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かながわの建築物100選

二宮尊徳生家

二宮尊徳生家

二宮家は尊徳の祖父の代の寛保2年(1742)頃分家したと伝える中層農家である。住宅は、構造手法等からみて18世紀中頃の建築とされている。幕末期より人手に渡り数度の変転を経たが、昭和35年にもとの屋敷跡地に戻し復原修復された。桁行7間、梁行3.5間、寄棟造茅葺である。内部は、大戸口を入ると広い土間があり、土間沿いに梁間一杯に広間(ヒロマ)、その上手に座敷(デエ)と寝室(ヘヤ)を前後に配する3室広間型である。広間の寝室境に押板、座敷の寝室境に床を設ける。また、広間の前面に引き違い戸をいれており、当地方の古民家がここを獅子窓と称する格子窓とするのに比べ、開放的である。構造は、庇を内部に取り込んだ四方下屋造である。この住宅は、二宮尊徳が生まれた家だという歴史的意義だけでなく、当地方における中層農家の例としても貴重である。

○建築物詳細
所在地:小田原市栢山2075
竣工年:江戸時代中期
構 造:木造
規 模:1F
○交通
小田急線「栢山駅」または「富水駅」から徒歩

本ホームページに掲載されている写真及び情報は、選出当時のものであり、現況と異なる場合がありますので、ご了承下さい。なお、掲載情報の内容については県土整備部建築指導課調整班にお問い合わせください。

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