排出状況報告書 (日本新薬株式会社)

事業者の名称等

届出者住所 京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14
届出者氏名 日本新薬株式会社  代表取締役社長 前川 重信
主たる業種 製造業  |  中分類;化学工業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間等

平成 28 年度〜平成 30 年度
報告対象年度 平成 28 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 27 年度

排出量の状況

基準排出量の合計量平成 28 年度の排出量の合計量最終年度の排出量の合計量
実排出係数ベース 4,370 tCO2 4,470 tCO2 5,160 tCO2
調整後排出係数ベース 4,320 tCO2 4,430 tCO2 5,101 tCO2

排出量原単位の状況

基準年度の排出量原単位平成 28 年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位
実排出係数ベース 0.0378 tCO2/万錠 0.0417 tCO2/万錠 0.0439 tCO2/万錠
調整後排出係数ベース 0.0374 tCO2/万錠 0.0413 tCO2/万錠 0.0434 tCO2/万錠
原単位の指標の種類 錠剤数

排出の状況に関する説明

 当社は、営業拠点として、横浜・厚木・湘南(藤沢)に営業所、生産拠点として、小田原に工場を設置している。
 営業所は、外勤者が大半であり、事務所の照明、空調機に使用する電力はごく僅かで変動も少なく、二酸化炭素排出量の大半は、工場が占めている。

 小田原総合製剤工場は、2004年からISO14001認証取得事業所として、環境活動にも積極的に取り組んでいる。当社唯一の生産工場として稼働しており、現在新たに製剤棟を建設中で7月末完成予定である。
 医薬品の製造は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」により、製造基準が厳格に定められているため、その基準を順守することが前提条件となる。医薬品の製造及び保管環境の維持管理においても、国際基準に合わせたより高いレベルでの管理が必要となり、空調機の長時間運転等をせざるを得ないような状況となっている。

 排出量原単位については、原単位の指標として、製品生産管理数量単位とし、錠剤数を単位としている。また、錠剤単位は1万錠とし、錠剤、カプセル・顆粒剤・注射剤(錠剤換算)の合計とし、今回より、エネルギー使用量に対し、より密接かつ適正となるよう原単位ユニットの中の「注射剤」の換算数を見直した。その結果、平成28年度生産量は、平成27年度と比較し、7%減少し、排出量原単位は10.3%増となった。また、原単位の指標の種類を生産面積とした場合で試算すると、0.0121tCO2uとなり、排出量原単位は2.2%増加となる。

 排出量については、省エネ対策として、H29年3月に吸収式冷凍機3台のうち、1台をターボ冷凍機に更新したことにより、電気使用量は増えたが、ガス使用量は減ったことから削減効果が得られた。しかし、新棟建設に伴い、生産量に反映されないエネルギーが増えたため、総使用量は増加となった。

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