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Interview 03

シリアルアントレプレナーを目指して

  • 代表者名:麻生 萌泉さん(当時 専修大学 経済学部 1年生)
  • プラン名:Share Kitchen
[プラン概要]
使いたいけど買わないな…そう思っていた、自家製パスタメーカーや高級オーブンなどの調理器具が【シェアリングエコノミー×テストマーケティング】により無料で使えるようになります。そんな夢の調理器具が集まった空間で楽しく料理ができるのがShare Kitchen。

麻生 萌泉さんインタビュー 画像その1

ビジコンに登壇する前にはどんなことをやっていましたか?今はどんなことをしていますか?

私は、ビジネス全般を学びたいと思って、起業を学べば一通り学べるだろうと思ったことがきっかけで大学の起業講座に出ました。講座の中で、起業の支援団体の方からブラッシュアップを受ける機会をもらって、とくにかくプランを詰めましたね。コンテストでは見た目が大事だと思って、見やすい図やおしゃれなパワーポイント作りを意識して、プレゼンの仕方もかなり練りました。しゃべり方は起承転結を考えたり、笑いポイントを入れたり、イメトレもたくさんしました。今になって振り返ると、コンテストだからと言っても、人と人がすることだと思い、相手を意識した話をしました。

今は、団体賞で頂いたKSPのビジネスイノベーションスクール(http://www.ksp.co.jp/hrd/school/)に参加したり、高校時代から興味を持って調べていた発展途上国や国際開発や世界の貧困の改善についてゼミで研究していたりしています。夏休みには元JICAの人と一緒に初めて発展途上国と呼ばれる場所に行って、ただ協力とか援助じゃなくて、ビジネスとしてできたらいいなと自分の想いを確認してきました。

もともとは、起業をしたいと思っていたわけではなかったこともあり、ビジコンが終わった後、一時期自分は本当に起業をしたいのかと迷う時期もあったりました。でも、たくさんの人に応援してもらい、気にしてくれている人がいるから、そして行動を繰り返す中で目指すビジョンが見えてきたので、もう一回頑張ろうと思えました。

ビジネスプランコンテストに出るとき、期待していたことは何ですか?

副賞で何をもらえるのかが気になっていました。審査員からのどんなフィードバックをもらえるのかを期待していました。

ビジネスプランコンテストに出て印象に残っていること・良かったことはありますか?

かながわ学生ビジネスプランコンテストに出て、とてもよかったことが2つありました。

1つ目は、大学外だったので、普段会えないような人に会えたことです。審査員や様々な大人の人に出会えたことだけでなく、参加する生徒も含めて、とても刺激を受けました。特にPoliPoliの伊藤君たちは、すでに実証実験をしていて、ビジコン後もどんどん活動していって、本当にすごいと思いました。そういう人との出会いは学内では中々ないけれど、ビジネスプランコンテストをきっかけに出会えて、身近な友達という関係ができたので、自分も頑張ろうって思えるようになりました。

2つ目は、賞の副賞がお金じゃなく実践的なものばかりだったからこそ、自分の力になったということです。

特に、KSP賞で頂いたビジネスイノベーションスクールに関してはとても勉強になりました。具体的には、企業のケーススタディの課題は内容が濃く、ディスカッションを通じて、より実践的な学びができました。参加者は大人のビジネスマンばかりで、周りの人の意見が聞けるというのも貴重な機会だったし、他の大人たちが気づかないような自分の中にしかない意見や着想があったりして、自分の自己理解が深まりました。

また、面白法人カヤックの代表の柳澤さんとランチに行けたのも嬉しかったです。普段話すことができないベンチャー企業の代表の方と話すことができ、刺激になりました。イベントに行って登壇者として話を聞くのではなく、近い距離で話がきけて本当によかったです。

お金じゃなかったからこそ、普段の自分が選ばない選択肢をもらえたり、お金以上の価値ある経験や出会いがあったりして、参加して本当に良かったと思っています。

あなたの人生や事業を通じて「こんな世の中・こんな未来を実現したい!」というビジョンを教えてください。

将来は、連続して何度も新しい事業を立ち上げる起業家、シリアルアントレプレナーになりたいです。

そのためのステップとして、在学中に起業をしたいと思っています。まずはシェアキッチンを小規模から実施して、売却できる企業に育てたいです。

売却できるような価値の高い企業ができれば、場合によっては億単位のお金が入ってきます。そのお金で、将来的に世界の貧困の問題の改善につながるような互いがwin-winになれるようなビジネスをつくっていきたいと考えています。発展途上国の人々を支援する、されるという関係ではなく、ビジネスパートナーとしての対等な関係で、世界の貧困改善につながることをしていくBOPビジネス(※)を創るというのが最終的なゴールです。

BOPビジネスとは、BOP(Base of the Economic Pyramid)層と呼ばれる開発途上国を中心に、世界人口の約7割を占める3,000ドル以下の低所得層にとって有益な製品・サービスを提供することで、当該国の生活水準の向上に貢献しつつ、企業の発展も達する持続的なビジネスのこと。

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