ミウィ橋本における平成28年度のエネルギー使用量は、空調機器を除く電気使用量が、計画書に定めた諸施策の成果として、前年比-2.6%の結果を得ることができたが、空調機器に係わる電気使用量は、商業施設を利用するお客様やテナント従業員に対する館内の「暑さ・寒さ対策」により、前年比+16.5%に増加する結果となった。
増加の詳細については、昼間電力が6月以降〜年度末まで断続的に増加しており、夜間電力(熱源(氷蓄熱・温水槽)のためのもの)も6月から12月まで増加、特に10月から12月までの増加が著しいものとなった。
その結果、二酸化炭素排出量及び排出量原単位については、「暑さ・寒さ対策」による空調電力増のため、前年比で排出量は+5.4%、排出量原単位は+5.5%増加する結果となった。
平成29年度は、以下の対策により、二酸化炭素排出量及び排出量原単位の削減に努めたい。
・空調機以外の電気使用量については、計画書に定めるLED照明などの効率機器への設備更新や諸施策を実施により、昨年度と同様の傾向が得らるように削減に努めていきたい。
・空調機器に係わる電気使用量は、機器部品の更新・点検・調整、フィルターの清掃(機器や壁面外気取込み)、館内給排気バランスの調整のほか様々な施策により本来性能を復旧し、効率的な運転が可能となるよう努めていきたい。
|