期

40件

 660名

0名

平成26年(1月から12月)

 93件

1,177名

0名

 

(問い合わせ先)

    神奈川県鎌倉保健福祉事務所食品衛生課
     課 長   加 藤 0467-24-3900 内線270
     副技幹  飯 田 0467-24-3900 内線271
     ファクシミリ        0467-24-4379
    神奈川県保健福祉局生活衛生部食品衛生課
     課 長             久 島 045-210-4932
     食品衛生グループ   松 永 045-210-4943
     ファクシミリ                        045-210-8864

    

神奈川県

このページの所管所属は 保健福祉局 生活衛生部 食品衛生課(平成27年度旧所属名) です。