携帯電話リサイクルに対する県民意識を把握し、使用済み携帯電話等の効果的・効率的な回収方策について検討するため、県では平成21年2月から3月にかけてアンケートを実施しました。
その結果、携帯電話リサイクルの認知度は高いものの、使用していない携帯電話を保有し続ける理由としては「なんとなく」が多く、リサイクルの実践に踏み出せていない実状が明らかになりました。
1 アンケートの実施
【回収ご協力者を対象としたアンケート】
平成21年3月14日、15日に赤レンガ倉庫イベント広場で行われた使用済み携帯電話等の回収イベントで、回収ご協力者137人に対してアンケートを呼びかけ、そのうち97人の回答が得られた。
【高校生を対象としたアンケート】
平成21年2月下旬から3月上旬にかけて、環境・エネルギー教育の重点推進校、拠点校5校において、使用済み携帯電話等のリサイクルについて普及啓発講座を行い、その際739人の回答が得られた。
2 結果の概要
(1) 携帯電話リサイクルの認知度
回収ご協力者の約9割(86%)、高校生の約7割(68%)が携帯電話のリサイクルを知っ
ており、認知度が高い。
(2) 使用していない携帯電話の保有台数
使用していない携帯電話が、回収ご協力者は平均1.4台、高校生は平均2.1台自宅に残っている。
(3) 使用していない携帯電話を保有し続ける理由
回収ご協力者、高校生ともに「なんとなく」(回収ご協力者:28% 高校生:36%)次に
「思い出、コレクション」(回収ご協力者:25% 高校生:28%)という理由が多い。
3番目に多い理由は、回収ご協力者の16%が「個人情報の漏洩が心配」、高校生の18%が「音楽やゲームを引き続き利用」である。
(4) 効果的・効率的な使用済み携帯電話等の回収方策
回収ご協力者、高校生ともに「販売店以外にも回収場所を増やす」(回収ご協力者:34%
高校生:25%)「回収イベントを定期的に行う」(回収ご協力者:33% 高校生:24%)「機
種変更しても、音楽やゲームが使用できるようにする」(回収ご協力者:14% 高校生25%)
の回答が多かった。
回収ご協力者、高校生ともに「(市町村の)資源回収に出すことができるようにする」(回
収ご協力者:9% 高校生:12%)「法律等で携帯電話の回収を義務づける」の回答は(回収ご協力者:8% 高校生:8%)約1割ずつである。
(5) 効果的・効率的な使用済み携帯電話等の回収場所
回収ご協力者、高校生ともに「コンビニ、スーパー」(回収ご協力者:35% 高校生:
40%)、次に「横浜・川崎駅など大きな駅」(回収ご協力者:25% 高校生23%)という回
答が多い。学校、役所、郵便局等は回答が少ない。
(6) 自治体の普及啓発の浸透度
回収ご協力者は、5割以上(54%)が、自治体の広報やホームページで携帯電話リサイ
クルの記事を見たことがあると回答しているが、高校生の約9割(89%)は、見たことが
ないと回答している。
今回のアンケート結果を踏まえて、引き続き県民の皆さんに対し、使用済み携帯電話等の回収の必要性を強く呼びかけていくとともに、効果的・効率的な回収方法を検討し、取組を進めていきます。