感染性胃腸炎の流行警報を発令します!

掲載日:2016年12月8日
平成28年12月8日
記者発表資料

現在、ノロウイルス等による感染性胃腸炎の患者報告数が増加しています。

神奈川県内では、第48週(11月28日から12月4日まで)の感染性胃腸炎の発生状況が、定点あたり23.62人となり、感染症発生動向調査における警報レベル(定点あたり20人)を超えました。

そこで、県は感染性胃腸炎の予防対策をさらに徹底するよう注意を喚起するため、感染性胃腸炎の流行警報を発令します。感染性胃腸炎が警報レベルとなったのは3シーズン振りとなります。

感染性胃腸炎は、例年12月頃に流行のピークを迎えますので、手洗いの励行など感染防止に努めましょう。

定点:県が指定した小児科医療機関(215か所)を指し、感染性胃腸炎について毎週患者数を報告しています。

○ 発生状況(シーズン別)

  発生状況(シーズン別)

○ 発生状況(地域別)

  発生状況(地域別)

○ 感染性胃腸炎とは

 感染性胃腸炎は、細菌やウイルスなどの病原体による胃腸炎の総称で、冬季はノロウイルスが原因となることが多く、例年12月頃に流行のピークを迎えます。主な症状として発熱、下痢、おう吐、腹痛などが1~2日間続きます。

 

○ 感染経路

 感染者の吐ぶつやふん便のついた手を口にすることによって感染します。また、この時期の代表的な病原体であるノロウイルスは乾燥にも耐えることができるため、乾燥した吐ぶつやふん便が空中に漂い、それらが口に入って感染することもあります。

 加熱や消毒が不十分な食品や飲料を摂取することで感染することもあります。

 

○ 感染者発生時の対応

 おう吐や下痢により脱水が進行すると症状が悪化するため、電解質を含んだ水分補給をこまめに行うことが大切です。口から水分が取れない乳児や高齢者では点滴による治療が必要になることがあります。

 感染が疑われる場合は、かかりつけの医師や最寄の保健所にご相談ください。

 

○ 消毒方法

 感染者の吐ぶつやふん便を処理する際には、使い捨てのガウン(エプロン)・マスクと手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないようにペーパータオル等で静かに拭き取った後、次亜塩素酸ナトリウムで床を拭き取ることが重要です。また、部屋の換気も十分に行いましょう。

 

○ 予防方法

 予防に最も大切なのは、流水・石けんによる手洗いです。特に、調理前や食事前、トイレの後、外出から戻ったときには手洗いをしっかりと行うようにしましょう。

 また、カキ等の二枚貝を調理する際は、中心部まで加熱(85から90℃で90秒以上)しましょう。

関連ホームページ

・神奈川県衛生研究所

(  http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/003_center/03_center_main.htm

・国立感染研究所

http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/383-intestinal-intro.html

・厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A

http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

問い合わせ先

    神奈川県保健福祉局 保健医療部

     健康危機管理課長 大久保

     電 話 045-210-4790

     ファクシミリ 045-633-3770

    神奈川県衛生研究所

     企画情報部長 中村

     電 話 0467-83-4400

     ファクシミリ 0467-89-5211

神奈川県

このページの所管所属は 保健福祉局 保健医療部 健康危機管理課 です。