県指定天然記念物「益田家のモチノキ」の現状変更について条件付で許可しました

掲載日:2017年3月28日
平成29年3月28日
記者発表資料

全部伐採申請に対し、上部5m程度のみの切詰を許可 

「益田家のモチノキ」(横浜市戸塚区)について所有者の関係者から、倒木の危険があるため伐採したいとして、「現状変更等許可申請書」が出されました。県教育委員会ではこの申請を受け、樹木診断を行うとともに、神奈川県文化財保護審議会委員の意見も伺い、モチノキの保存と危険性の低減に必要な限度という条件付で現状変更について許可しました。

1 物件の概要

  名称      益田家のモチノキ(昭和56年7月17日神奈川県指定天然記念物)

  所在地   横浜市戸塚区柏尾町

  指定概要 2本の株が旧東海道に面して立つ樹齢約250年のモチノキ

2 経緯

  • 平成29年2月10日(金曜日)、所有者の関係者(以下「関係者」という。)による無許可伐採行為を警察が中止させましたが、翌日、切りかけた一部は倒木の危険が高いことから、県教育委員会として、関係者に伐採させました。

  • 3月2日(木曜日)、関係者から、強風等による倒木の危険があるという理由で、モチノキすべての伐採許可を求める「現状変更等許可申請書」が提出されました。

  • 3月10日(金曜日)、県教育委員会で、改めて樹木医による樹木診断を実施しました。その結果、モチノキは相当衰弱しているものの、直ちに倒木の危険に繋がるものではないことが確認されました。また、今後の保存について、樹木医から上部5m程度を切り詰めることが有効との御意見をいただきました。

  • この結果について、神奈川県文化財保護審議会委員に御意見を伺ったところ、モチノキを保存し、倒木等の危険性を低減するために高さを切り詰めることはやむを得ない、との御意見をいただきました。

  • こうしたことを踏まえ、県教育委員会では、モチノキの保存を第一に、危険性の低減も考慮して、上部5m程度の切詰を条件として現状変更を許可することとし、本日、関係者に許可書を交付しました。

3 今後の対応

  • 関係者から現状変更を行う日時を聴取し、県教育委員会職員立会いの下、許可条件どおり履行するよう、指導してまいります。

(問合せ先)
神奈川県教育委員会教育局生涯学習部文化遺産課

  • 課長 福田
  • 電話 045-210-8350 
  • 副課長 中田
  • 電話 045-210-8395
神奈川県

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