緑色LED光がマコガレイの成長を促進することを始めて実証しました - 稚魚の体長が1.2倍、体重が1.4倍に -

掲載日:2016年6月20日
平成28年6月20日
記者発表資料
(北里大学、横須賀市政記者クラブ同時発表)

水産技術センターでは、緑色LED(発光ダイオード)の光を飼育中のマコガレイの稚魚に照射すると、通常の飼育と比べて成長を早める効果があることを、北里大学とスタンレー電気株式会社と共同で初めて実証しました。

この技術は、ヒラメやホシガレイで有効性が確認されていますが、マコガレイに適用したのは今回が初めてであり、全長27ミリのマコガレイ稚魚に緑色LED光を4週間、照射したところ、通常の方法と比べて、体長で1.2倍、体重で1.4倍成長が早いことが明らかとなりました。

マコガレイは底びき網やさし網で漁獲される東京湾の主要魚種のひとつですが、近年資源が減少し漁獲量が低迷しています。そのため、県では漁業者などがマコガレイの稚魚を放流する“つくり育てる漁業(栽培漁業)”を推進してきました。

しかしマコガレイは成長が遅く、ヒラメと比べた場合でも、同じ大きさに育てるのに2倍もの日数を要するといった課題があります。

 そこで、水産技術センターでは、今回の緑色LED光による成長促進効果を最大限に活用できる飼育条件などの解明に向けて関係機関と共同研究を進めて、江戸前のマコガレイ資源の早期回復を目指して行きます。

飼育試験の結果写真

4週間の飼育試験の結果 緑色LED光を照射して飼育したマコガレイ(上)
と通常飼育したもの(下)

補足資料 緑色LED光照射試験結果 [PDFファイル/184KB]

(問合せ先)
神奈川県水産技術センター
  • 所長
  • 鵜飼
  • 電話 046-882-2311
  • 栽培推進部
  • 部長
  • 滝口
  • 電話 046-882-2314

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