届出者住所 | 神奈川県川崎市幸区鹿島田1丁目1番2号 | |
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届出者氏名 | 三菱ふそうトラック・バス株式会社 取締役社長 マーク リストセーヤ | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;輸送用機械器具製造業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 28 年度〜平成 32 年度 |
三菱ふそうトラック・バス株式会社は2020年までの環境中期行動計画を定めています。 生産分野では事業の拡大のため二酸化炭素排出量が増加するが、二酸化炭素排出量原単位を2020年までに2015年比 12%削減することを目標としています。 また、製品であるトラック、バスの燃費低減や使用方法も含んだ温室効果ガス低減を目指しています。 生産活動においては大きく3つの柱、「創エネ」、「EMS(エネルギーマネージメントシステム)」、および「省エネ活動」を組み合わせて実施しています。 製品の温室効果ガスの低減を図るため以下の施策を実施します。 低燃費講習会の開催 燃費の良い自動車の販売を推進し、各地域でのトップクラスの燃費性能を目指す ・国内:2015年燃費基準の達成(100%) ・海外:欧州/米国 次期CO2規制対応 次世代車の開発および普及促進を図る ・HEV車の開発および普及 ・EV車の先行開発を推進 ・バイオ燃料対応車の研究開発 非CO2の温室効果ガス低減のため新冷媒エアコンの開発促進 |
基準年度 | 平成 27 年度 |
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基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 9,910 tCO2 | 10,465 tCO2 | -5.60 % |
調整後排出係数ベース | 9,770 tCO2 | 10,317 tCO2 | -5.60 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 4.62 tCO2/千個 | 4.06 tCO2/千個 | 12.12 % |
調整後排出係数ベース | 4.55 tCO2/千個 | 4.00 tCO2/千個 | 12.09 % |
原単位の指標の種類 | 生産量 |
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原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 | − |
三菱ふそうでは生産工場に関し2020年までに温室効果ガス(CO2)の排出量原単位を2015年比で12%低減を目指す目標を設定しています。 一方生産動向では最終年度に向けて生産量の増加が予想されているが低炭素社会へ、貢献することも企業としての役目と認識し積極的な取り組みを実施している。 ・事業の拡大を考慮し二酸化炭素排出量が増加する目標を設定した。 ・原単位に関しては生産工場全体と同じ2015年比12%減の目標を設定した。 ・原単位の分母は工場の生産個数とした。 ・これまでの主な取り組みは以下の通りである。 工場屋根への遮熱塗料の塗布 機械加工法変更による稼働率向上 変電設備更新にあわせて高効率機器の採用 熱処理炉の省エネ対策等を行ってきた。 実績としては2015年までに全工場の合計で90年比60%以上の二酸化炭素排出量を削減している。 今後も引き続き以下のような取り組みを推進していく。 @設備の設置時は高効率な機器を採用する。 A空調機の温度設定を遵守する(暖房時18℃ 冷房時28℃) B工場及び事務所の照明をシフト間の消灯を徹底する。 C照明の新設及び更新時にLED型又は高効率型を導入する。 D熱処理炉の省エネ対策を推進 |
・管理標準の作成・変更(3102) 工場換気設備の管理標準を策定と管理の実行 ・主要設備の等の保全管理(3103) ポンプ類の負荷管理の実行。 ・エネルギー使用量の管理対策(3105) 工程別エネルギー使用量の把握促進と分析の実行 ・冷凍機対策(3305) COP算出と適正管理の実行 ・加熱設備対策(3301) 熱処理炉の耐火材のセラミックファイバー化の実行 ・コンプレッサー対策(3805) エアブローの間欠化によるエア消費量の削減の実行 |
新エネルギーの導入については検討中。 |
・省燃費運転についてホームページで公開している。 暖気運転は短めに、空ぶかし厳禁、ちょうどいいエンジン回転で走る等10項目についてポイントを解説している。 |
・弊社の製品であるトラック・バスは使用中の二酸化炭素排出量が多い製品であるため、積極的な燃費向上及び 排出ガス低減に取り組んでいる。その一例としてハイブリッドトラック、BlueTecシステム、エコドライブ 支援システム等を開発・商品化している。 また、小型電気トラックの開発にも取り組みます。 ・取引先にエコドライブの実施を書面にて依頼し、輸送に関する二酸化炭素削減にも取り組んでいる。 ・交通エコロジー・モビリティ財団認定を受けトラックのエコドライブ講習を実施している。 ・二酸化炭素削減のため、廃棄物の削減、分別の徹底に取り組んでおり、全工場の合計で98%以上のリサイク ル率を達成している。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 中津工場 | 神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4001 | 3111 | 自動車製造業 |