食中毒の発生について

掲載日:2017年10月20日
平成29年9月7日
記者発表資料
(県政・小田原記者クラブ同時発表)

 9月6日(水曜日)、小田原市内の飲食店を利用した人から「9月3日(日曜日)、小田原市内の飲食店で会食を行ったところ、腹痛等の症状を呈し、9月6日(水曜日)に医療機関で胃から寄生虫(アニサキス)が摘出された。」旨の連絡が、小田原保健福祉事務所にありました。

 当保健福祉事務所で調査を行ったところ、原因と考えられた食品は当該飲食店が提供した食事だけであること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。

1 摂食者数
1名(女性:1名)(調査中)
2 患者数 
1名(女性:1名)(調査中)
3 入院者数 
0名
4 主な症状 
 
腹痛、嘔吐、下痢など
 
5 原因施設 
 
名 称  ○○○○
営業者  ○○○○
業種   ○○○○ 
所在地  小田原市○○○○
 
6 原因食品 
 
刺身(サンマ、シメサバ)
 
7 病因物質
アニサキス
 
8 措置 
 
原因施設に対して、9月7日(木曜日)から9月8日(金曜日)まで営業停止
 

本件については、保健福祉局生活衛生部生活衛生課の内規に
基づき、修正している箇所がありますので、記者発表時の内容を
お知りになりたい方は、問合せ先までご連絡ください。


県民の皆さんへ

アニサキスとは

 海産魚介類に寄生する寄生虫の一種です。
 アニサキスが寄生している海産魚介類を生食することにより、アニサキスの幼虫がヒトの胃腸壁に侵入し、アニサキス症がおきます。
 わが国では、サバの生食によるものが最も多く、その他、アジ、イカ、イワシ、サンマなどが感染源となることがあります。刺身の他、酢漬け、しょうゆ漬け、にぎりずしなどで感染する場合が多いとされています。
 潜伏時間:早いもので1時間、遅いもので36時間、約70%が8時間以内に発症
 主な症状:みぞおち部分の痛み、悪心、嘔吐等
        腹部を絞りあげるような痛みに周期的に襲われるところが特徴

予防のポイント

1 加熱処理をするとアニサキスは死滅するので、十分加熱しましょう。
2 アニサキスは魚の内臓から筋肉にも移行するので、魚を調理する際には早めに内臓を除去しましょう。
3 アニサキスは傷を受けると死滅するので、細かく切ったり、しっかり噛むことも予防になります。

現在、食中毒警報を発令中です

 食品に「食中毒菌」が付着しても肉眼では分からない上、食品中で「食中毒菌」が増えても、臭いや味、色などが変わらないことが多いので、食品の取扱いにあたっては、次のことに注意して、予防対策を万全にしましょう。

食中毒予防の3原則

原則1 つけない

  • 調理の前、生の魚や肉をさわった後は、手をよく洗いましょう。
  • 包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用などに分けて使いましょう。
  • 生の肉や魚を保存するときは、他の食品にふれたり、ドリップなどが他の食品を汚染しないよう、ラップなどに包んで保存しましょう。

原則2 増やさない

  • 傷みやすい食品は室温で放置せず、冷蔵庫または冷凍庫に保存しましょう。
  • 調理した食品は早めに食べましょう。

原則3 やっつける

  • 加熱調理をする食品は中心までよく火を通し、特に肉類は生で食べないようにしましょう。
  • ふきんやまな板などの調理器具はよく洗い、消毒しましょう。

神奈川県の食中毒発生状況(本日発表の1件を含む)

 

 

件 数

患 者 数

死 者 数

平成29年1月1日から9月7日15時

  41件

 329名

0名

平成28年同期

73件

 1,230名

0名

平成28年(1月から12月)

 92件

1,624名

0名

 

(問合せ先)

神奈川県小田原保健福祉事務所生活衛生部食品衛生課
 課  長   松 永 0465-32-8000 内線3281
 副技幹  露 木 0465-32-8000 内線3282
神奈川県保健福祉局生活衛生部生活衛生課
 副課長              金 子 045-210-4931
 食品衛生グループ   宮 崎 045-210-4940

        

    神奈川県

    このページの所管所属は 保健福祉局 生活衛生部 生活衛生課 です。