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更新年月日 2010年1月29日

新型インフルエンザワクチン接種について


今回の新型インフルエンザにつきましては、感染力が強いものの、多くの感染者は軽症のまま回復しています。また、抗インフルエンザウイルス薬の治療が有効であるとされています。しかしながら、基礎疾患を有する方や妊婦の方などが重症化する可能性が高いこと、国民の大多数に免疫がないことから、季節性のインフルエンザの感染者を大きく上回る感染者が発生することが懸念されています。このため、今回の新型インフルエンザに対する予防接種につきましては、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすこと及びそのために必要な医療を確保することを目的としています。


ワクチン接種がもたらす重症化・死亡の防止効果は社会的に見て大きなメリットといえますが、一方で、ごく稀なケースとして、強い副反応(注)を引き起こし、重い後遺症を残すことがあります。ワクチンは100%安全であるとは言えません。多くの人にはメリットをもたらしますが、少数の方々においてデメリットが生じてしまいます。そのため、ワクチンの接種に関しては、医師に処方されて飲む薬とは違い、皆様お一人お一人が、その効果とリスクをご理解いただいた上で、判断していただくようお願いします。

注:ワクチン接種において、その目的である免疫をつけることに伴って発生する、免疫反応以外の反応のことを「副反応」といいます。通常の医薬品で言う「副作用」と同様の意味です。

ワクチンの有効性・副反応については、こちらをご覧下さい。

1 接種対象者について

ワクチンの接種につきましては、当面確保できるワクチンの総量が限られており、またその中から一定量が順次供給されることなどから、接種対象者を定め、優先的に実施することとされています。

本県における現時点の具体的なスケジュール次のとおりです。

※このスケジュールについては、ワクチンの供給状況により、今後、変更されることがあります。

 最新のスケジュールはこのホームページで随時お知らせいたします。

接種対象者・スケジュール

対象者理由スケジュール

<1月19日現在>

優先接種対象者 1 医療従事者 インフルエンザ患者から感染するリスクが高く、医療体制に支障を来すおそれがあることから、必要な医療体制を維持するために接種が必要とされています。 10月22日〜
   2 基礎疾患を有する方(最優先) 他の者と比較し、新型インフルエンザに罹患して、重症化、死亡する割合が高いことから、重症者を減らすために接種が必要です。

(1)入院患者の方は11月5日から順次開始します。
また、その中でも、1歳〜小学校3年生に相当する年齢の小児の接種が最優先となります。
(2) (1)以外の方(外来患者の方など)は11月16日から開始となります。

(1)11月5日〜




(2)11月16日〜
妊婦 他の者と比較し、新型インフルエンザに罹患して、重症化、死亡する割合が高いことから、重症者を減らすために接種が必要とされています。
妊婦の方は、保存剤未添加のワクチンの接種が可能となる11月16日から接種を開始します。
11月16日〜
基礎疾患を有する方(その他) 他の者と比較し、新型インフルエンザに罹患して、重症化、死亡する割合が高いことから、重症者を減らすために接種が必要とされています。

12月7日〜
3 小児(1歳〜小学校3年生) 10歳未満の小児の罹患率が高く、重症例が多くみられていることから、重症者を減らすために接種が必要とされています。

1歳未満の小児は、予防接種によって免疫をつけることが難しいのでその保護者に接種します。

12月7日〜
4 1歳未満の小児の保護者等 ※1 12月21日〜
その他小学校高学年に相当する年齢の者 発症者の半数が10代の若年層であり、相対的に重症者が多数発生するおそれがあることから、重症者を減らすために接種が望ましいとされています。

12月21日〜
中学生に相当する年齢の者 発症者の半数が10代の若年層であり、相対的に重症者が多数発生するおそれがあることから、重症者を減らすために接種が望ましいとされています。

(1)中学3年生の方は12月21日から順次開始します。
(2) (1)以外の方は1月8日から開始となります。

(1)12月21日〜



(2)1月8日〜
高校生に相当する年齢の者 発症者の半数が10代の若年層であり、相対的に重症者が多数発生するおそれがあることから、重症者を減らすために接種が望ましいとされています。

(1)高校3年生の方は12月21日から順次開始します。
(2) (1)以外の方は1月8日から開始となります。

(1)12月21日〜



(2)1月8日〜
高齢者(65歳以上)※2 現時点では、発症者は少ないが、今後、患者数が増加した場合には、重症化する高齢者が多数発生する可能性があることから、重症者を減らすために接種が望ましいとされています。

1月18日〜
上記の対象者以外の者平成22年1月15日付けで国の「新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンの接種に関する事業実施要綱」が改正され、健康成人への接種が可能となりました。(1歳未満の小児の方を含みます。)1月21日〜

  ※1 1歳未満の小児の保護者以外に、優先接種対象者のうち、身体上の理由により予防接種が受けられない者の保護者等を含みます。

  ※2 基礎疾患を有する者を除く。

基礎疾患を有する方の対象範囲について

基礎疾患を有する方の範囲については、国が次のような基準を示しています。また、その中でも最優先に接種する者の基準についても併せて示されています。これらの優先接種対象者に該当するか否かは、この基準を参考に医師が適切に判断することになりますので、まず、これらの基礎疾患をみていただいているかかりつけの医師にご相談ください。

基礎疾患の分類優先接種対象者の説明対象者のうち、最優先に接種する者の基準(概要)
1 慢性呼吸器疾患気管支喘息やCOPD、気道分泌物の誤嚥のリスクのある者(脳性麻痺、認知機能障害、精神運動発達障害等)を含みます。○気管支喘息またはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)で通院中の患者
○肺結核、気管支拡張症などの呼吸障害により、平地でも健常者並みに歩けない患者 など※1
2 慢性心疾患血行動態に障害がある者を対象とします。ただし、高血圧を除きます。心不全や狭心症などを有し、日常生活で疲労や動悸などを生じる患者
3 慢性腎疾患透析中の者、腎移植後の者を含みます。○慢性維持透析患者
○腎機能障害の末期で、むくみや疲労などの症状が慢性的に出現している患者
○腎移植後患者
○腎機能障害が進行し、特に糖尿病や慢性呼吸器疾患、心疾患を合併している患者 など※2
4 慢性肝疾患慢性肝炎を除きます。肝硬変患者で、倦怠感や黄疸、腹水などが見られる患者 など※2
5 神経疾患・神経筋疾患免疫異常状態、あるいは呼吸障害等の身体脆弱状態を生じた疾患・状態を対象とします。○免疫異常による疾患(多発性硬化症など)を有する患者
○神経疾患(脊髄損傷、パーキンソン病など)で、呼吸障害などを有している患者 など※1
6 血液疾患鉄欠乏性貧血、免疫抑制療法を受けていない特発性血小板減少性紫斑病と溶血性貧血を除きます。白血病・悪性リンパ腫などの治療中の患者、再生不良性貧血の患者、造血幹細胞移植後半年以降の患者など
7 糖尿病妊婦・小児、併発症のある者。またはインスリンおよび経口糖尿病薬による治療を必要とする者。他の疾患※3を合併している患者、妊婦、幼児〜高校生の患者、インスリン療法を必要とする患者など
8 疾患や治療に伴う免疫抑制状態悪性腫瘍、関節リウマチ・膠原病、内分泌疾患、消化器疾患、HIV感染症等を含みます。○悪性腫瘍や、関節リウマチ・膠原病、消化器疾患などで免疫抑制薬やステロイドを使用している者
○副腎皮質ホルモンなどが正常に分泌されない内分泌疾患の患者
○免疫不全症候群の患者 など
9 小児科領域の慢性疾患染色体異常症、重症心身障害児・者を含みます。呼吸器疾患(気管支喘息を含む)、心疾患、腎疾患、神経・筋疾患、血液疾患、代謝性疾患、小児がん、消化器疾患、染色体異常症、重症心身障害児・者など

  ※1 過去一年以内に誤嚥性肺炎の既往のある者を含みます。

  ※2 その疾患に対して、免疫抑制薬やステロイドを使用している者を含みます。

  ※3 慢性心疾患、慢性腎不全、慢性呼吸器疾患など。

詳しくは、次をご覧ください。



2 接種回数・費用は?

   ○健康成人は1回接種です。

   ○1歳から13歳未満の方は2回接種です。


   接種費用は、1回目は3,600円,2回目は2,550円です。
  ※1回目と異なる医療機関で接種する方は、2回目も3,600円となります。

   接種される方のうち低所得者の費用負担については、市町村による負担軽減のための措置が行われる予定です。

   詳細については、お住まいの市町村にお尋ねください。


接種対象者回数理由
医療従事者1回20歳から50歳の健康成人と同様、1回接種となります。
(注)60歳から64歳までの医療従事者についても1回接種です。
基礎疾患のある方(最優先・その他)原則1回免疫反応が抑制されていない場合には、健康成人と免疫反応に差がないと考えられることから、今回の健康成人を対象とした臨床試験結果や諸外国の情報も考慮し、1回接種となります。
なお、著しく免疫反応が抑制されていると考えられる方は、個別に医師と相談の上、2回接種としても差し支えません。
妊婦1回健康成人を対象とした臨床試験の結果や、これまでの季節性インフルエンザでの知見、米国の妊婦に対する新型インフルエンザワクチンの臨床試験で健康成人との同様の反応が得られているとの情報等を踏まえ、健康成人と同様、1回接種となります。
1歳から13歳未満の方2回
中学生・高校生に相当する年齢の者1回○高校3年生に相当する年齢 平成3年4月2日〜平成4年4月1日生まれの者
○高校2年生に相当する年齢 平成4年4月2日〜平成5年4月1日生まれの者
○高校1年生に相当する年齢 平成5年4月2日〜平成6年4月1日生まれの者
○中学3年生に相当する年齢 平成6年4月2日〜平成7年4月1日生まれの者
○中学2年生に相当する年齢 平成7年4月2日〜平成8年4月1日生まれの者
○中学1年生に相当する年齢 平成8年4月2日〜平成9年4月1日生まれの者
(注)第1回目の接種時点で13歳未満の者を除く
18歳・19歳1回中高生に相当する年齢の者に該当しない18歳および19歳の者は1回接種となる。
(20歳から50歳の健康成人と同様、1回接種となります)
1歳未満の小児の保護者1回20歳から50歳の健康成人について、1回接種となっているためです。
高齢者
(65歳以上)
1回健康成人を対象とした臨床試験の結果や、これまでの季節性インフルエンザでの知見、基礎疾患を有する者で免疫反応が抑制されていない方々との整合性等を考慮して、健康成人と同様に1回接種となりました。
上記の
対象者以外の者
1回19歳〜64歳の健康成人の方
2回1歳未満の小児の方


3 接種場所は?

新型インフルエンザの接種を実施する医療機関につきましては、お住まいの市町村のホームページでご確認いただけます。

各市町村で準備が整い次第、このホームページや市町村のホームページなど順次掲載予定です。

横浜市(各区のデータはPDFファイル)

青葉区 |  磯子区 |  港南区 |  瀬谷区 |  戸塚区 |  保土ケ谷区 |  旭区 |  神奈川区 | 
港北区 |  都筑区 |  中区 |  緑区 |  泉区 |  金沢区 |  栄区 |  鶴見区 |  西区 |  南区 | 
横浜市保健所健康安全部健康安全課

川崎市


横須賀三浦地域

横須賀市 |  鎌倉市 |  逗子市 |  三浦市 |  葉山町

県央地域

相模原市 |  厚木市 |  大和市 |  海老名市 |  座間市 |  綾瀬市 |  愛川町 |  清川村

湘南地域

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足柄上地域

南足柄市 |  中井町 |  大井町 |  松田町 |  山北町 |  開成町

西湘地域

小田原市 |  箱根町 |  真鶴町 |  湯河原町

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4 ワクチン接種に当たっての留意事項

当面確保できるワクチン量には限りがあるため、現時点では多くの接種対象者の方にお待ちいただくことになります。ワクチンの供給は順次行われていく見通しですので、ご理解とご協力をお願いいたします。

■ 接種の予約について


1, 限られた数量のワクチン接種を円滑に実施するため、ワクチン接種は原則として予約が必要となります。


2, 国と契約した医療機関(「受託医療機関」といいます。)でしか接種をすることができませんので、かかりつけの医師がいる方は、かかりつけの医師に接種が可能であるかを確認して予約して下さい。


3, かかりつけの医療機関で接種できない場合は、市町村等で公表される受託医療機関のリストに掲載されている医療機関で接種が可能であるかを確認のうえ、かかりつけの医師から「優先接種対象者証明書」の交付を受けて、予約をして下さい。


4, 基礎疾患を有する方については、接種対象になるか、また、その中でも最優先接種の対象であるかについて、国が定める基準に従って判断されます。予約をする前に、基礎疾患をみていただいているかかりつけの医師にご相談下さい。


5, 複数の医療機関に予約をすると、他の方の接種が遅れてしまう可能性がありますので、複数の医療機関への予約はしないでください。


6, ワクチン接種に関する問い合わせにより、各医療機関での通常の診療に支障が出ています。接種予約以外のワクチン接種に関する一般的な問い合わせは、県の新型インフルエンザ相談窓口や各市町村のワクチン関係の相談窓口にご相談下さい。




5 ワクチンの有効性・副反応について新着

新型インフルエンザワクチンの接種には重症化防止効果が期待されています。しかしながら、ワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)が出る場合があり、稀に重篤なものがあります。


県では、厚生労働省が公表している新型インフルエンザ接種による副反応報告の状況を、よりわかりやすく取りまとめてお知らせしています。詳しくは、こちらをご覧ください。



なお、現在報告されている副反応は、全て国産ワクチンによるものです。

輸入ワクチンの有効性・安全性については、こちらをご覧ください。


妊婦の方へ

日本で使用されているインフルエンザワクチンは、生ワクチンではないので妊婦に対して特別に重篤な副作用が起こらないと考えられ、一般に妊娠中の全ての時期において接種可能であるとされています。

詳しくは、かかりつけの医療機関でご相談ください。



6 健康被害救済措置について

12月4日から、新型インフルエンザワクチン接種により、何らかの健康被害が生じた場合に、治療にかかった医療費などを給付する「健康被害救済制度」が始まっています。

この制度を利用できるのは、新型インフルエンザワクチンを接種したことにより、入院を必要とする程度の医療を受けた場合や、一定程度の障害が残った場合、亡くなられた場合になります。


健康被害救済制度に関するご相談は、次の相談窓口で受け付けています。

○ 健康被害救済制度の相談窓口

  電話 03−3501−9060 (受付時間:平日 10時から18時まで)


健康被害救済制度に関する詳しい内容は、こちらをご覧下さい。



7 ワクチンに関するQ&Aについて

新型インフルエンザワクチンのQ&Aを厚生労働省がホームページにアップしました。



8 県所管域の相談窓口

(横浜市、川崎市、横須賀市、藤沢市あるいは相模原市にお住いの方はこちらをご覧ください。)

機関名所管地域電話番号相談窓口開設時間
平塚保健福祉事務所平塚市、大磯町、二宮町0463(32)0130 平日 8時30分〜17時
鎌倉保健福祉事務所鎌倉市、逗子市、葉山町0467(24)3900
小田原保健福祉事務所小田原市、箱根町、真鶴町、
湯河原町
0465(32)8000
茅ヶ崎保健福祉事務所茅ヶ崎市、寒川町0467(85)1171
三崎保健福祉事務所三浦市046(882)6811
秦野保健福祉事務所秦野市、伊勢原市0463(82)1428
厚木保健福祉事務所厚木市、海老名市、座間市、
愛川町、清川村
046(224)1111
大和保健福祉事務所大和市、綾瀬市046(261)2948
足柄上保健福祉事務所南足柄市、中井町、大井町、
松田町、山北町、開成町
0465(83)5111
保健福祉部健康増進課045(210)3585

9 保健所設置市(横浜市、川崎市、横須賀市、藤沢市、相模原市)の相談窓口

下記の市にお住まいの方は居住地を管轄する市(保健所等)にご相談ください。

相談窓口は次のホームページでご確認ください。(クリックすると別ウインドウで表示します。)



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