結果報告書 (伊勢原市役所)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県伊勢原市田中348番地
届出者氏名 伊勢原市役所  伊勢原市長 髙山 松太郎
主たる業種 公務(他に分類されるものを除く)  |  中分類;地方公務
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者 (使用台数 県内116台、うち適用除外区域外116台)

このページの先頭へもどる

計画期間

平成 28 年度~平成 29 年度

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 27 年度

排出量の状況

実排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 5,590 tCO2 5,490 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 5,590 tCO2 5,530 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 5,540 tCO2 5,490 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 5,470 tCO2 5,380 tCO2
削減率 0.89 % 0.00 %

排出の状況に関する説明

○保有設備の運転効率の見直しは全庁的に徹底できたものの、高効率設備への更新は、計画期間内に実績としてはなく、電気使用量は減とならなかった。
○LED照明等高効率な照明器具の導入に関しては、アクアクリーンセンターで実施があり、エネルギー使用量の削減に寄与した。
○再生可能エネルギーについては、耐震設備等の設置基準を満たす施設が少なく導入できなかった。次期計画でも導入が見込めない状況である。
○計画期間内に消防設備の浴室改修があり、熱源を灯油から液化石油ガスへ変更した。
〇近年の異常気象などから空調稼働率が増加し、都市ガスの使用も増加した。
〇以上の結果、実排出係数ベースでの排出量では基準年度から50tCO2減、調整後排出係数ベースでは横ばいとなり目標を達成出来なかった。
○次期計画では、計画期間内に施設の統廃合や設備更新に伴う高効率設備への更新を見据えていることから、二酸化炭素排出削減に一層努めたい。

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《対象自動車を100台以上使用する事業者》

基準年度平成 27 年度

排出量の状況

基準排出量の合計量 279 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 259 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 255 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 273 tCO2
削減率 8.60 %

排出量原単位の状況

基準年度の排出量原単位 0.518 tCO2/千km
計画初年度の排出量原単位 0.505 tCO2/千km
計画2年度目の排出量原単位 0.488 tCO2/千km
目標とした最終年度の排出量原単位 0.507 tCO2/千km
削減率 5.79 %
原単位の指標の種類 走行距離

排出の状況に関する説明

○基準年度から比べると、ガソリン車、軽油車の走行距離及び燃料給油量が減少した。それに関しては、エコドライブの実践や冬季(12~1月)の自動車抑制に伴う成果である。
〇その結果、排出量、原単位とも削減目標を達成した。
○低公害車・低燃費車の率先導入は努めており、割合は増加している。引き続き次期計画においても低公害車・低燃費車の率先導入を励行していく。

対象自動車の使用状況

総数うち 電気自動車うち 天然ガス自動車うち ハイブリッド自動車うち ディーゼル代替LPガス自動車
使用台数 116 台 2 台 0 台 0 台 0 台
割合 1.72 % 0.00 % 0.00 % 0.00 %

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
【伊勢原市】
〇推進体制の整備(1101)
○設備ごとの定期点検の実施(1103)
○室内の冷暖房設定温度の見直し(1201)
○ボイラー設備の更新を行っていく。(1301)
○更新時期がきた設備から順次LED照明を導入していく。(1401)
○業務用機器の不要時の電源遮断による待機電力の削減(1701)

【アクアクリーンセンター】
○更新時期が来た空調設備については、高効率型空調機を導入していく。(3306)
○脱水工程を夕方から夜間に移行することにより、電力使用量が多い昼間の時間帯を避けることで、本処理場のエネルギー消費の平準化を図る。(3703)
○更新時期が来た照明器具については、順次LED照明を導入していく。(3809)
【伊勢原市】
〇推進体制の整備(1101)
 ・各所属に推進員を置き、排出量抑制を呼び掛けた。
○設備ごとの定期点検の実施(1103)
 ・フロン排出抑制法に基づき、空調機器の点検を実施し、設備の状況を把握した。
○室内の冷暖房設定温度の見直し(1201)
 ・夏は28度、冬は19度での温度管理を徹底した。
○ボイラー設備の更新を行っていく(1301)
 ・ボイラー設備の更新は計画期間内では達成出来なかったため、次期計画期間において更新を行っていく。
○業務用機器の不要時の電源遮断による待機電力の削減(1701)
 ・パソコンに表示されるメッセージや放送などを用いて、励行を行った。

【アクアクリーンセンター】
〇高効率空調機への更新(3306)
 ・更新は次期計画期間に延期した。
○電力負荷の管理対策(3703)
 ・昼間運転していた脱水機を平成28年度より夕方から夜間の運転に移行することで、電力使用量が多い昼間の時間帯を避けて、エネルギー消費の平準化を図った。
○照明設備対策(3809) 
 ・平成28年度は蛍光灯の一部(23基)、平成29年度は水銀灯の一部(4基)と誘導灯の一部(55基)をLED照明にした。
○電動機対策(3806)
 ・平成29年度に水処理設備で使用の水中攪拌機6台(3.7kw→2.2kw)を更新した。
 ・平成29年度に水処理設備で使用の水中攪拌機12台を停止させた間欠運転を実施した。
 ・平成29年度に汚泥処理設備で使用の濃縮汚泥貯留槽攪拌機を24時間連続運転を止めて、夜間の運転を停止した。

自動車における措置

計画実施の結果
○低燃費車の導入(5106)
 公用車の計画的な更新と消防車等の特殊車両の更新等を行い、低燃費車・低公害車の導入割合を上げていく。
 低燃費車・低公害車の導入を進め、近距離移動の際には公用車を使用せず、相乗りや合理的な経路を使用することで公用車の燃料使用量を削減していく。
○CO2の排出量の著しく少ない自動車の導入(5107)
 電気自動車の普及促進を兼ねて公用車に電気自動車を導入していく。
○エコドライブの実践(5105)
 大気汚染対策として12月から1月末までの祝日を除く毎週水曜日に自動車の使用抑制を行っていく。実施内容として「公用車の使用抑制」「自家用車での通勤の自粛」「アイドリング・ストップの励行」「エコドライブの実践」を行っていく。
○低公害車の導入(5106)
 公用車の計画的な更新などを行い、低燃費車・低公害車の導入割合は微増した。また、相乗りなどについても励行したため、燃料使用量は基準年度に比べて減少した。
○CO2の排出量の著しく少ない自動車の導入(5107)
 新規での電気自動車の導入には至らなかった。次期計画においては、最新の電気自動車の導入を行い排出量削減に努める。
○エコドライブの実践(5105)
 冬季の自動車使用抑制については、概ね達成は出来たので、引き続き継続したい。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果
○市ノ坪公園に太陽光発電設備を平成17年度より導入している。(3.00kw) ○市ノ坪公園の太陽光発電設備を継続して運用した。

このページの先頭へもどる

地域の地球温暖化対策の推進への貢献

計画実施の結果
○環境教育の実施
 ・環境教育の充実及び振興の一環として、市民団体や自治会等が環境学習会を開催する際に、専門的な知識や経験を有する指導員を派遣する「環境学習指導員派遣事業」を実施していく。
○環境啓発イベントの実施
 ・毎年5月に「いせはら環境展」、11月に「いせはらストップ温暖化展」を開催し、温暖化防止対策等について周知を行っていく。
○みどりのカーテンの普及促進
 ・みどりのカーテンの普及促進のため、みどりのカーテン育成記録の提出、みどりのカーテン育て方教室等を実施していく。
○環境学習の副読本の作成
 ・小学生向けの環境学習の副読本「環境行動の手引き」を制作し、市内の小学校に配布していく。
○電気自動車購入補助
 ・環境負担の少ない電気自動車の普及促進のため、電気自動車用の急速充電器の設置及び管理を行っていく。
○事業者向けのセミナーの開催
 ・事業者向けにエコアクション21の取得や太陽光発電設備の設置補助についてのセミナーを実施していく。
〇一般家庭省エネ講座の開催
 ・市民一人一人の実践につながる「エコ・クッキング教室」を実施していく。
○環境教育の実施
 ・環境学習指導員派遣事業については、実績増加傾向にあり引き続き普及啓発に努めていく。
○環境啓発イベントの実施
 ・各種イベントの場で普及啓発を図った。
○みどりのカーテンの普及促進
 ・みどりのカーテン育て方教室では、参加者も多く盛況であった。
○環境学習の副読本の作成
 ・小学校だけではなく、中学校にも配布を行った。
○電気自動車購入補助
 ・急速充電器の管理に努めた。
○事業者向けのセミナーの開催
 ・セミナーを実施し、参加者も多数で盛況であった。
〇一般家庭省エネ講座の開催
 ・予定通りに開催した。

このページの先頭へもどる

このページの先頭へもどる

エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第2種 アクアクリーンセンター 神奈川県伊勢原市神戸120 3631 下水道処理施設維持管理業

このページの先頭へもどる