届出者住所 | 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 | |
---|---|---|
届出者氏名 | 三菱電機株式会社 代表取締役 執行役社長 杉山 武史 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;電気機械器具製造業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 28 年度~平成 30 年度 |
基準年度 | 平成 27 年度 |
---|
基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
---|---|---|
基準排出量の合計量 | 42,600 tCO2 | 41,900 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 40,100 tCO2 | 39,400 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 41,300 tCO2 | 40,600 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 42,100 tCO2 | 41,400 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 45,500 tCO2 | 44,800 tCO2 |
削減率 | 1.17 % | 1.19 % |
基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
---|---|---|
基準年度の排出量原単位 | 153.1 tCO2/千㎡ | 150.5 tCO2/千㎡ |
計画初年度の排出量原単位 | 144.1 tCO2/千㎡ | 141.6 tCO2/千㎡ |
計画2年度目の排出量原単位 | 143.5 tCO2/千㎡ | 141.1 tCO2/千㎡ |
計画3年度目の排出量原単位 | 146.2 tCO2/千㎡ | 143.8 tCO2/千㎡ |
目標とした最終年度の排出量原単位 | 149.7 tCO2/千㎡ | 147.4 tCO2/千㎡ |
削減率 | 4.51 % | 4.45 % |
原単位の指標の種類 | 延床面積 |
---|
平成28年度~30年度のエネルギー起源二酸化炭素排出量削減計画について、平成30年度を終えての結果、基準年度に対して(基)排出量は1.17%、原単位は4.51%の削減となり、いずれも目標を達成した。 その要因としては、平成29年度に相模事務所にてクリーンルームを主体とした延床面積で概ね10千m2の工場(衛生機器生産棟)の竣工/稼動による排出量の増加があったものの、一部の事業活動の撤退によるエネルギー消費減と、それ以上に、計画的に取り組んできた排出量削減対策と、経営的判断により集中的に取り組んだ排出量削減対策の効果が大きく得られたものと判断する。 以下に、その主要施策を記す。 1.高効率機器の導入促進 (1)事務所、工場等の照明を計画的にLED器具に更新を実施。 (2)事務所、工場等の空調機を計画的に高効率機器への更新を実施。 (3)2次変電所変圧器を計画的に高効率機器への更新を実施。 2.多エネルギー消費設備等の運用改善 (1)大型クリーンルームにおける清浄度と換気回数の検証と精査をし、運転制御の最適化を行い空調負荷の低減化を実施。 (2)工場内でのエネルギー消費状況を概ねリアルタイムで確認出来る「見える化」の環境整備を行い生産設備におけるエネルギー消費ロスの削減を実施。 (3)構造改革に伴う工場リレイアウト等での2次変電所の負荷変動に応じ、その負荷統合(2次変電所間での盛替え)を行い、配電系統の最適化を実施(不必要2次変電所を休止化)。 |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
1.推進体制の整備(3101) 環境管理活動の中でエネルギー起源二酸化炭素排出量改善を実施する。 2.管理基準の作成・変更(3102) 設備のエネルギー消費効率改善を徹底するため、主要機器を中心に管理基準の見直しを実施する。 3.変圧器対策(1501/3701) 各配電系統の変圧器をトップランナー基準以上の高効率型への更新を行い、エネルギー起源二酸化炭素排出量の削減を図る。 4.空調設備更新(1201/3306) 老朽化空調設備を高効率タイプを更新すると共に、クリーンルームの空調機器においては温湿度制御方式や制御管理値の改善によりエネルギー起源二酸化炭素排出量の削減を図る。 5.ポンプ対策(3803) 高効率ポンプへの更新およびインバータによる制御化の実施により、エネルギー起源二酸化炭素排出量の削減を図る。 6.電動機対策(3806) 高効率ポンプへの更新およびインバータによる制御化の実施により、エネルギー起源二酸化炭素排出量の削減を図る。 7.照明設備対策(1401/3809) 照明機器を高効率型(LED照明、自動調光)に更新する。 8.建物対策(3901) 工場屋根の遮熱塗装の実施や複層ガラス窓の設置等での空気調和設備の負荷低減により、エネルギー起源二酸化炭素排出量の削減を図る。 |
1.推進体制の整備(3101) 環境管理活動の中でエネルギー起源二酸化炭素排出量改善を実施。 2.管理基準の作成・変更(3102) 設備のエネルギー消費効率改善を徹底するため、主要機器を中心に管理基準の見直しを実施。 3.変圧器対策(1501/3701) 各配電系統の変圧器をトップランナー基準以上の高効率型への更新。(7台 H28~H30) 4.空調設備更新(1201/3306) 老朽化空調設備を高効率タイプに更新。(24台 H28~H30) 5.ポンプ対策(3803) 高効率ポンプへの更新およびインバータによる制御化の実施。(1台 H28) 6.電動機対策(3806) 高効率ポンプへの更新およびインバータによる制御化の実施。 7.照明設備対策(1401/3809) 照明機器を高効率型(LED照明/自動調光)に更新。(LED化率 約80%) 8.建物対策(3901) 工場屋根の遮熱塗装の実施や複層ガラス窓の設置。 |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
1.鎌倉製作所 (1)平成15年度に発電能力20kWの太陽光発電設備を導入し、工場内の電力として使用中。 (2)平成23年度に発電能力58kWの太陽光発電設備を導入し、工場内の電力として使用中。 (3)平成25年度に発電能力66kWの太陽光発電設備を導入し、工場内の電力として使用中。 2.インフォメーションシステム統括事業部 平成23年度に発電能力135kWの太陽光発電設備を導入し、事業場内の電力として使用中。 3.情報技術総合研究所 (1)平成17年度に発電能力10kWの太陽光発電設備を導入し、研究所内の電力として使用中 (2)平成21年度に発電能力102kWの太陽光発電設備を導入し、研究所内の電力として使用中。 (3)平成22年度に太陽光発電設備を備えたスマートハウスを研究所内に建設し、実証実験を実施中。 (4)平成23年度に発電能力488kWの太陽光発電設備を導入し、研究所内電力として使用中。 (5)平成24年度に太陽光発電設備を備えたスマートハウスを研究所内に建設し、実証実験を実施中。 4.鎌倉製作所相模事務所(旧、半導体デバイス事業部相模事務所) 平成23年度に発電能力424kWの太陽光発電設備を導入し、工場内の電力として使用中。 |
1.鎌倉製作所 (1)平成15年度に発電能力20kWの太陽光発電設備を導入し、工場内の電力として使用継続。 (2)平成23年度に発電能力58kWの太陽光発電設備を導入し、工場内の電力として使用継続。 (3)平成25年度に発電能力66kWの太陽光発電設備を導入し、工場内の電力として使用継続。 2.インフォメーションシステム統括事業部 平成23年度に発電能力135kWの太陽光発電設備を導入し、事業場内の電力として使用継続。 3.情報技術総合研究所 (1)平成17年度に発電能力10kWの太陽光発電設備を導入し、研究所内の電力として使用継続。 (2)平成21年度に発電能力102kWの太陽光発電設備を導入し、研究所内の電力として使用継続。 (3)平成22年度に太陽光発電設備を備えたスマートハウスを研究所内に建設し、実証実験を継続。 (4)平成23年度に発電能力488kWの太陽光発電設備を導入し、研究所内電力として使用継続。 (5)平成24年度に太陽光発電設備を備えたスマートハウスを研究所内に建設し、実証実験を継続。 4.鎌倉製作所相模事務所 平成23年度に発電能力424kWの太陽光発電設備を導入し、工場内の電力として使用継続。 |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
1.環境教育・地域共生 近隣小学校の児童に対し、工場で製造している人工衛星を説明し、人工衛星に親しみをもってもらうと共に、気象衛星「ひまわり8号」や地球温暖化の原因となる温室効果ガスを観測する人工衛星「いぶき」を紹介し、宇宙から考える環境保全の説明を行う。 また、工場での環境への取組みを紹介し、子供達一人ひとりが身近に出来る省エネルギー等について、一緒に考え、気付いてもらいながら、環境に対する親しみをもってもらえる様にする。 2.森林保全・緑化推進・生物多様性保全 海・平野・山の自然に富んだ神奈川県の特長を生かした3つの里山保全活動のプログラムとして以下の活動を実施する。 (1)荒れた農地から農作物が良く育つ農地への回復を目指す「鎌倉市農地回復活動」 (2)都市部に隣接した平地林の存続を目指す「こもれびの森保全活動」 (3)水浄化作用のある海草・アマモ場を再生し、海の浄化・生態系の保全を目指す「アマモ再生活動」 |
1.環境教育・地域共生 近隣小学校の児童に対し、工場で製造している人工衛星を説明し、人工衛星に親しみをもってもらうと共に、気象衛星「ひまわり8号」や地球温暖化の原因となる温室効果ガスを観測する人工衛星「いぶき」を紹介し、宇宙から考える環境保全の説明を行った。 また、工場での環境への取組みを紹介し、子供達一人ひとりが身近に出来る省エネルギー等について、一緒に考え、気付いてもらいながら、環境に対する親しみをもってもらえた。 2.森林保全・緑化推進・生物多様性保全 海・平野・山の自然に富んだ神奈川県の特長を生かした3つの里山保全活動のプログラムとして以下の活動を実施。 (1)荒れた農地から農作物が良く育つ農地への回復を目指す「鎌倉市農地回復活動」 (2)都市部に隣接した平地林の存続を目指す「こもれびの森保全活動」 (3)水浄化作用のある海草・アマモ場を再生し、海の浄化・生態系の保全を目指す「アマモ再生活動」 |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
1.スマートグリッド検証システムにより低炭素化社会に貢献 スマートグリッド向け実証実験用スマートハウスを敷地内に建築し、需要家としてのスマートグリッド向け技術開発を行う。 2.低炭素型の交通管制機器製品の開発、及び市場投入により低炭素化社会に貢献 交通管制機器の省エネルギー化を製品の小型・軽量化と共に市場の要求に沿い開発し、製品使用時のエネルギー起源二酸化炭素排出量削減に貢献。 |
1.スマートグリッド検証システムにより低炭素化社会に貢献 スマートグリッド向け実証実験用スマートハウスを敷地内に建築し、需要家としてのスマートグリッド向け技術開発をおこなった。 2.低炭素型の交通管制機器製品の開発、及び市場投入により低炭素化社会に貢献 交通管制機器の省エネルギー化を製品の小型・軽量化と共に市場の要求に沿い開発し、製品使用時のエネルギー起源二酸化炭素排出量削減に貢献した。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
---|---|---|---|---|
第1種 | 鎌倉製作所 | 神奈川県鎌倉市上町屋325 | 2969 | その他の電子応用装置製造業 |
第1種 | インフォメーションシステム統括事業部 | 神奈川県鎌倉市上町屋325 | 3000 | 主として管理事務を行う本社等 |
第1種 | 鎌倉製作所相模事務所 | 神奈川県相模原市中央区宮下1-1-57 | 2969 | その他の電子応用装置製造業 |
第2種 | 情報技術総合研究所 | 神奈川県鎌倉市大船5-1-1 | 3000 | 主として管理事務を行う本社等 |