事業活動温暖化対策計画書 (株式会社東京ガス横須賀パワー)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県横須賀市浦郷町5丁目2931番地70
届出者氏名 株式会社東京ガス横須賀パワー  代表取締役社長 城 雅昭
主たる業種 電気・ガス・熱供給・水道業  |  中分類;電気業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 27 年度〜平成 31 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

○ 弊社は、高効率ガスタービンコンバインドサイクル発電設備を所有し、東京電力との契約に基づき電力を供給販売
 するIPP事業者です。二酸化炭素排出量の削減には、供給電力量を削減することによる排出量の削減と発電性能を
 維持・回復することによる原単位の削減があります。しかし、東京電力との契約により供給電力量を削減することはで
 きません。また、設備の経年劣化に伴う発電性能の低下で原単位も徐々に増加していくことが推定されます。弊社と
 しては「原単位の削減」に向け、次の様な対策に、技術的かつ経済的に可能な範囲で取り組み、地球温暖化対策に
 寄与できるよう努力することとします。
  @ ガスタービン圧縮機翼の定期的な薬品洗浄(1回/月)を行い、発電性能を維持する。
  A 設備全体の定期点検整備(1回/年)を的確に行い、発電性能を維持する。
  B ガスタービン高温翼を計画的(約3万運転時間毎)に交換補修することで、発電性能の回復を図る。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 26 年度

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
実排出係数ベース 0.421 tCO2/MWh 0.429 tCO2/MWh -1.90 %
原単位の指標の種類 発電電力量
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由

削減の目標の設定に関する説明

○ 目標とする原単位の削減は、基本方針に示したBガスタービン高温翼の交換補修による発電性能回復の効果を削
 減量とします。
○ 最終年度における排出量原単位は、基準送電電力量ベースによる各年度の発電性能予想から求めた原単位の差
 分(平成31年度予想-平成27年度予想)を、基準年度(平成26年度実績)に加算した値です。
 目標削減率は、設備劣化に伴う発電効率の低下によりマイナスとなります。
○ なお、基本方針に示した@ガスタービン圧縮機翼の定期的な薬品洗浄及び設備全体の定期点検整備については定
 量化が難しいため、原単位削減の評価はしておりません。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

○ 推進体制の整備(3101)
 ・省エネに関する提案を社内より募り、優秀な事例を表彰するなどの活動を展開する。
○ 主要設備等の保全管理対策(3103)
 ・計画保守に基づく定期的な設備点検等を実施する。
○ 定期的な計測、記録対策(3104)
 ・管理用計算機による運転記録の適正管理及び計画保守に基づく定期的な設備点検等を実施する。
○ エネルギー使用量の管理対策(3105)
 ・エネルギー原単位の的確管理を行なう。
○ 燃料燃焼管理対策(3201)
 ・空気比の管理及び定期的な点検整備を実施する。
○ 加熱設備対策(3301)
 ・供給蒸気は、負荷に応じた圧力に適正に管理する。
○ ボイラー対策(3303)
 ・ボイラ水質の管理及びブロー量の適正な管理を行なう。
○ 排ガスの廃熱回収の管理対策(3401)
 ・排ガス温度を適正に管理する。
○ 発電専用設備(3501)
  @ ガスタービン圧縮機翼の定期的な薬品洗浄(1回/月)を行い、発電性能を維持する。
  A 設備全体の定期点検整備(1回/年)を的確に行い、発電性能を維持する。
  B ガスタービン高温翼を計画的(約3万運転時間毎)に交換補修することで、発電性能の回復を図る。
○ 受電端力率の管理対策(3702)
 ・進相コンデンサ及び自動力率調整装置による所内力率の改善を行なう。

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○ 地域の小中学校の社会見学受入時には、地球温暖化の現状及び温暖化ガス等の削減、省エネ活動の事例などについて講演を実施する。
○ マイカー通勤の抑制(マイカー通勤の原則禁止、公共交通機関の利用を推進する)

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

○ 隣接する横須賀市追浜浄化センターの下水処理水を発電所の冷却水として使用している。仮に工業用水を冷却水
 として使用する場合や海水冷却を採用する場合と比較して、所要の冷却性能を得るための用水確保に必要な電力
 量が小さくなるため、結果として温室効果ガス削減に寄与している。
○ 事務所棟の窓ガラスに遮熱フィルムを施工し、事務所棟の空調負荷を減少させている。
○ 事務用品の購入にあたっては、環境配慮商品を積極的に選択している。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 横須賀パワーステーション 神奈川県横須賀市浦郷町5-2931-70 3311 発電所

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