-平成26年度公募型「ロボット実証実験支援事業」- 歩行アシスト装置「ReWalk」の販売を開始します!

掲載日:2015年5月27日
平成27年5月27日
記者発表資料

ロゴ

 神奈川県では、「さがみロボット産業特区」の取組によって、生活支援ロボットの実用化・普及を通じた地域の安全・安心の実現を目指しています。

 このたび、平成26年度の「公募型『ロボット実証実験支援事業』」で支援してきた介護・医療分野の生活支援ロボットである「歩行支援ロボット」が歩行アシスト装置「ReWalk」として販売を開始することとなりましたので、お知らせします。

製品概要

  • 製品名:歩行アシスト装置「ReWalk」
  • 販売者:株式会社安川電機
  • 販売開始日:平成27年6月1日(月曜日)
  • 販売価格:オープン価格 ※リース販売可

イスラエルのベンチャー企業であるReWalk Robotics社が開発した外骨格型の下肢装具で、脊髄損傷により起立や歩行ができない人をサポートします。腕時計型の指示器と、歩こうとする際の体の傾きを検知する角度センサーにより、使用者の意思を反映した歩行が可能となります。(最高歩行速度は2.4km/h、連続稼働時間は約3.5時間。)

支援内容と結果について

  • 本装置は、欧米で既に商品化されていますが、国内での普及に向けて、欧米人使用者と日本人使用者との体格・体質の違いによる構造面や運用面での課題を明らかにするため、本事業に応募してきたもので、平成27年1月16日から1月30日に神奈川リハビリテーション病院で両下肢に麻痺のある患者2名により延べ40時間の歩行訓練などの実証を実施しました。

欧米と日本では使用者の体格が異なる 欧米と日本では使用者の体格が異なる 特区での実証風景
(写真左・中央)欧米と日本では使用者の体格が異なる
(写真右)特区での実証風景

  • その結果、ロボット本体の改良は必要ないものの、欧米人使用者との体格や皮膚の特性の違いから、日本人使用者では、皮膚を保護するパッドの使用が必要となる場合があり、病院のスタッフにより専用パッドが考案されました。
  • また、本装置を使用するには、一定のトレーニングが必要ですが、実証を実施した神奈川リハビリテーション病院で、日本人使用者に適したノウハウを蓄積できたため、本装置の導入トレーニングを担当できるようになりました(対応できるのは、全国で3か所のみ)。
  • 実証を終えた反応として、患者からは「初めは疲れたが、徐々にコツが掴めてきた。楽しい」というコメントが、病院職員からは「装着が比較的簡単」というコメントが得られました。

個人利用者の方の購入方法

  • 販売者(株式会社安川電機)に連絡していただきます。
     担当部署:マーケティング本部 新規市場開発部
     電話:03-5402-4663
  • 病院等における2種類の導入トレーニングを受け、各トレーニング後の達成度評価で一定の基準を満たした方について個人利用をしていただけます。

今後のサポート

  • 神奈川リハビリテーション病院での導入トレーニングの実施及びその時に必要となった保護用パッドの仕様等の義肢装具店等への情報提供をパッケージ化して販売できるようにし、普及を進める。
  • 実証を重ねて使用対象者の条件や導入時の簡易マニュアルの作成、利用者の習熟度を確認するための手順など、他の病院や個人で導入できる仕組みを作る。
(問合せ先)
神奈川県産業労働局産業・観光部産業振興課
  • 課長
  • 高澤
  • 電話 045-210-5630
  • さがみロボット産業特区グループ
  • 渡部
  • 電話 045-210-5650
  • 技術開発推進グループ
  • 櫻井
  • 電話 045-210-5646
神奈川県

このページの所管所属は 産業労働局 産業部 産業振興課 です。