ベトナムから帰国した高校生の感染性胃腸炎(ノロウイルス)について

掲載日:2016年11月2日
平成28年11月2日
記者発表資料

  平成28年10月28日(金)午前7時45分、成田空港にベトナム航空300便で帰国した私立向上高等学校の生徒34名が嘔吐・下痢等の症状を訴え千葉県内の医療機関に搬送された件で、千葉県で検査した20名のうち15名からノロウイルスが検出されました。

  本県の平塚保健福祉事務所秦野センターで調査を行ったところ、10月31日までの間に55名の有症状者がいることが判明しました。重症者はおらず回復に向かっています。

  なお、機内で嘔吐した生徒がいるため、同機に搭乗した方で発熱、嘔吐、下痢等の症状がある場合は、医療機関を受診してください。

 

                        ノロウイルス等による感染性胃腸炎に注意しましょう


  感染性胃腸炎は、細菌やウイルスなどの病原体による胃腸炎の総称で、ノロウイルスが原因となることが多く、主な症状として発熱、下痢、おう吐、腹痛などが1~2日間続きます。

○ 感染経路
   感染者の吐ぶつや、ふん便のついた手を口にすることによって感染します。また、この時期の代表的な病原体であるノロウイルスは乾燥にも耐えることができるため、乾燥した吐ぶつや、ふん便からウイルスが空中に漂い、それらが口に入って感染することもあります。加熱や消毒が不十分な食品や飲料を摂取することで感染することもあります。

○ 感染者発生時の対応
   おう吐や下痢により脱水が進行すると症状が悪化するため、電解質を含んだ水分補給をこまめに行うことが大切です。口から水分が取れない乳児や高齢者では点滴による治療が必要になることがあります。
  感染者の吐ぶつや、ふん便を処理する際には、使い捨てのガウン(エプロン)・マスクと手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないようにペーパータオル等で静かに拭き取った後、次亜塩素酸ナトリウムで床を拭き取ることが重要です。また、部屋の換気も十分に行いましょう。

○ 予防方法
  予防に最も大切なのは、流水・石けんによる手洗いです。特に、調理前や食事前、トイレの後、外出から戻ったときには手洗いをしっかりと行うようにしましょう。

(問合せ先)
神奈川県保健福祉局保健医療部健康危機管理課

  • 健康危機管理課長
  • 大久保
  • 電話 045-210-4790
  • 感染症対策グループ
  • 金子
  • 電話 045-210-4791
神奈川県

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