精神障害者保健福祉手帳の記載誤り等について

掲載日:2016年7月26日
平成28年7月26日
記者発表資料

1 概要

  神奈川県精神保健福祉センターにおいて、平成26年から27年度に交付した精神障害者保健福祉手帳について、次のとおり、手帳に記載した内容に誤りがあったことが判明しました。

(1)誤った等級が記載されたもの

  次の4件について、誤った等級を記載した手帳を交付していました。  

NO

等級

有効期限

3級

1級

H28.8.31

1級

2級

H29.6.30

2級

1級

H29.7.31

1級

2級

H30.3.31

(2)手帳番号が他の方と重複したもの

  平成27年度に申請を受理して交付した手帳について、手帳番号が他の方と重複した番号で交付したものが5件ありました。 

(3)手帳番号が交付台帳と相違しているもの

  精神保健福祉センターで利用する手帳交付システムで管理している手帳交付台帳に記載された手帳番号と、申請者に交付した手帳の手帳番号が相違しているものが17件ありました。

2 経緯

  平成26年度に精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方から、平成28年6月21日に手帳を更新するための申請書を精神保  健福祉センターにおいて受理しました。

   そこで、等級の判定を行うために、前回の申請及び判定の状況を確認したところ、申請書に添付されていた手帳の写しに記載されていた等級は1級でしたが、等級を決定した際の書類に記載された等級は3級となっており、相違があることが判明しました。

 そのため、申請書類に基づく前回の等級の判定内容を確認したところ、正しい等級は3級であることが確認され、手帳に記載された等級が誤っていることが判明しました。

 その後、この他に誤り等がないか、平成25年度以降の全ての書類の再点検を行ったところ、等級が誤った手帳を交付したものがさらに3件判明したほか、手帳番号が重複しているもの、交付台帳と手帳番号が相違しているものがありました。

 また、手帳交付の標準処理期間を大幅に超過しているものや、等級決定の手続きに係る書類に一部記載がなかったものなどもありましたが、これらについては、申請書の内容に基づき改めて等級の判定を行い、決定した等級には誤りがないことを確認しました。

3 誤りが発生した原因

  誤りの状況を確認した結果、誤交付等が発生した理由は、次の原因によると考えられます。

(1)手帳交付システム利用方法の誤り

  手帳交付システムとして登録用のパソコンと照会用のパソコンを導入していますが、職員の理解不足から、本来は登録には利用しない照会用のパソコンを利用して手帳を作成してしまいました。

(2)書類のチェック不足

 担当者以外によるチェックが十分に行えず、誤りを発見できませんでした。

(3)所属の業務把握不足

 精神障害者保健福祉手帳の申請者数が増加し業務量が増加していましたが、手帳交付事務が担当職員任せになり、所属として十分に業務を把握していませんでした。

4 誤りへの対応 

(1)誤った記載がある手帳の扱い

 等級の誤りについては、等級を決定した時点に遡及して等級の取消しを行い、新たな手帳を交付します。ただし、本来よりも重い等級の手帳を交付した方については、障害者への支援制度を過去に利用して得た助成金等を返還する必要が生じてしまうため、取消しにより本人の不利益が発生することから、等級を決定した時点に遡及しての取消しは行いませんが、現時点で新たな等級の手帳を交付します。

 手帳番号の重複については、新たな番号の手帳を交付します。

 手帳番号の相違については、精神保健福祉センターのシステムを修正することで対応します。

(2)関係市町村への対応

 等級の誤りがあった申請者が居住する市町村に対して、謝罪及び説明を行い、対応について協力を求めます。

(3)申請者への謝罪及び新たな手帳の交付

 記載誤りがあった申請者の方には、謝罪を行い、新たな手帳をお渡しいたします。

 手帳番号が他の方と重複した手帳を交付した方には、今後、謝罪を行い、新たな手帳をお渡しすることとします。

 手帳番号が相違しているものについては、手帳交付システムで管理している手帳番号を修正することとしました。

 なお、本来の等級よりも軽い等級の手帳を交付してしまったことにより、障害者のための支援制度が利用できないなどの影響があった方に対しては、影響を精査したうえで相当額を補てんさせていただく予定です。

5 再発防止策

 今後、同様の誤りが起きないよう、徹底的に業務の見直しを行い、次の対策を講じることで、再発防止に努めます。

(1)照会用のパソコンは手帳作成に使用しないよう徹底します。

(2)手帳交付業務におけるチェック体制を確立します。

(3)業務マニュアルの整備など、所属としての業務把握を徹底します。

資料:精神障害者保健福祉手帳の概要 [PDFファイル/221KB]

(問合せ先)

 神奈川県精神保健福祉センター

 所長 山田 正夫      電話 045-821-8822

  神奈川県保健福祉局福祉部障害福祉課

  課長 山崎 享          電話 045-210-4700

  神奈川県保健福祉局保健医療部がん・疾病対策課

 課長 佐々木 つぐ巳  電話 045-210-4772

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