アルコール依存症スクリーニングテスト(AUDIT)

AUDIT アルコール依存症 依存症は子供も大人もなる可能性があります。周囲の方の支援により回復することができます。

AUDIT( Alcohol Use Disorders Identification Test )とは
世界保健機関(WHO)がスポンサーになり作成された、アルコール関連問題の評価に用いられる世界中で最もよく用いられているスクリーニングテストです。

依存症のスクリーニングテストとして用いることもあります。
テストは10項目からなり、各項目の回答にしたがって0点から4点の点数が付与されており、日本では15点以上だとアルコール依存症の疑いがあると考えられています。

掲載日:2021年6月2日

テストをやってみましょう

各質問の1~10について最もあてはまる番号を1つ選び、クリックしてください。
「判定」ボタンを押せば、ボタンの下にあなたの得点が表示されます。

1 あなたはアルコール含有飲料(お酒)をどのくらいの頻度で飲みますか?
2 飲酒するときには通常どのくらいの量を飲みますか?
  • 「ドリンク」は純アルコール換算の単位で、1ドリンクは純アルコール換算で10グラムです。
  • 1ドリンクは、ビール中ビン半分(250ml)、日本酒0.5合、焼酎(25度)50mLに相当します。
3 1度に6ドリンク以上飲酒することがどのくらいの頻度でありますか?
  • 「6ドリンク」とは、ビールだと中ビン3本、日本酒だと3合、焼酎(25度)だと1.7合(300mL)に相当します。
4 過去1年間に、飲み始めると止められなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?
5 過去1年間に、普通だと行えることを飲酒していたためにできなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?
6 過去1年間に、深酒の後体調を整えるために、朝迎え酒をせねばならなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?
7 過去1年間に、飲酒後罪悪感や自責の念にかられたことが、どのくらいの頻度でありましたか?
8 過去1年間に、飲酒のため前夜の出来事を思い出せなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?
9 あなたの飲酒のために、あなた自身か他の誰かがけがをしたことがありますか?
10 肉親や親戚、友人、医師、あるいは他の健康管理にたずさわる人が、あなたの飲酒について心配したり、飲酒量を減らすように勧めたりしたことがありますか?

判定結果

あなたの得点は

得点が高いほど依存の度合いが強いことになります。

  • 【0~7点】問題飲酒は無いと思われます。今のままお酒と上手に付き合っていきましょう。
  • 【8~14点】問題飲酒はありますが、依存症には至っていません。減酒目標を立てて飲酒日記をつけることで、減酒に取り組んでいきましょう。
  • 【15~40点】依存症が疑われます。可能であれば精神保健福祉センター等と連携し、専門医療機関での治療を受けることが望ましいです。