結果報告書 (株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県横須賀市内川二丁目3番1号
届出者氏名 株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン 代表取締役社長 中島 潤二郎
主たる業種 製造業  |  中分類;非鉄金属製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 28 年度~平成 30 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 27 年度

排出量の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 8,870 tCO2 8,750 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 7,110 tCO2 7,010 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 8,340 tCO2 8,220 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 6,370 tCO2 6,280 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 8,430 tCO2 8,310 tCO2
削減率 28.18 % 28.23 %

排出量原単位の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準年度の排出量原単位 521.2 tCO2/千本 514.1 tCO2/千本
計画初年度の排出量原単位 664.5 tCO2/千本 655.1 tCO2/千本
計画2年度目の排出量原単位 758.2 tCO2/千本 747.3 tCO2/千本
計画3年度目の排出量原単位 - tCO2/千本 - tCO2/千本
目標とした最終年度の排出量原単位 517.8 tCO2/千本 510.4 tCO2/千本
削減率 #VALUE! % #VALUE! %
原単位の指標の種類 生産数量(燃料棒本数)

排出の状況に関する説明

二酸化炭素の排出量は、基準年の8,870tCO2に対して最終年度の排出量が6,370tCO2で28.18%の減少となり、計画の目標を達成することができた。
これは基準年度と比較して燃料棒の生産量が年々減少し、昨年度は生産量がゼロとなったことが大きく影響しているが、同時に構内に点在している事務所の一部統合や室内負圧管理用給排気設備の稼働日数を削減するなどの対策もあわせて実施してきたことも排出量の削減に繋がったと考えられる。
ただし、原単位については原子力発電所の停止に起因する生産量低下からの回復が予定より遅れ、当初想定していた燃料棒の生産量に及ばなかったばかりか、昨年度は燃料棒の生産量がなかったことから、基準年度に対して増加することとなった。
*昨年度の生産量がゼロのため、排出量原単位の数値は算定不可となった。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
○変圧器対策(3701)
 配電用高圧変圧器及び高圧電動機用変圧器を更新し、高効率化を図る。
 高圧電動機用変圧器を低損失変圧器に更新する。

○空調設備対策(3306)
 空調機を更新し、高効率化を図る。
○照明設備対策(3809)
 LED照明への転換を図る。

○推進体制の整備(3101)
 全従業員に対して地球温暖化に関する教育を実施し、省エネ意識の高揚を図る。
○変圧器対策(3701)
 H28年に変電所を統合することで変圧器を3台撤去し高効率変圧器3台を更新した。
 高圧電動機用変圧器の低損失変圧器化への更新は、社内事情により未実施。
○空調設備対策(3306)
 H28年に空調機用電動機1台を更新した。
○照明設備対策(3809)
 一部事務所、空調室等の照明をLED照明へ転換した。(LED化率は概ね50%程度)
○推進体制の整備(3101)
 環境教育を実施し省エネ意識の高揚を図った。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

計画実施の結果
○安全な操業
弊社は、原子力発電所用の原子燃料の設計、開発、製造、販売を行っており、原子力発電に伴う二酸化炭素の削減効果は大変高いので、当社製品の生産量を向上させるため、日頃より安全な操業を確保し、ユーザーへの安定供給を図る。
○工場見学会の開催
弊社の環境保全活動及び地球温暖化対策の取り組みについて紹介する。


○近隣公園の緑化
毎年当社従業員による、近隣公園の緑化及び会社周辺清掃等を実施する。
○東日本大震災以降、弊社から原子燃料を供給する原子力発電所は稼動しておらず、二酸化炭素排出量の削減には寄与していないが、原子力発電所の再稼働に向けた支援業務等を実施している。


○神奈川県環境保全協議会の工場見学会を開催したほか、地域見学会等において、原子力発電に伴う二酸化炭素の削減効果について説明し、原子力安全を最優先で操業すること、及び弊社の環境保全活動についても合わせて紹介している。
○地域への取り組みとして近隣公園の緑化、会社周辺の清掃等を実施している。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

計画実施の結果
○原子力発電所再稼働に向けての電力各社の支援の実施
 東日本大震災及び福島原子力発電所の事故に伴い、操業停止した各原子力発電所の再稼働に向けた各種支援業務を実施する。
○各種燃料の改良に関する諸施策を実施し、発電所での高効率運転に努める。
○原子力発電所の再稼働に向けた対応として、新規制基準適合性審査の支援業務、及び長期停止後のプラント再稼働に向けた影響評価等を実施し、一定の効果をあげており、さらに継続して実施していく。

○新燃料の開発に向けた試験を計画通り進めてきた。今後も継続して実施していく。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 本社工場 神奈川県横須賀市内川2-3-1 2391 核燃料製造業

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