神奈川県が提案した規制改革が全国展開へ!-食品成分の機能性に関する特許取得が可能に!-

掲載日:2016年4月19日
平成28年4月19日
記者発表資料

 このたび、神奈川県が国家戦略特区の区域会議で提案していた規制改革事項が全国展開されましたので、お知らせします。

 我が国の特許制度においては、食品成分の機能性に関する発明(食品に含まれる○○成分は△△機能がある)は、これまでは

特許として保護されませんでした。このため、研究開発投資を行って食品の機能性を実証しても、他の企業が研究成果を容易に

活用することができ、新たな研究開発意欲が阻害されるなどの課題がありました。

 この課題の解消に向け、本県では、未病産業研究会の会員である味の素株式会社と議論したことをきっかけに、機能性食品市

場のさらなる拡大を図るため、国家戦略特区を活用して、食品成分の機能性に関する発明が特許の対象となるよう、平成27年3

月の区域会議において「特許・実用新案基準」の改訂を提案していました。

 今回、この基準が改訂され「食品成分の機能性に関する特許取得」が、平成28年4月から全国展開されたものです。

 これは、まさに本県が岩盤規制を突破するドリルの役割を果たしたものです。

 今後とも、国家戦略特区の規制改革メニューの活用と、新たな規制改革事項の提案を精力的に進めていきます。

木村毅 味の素(株)取締役常務執行役員(東京圏国家戦略特別区域会議 神奈川県 健康・医療分科会 民間事業者委員)からのコメント

 これまでも産業界で連携を取り、食品成分の機能性に関する特許取得を要望してまいりましたが、東京圏国家戦略

特区の規制緩和の枠組みを通じた提案に対し、神奈川県の強力な後押しをいただき、域内のみならず全国的に認められることとなり、大変意義ある成果として受け止めております。この度の食品の用途発明に関する審査基準の改訂により、権利が確保されたうえで、研究開発の結果を公開できる形となり、今後もエビデンスベースで食品の新たな機能を見出し、健康に有用な商品開発を通じて、国民の皆様の健康増進に貢献してまいりたいと思います。

(問合せ先)
神奈川県政策局ヘルスケア・ニューフロンティア推進本部室
  • 特区連携担当課長 今部
  • 電話 045-210-3281
  • 特区連携グループ 沖田
  • 電話 045-210-3265
神奈川県

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