届出者住所 | 神奈川県横須賀市夏島町19番地 | |
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届出者氏名 | 住友重機械マリンエンジニアリング株式会社 代表取締役社長 宮脇 伸賢 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;輸送用機械器具製造業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 27 年度〜平成 31 年度 |
温室効果ガス排出削減につながるエネルギー使用の合理化に関する当社の取組方針を記す: −− エネルギーの使用の合理化に関する取組方針 −− 住友重機械マリンエンジニアリング(株)は「住友の事業精神」を堅持し、今後の低炭素社会を見据え、持続発展可能な社会の実現に貢献します。 地球環境問題に対応し、エネルギーの使用の合理化に全社を挙げて取り組みます。 T.「エネルギーの使用の合理化の基準」 1) 判断基準の遵守 2) 遵守状況の確認と評価,改善の実施 及び 評価手法の精査実施 3) 設備の新設及び更新に当たっては、可能な範囲でエネルギーの使用の合理化に努める U.「電気の需要の平準化に資する措置」 1) 電気需要平準化時間帯における電気の使用から燃料又は熱の使用への転換 2) 電気需要平準化時間帯から電気需要平準化時間帯以外の時間帯への電気を消費する機械器具を使用する時間の変更 3) その他事業者が取り組むべき電気需要平準化に資する措置 V.「エネルギーの使用の合理化の目標及び計画的に取り組むべき措置」 1) エネルギー消費原単位 又は 電気需要平準化評価原単位の管理 2) 中長期的にみてエネルギー消費原単位 又は 電気需要平準化評価原単位を年平均1パーセント以上低減 |
基準年度 | 平成 26 年度 |
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基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 10,400 tCO2 | 14,830 tCO2 | -42.60 % |
調整後排出係数ベース | 10,200 tCO2 | 14,544 tCO2 | -42.60 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 9.24 tCO2/千H | 8.78 tCO2/千H | 5.00 % |
調整後排出係数ベース | 9.06 tCO2/千H | 8.61 tCO2/千H | 5.00 % |
原単位の指標の種類 | 操業実績(横須賀造船所の現業部門) |
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原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 |
近年は当社を取り巻く環境が激変し、前計画にて採用していた""組立重量”はCO2排出量に対して相関性が低くなり、原単位推移についての説明が非常に難しくなった。 今次計画では、CO2排出量に対する相関性が組立重量よりも高く、社内におけるエネルギー使用状況管理にも用いている「操業実績(千H)」を原単位指標に用いることとする。 (基準年:H26年度) ・排出量(実)= 10,400tCO2、 / (調)= 10,200tCO2 ・操業実績 = 1,126.1千H → 排出量原単位(実) = 9.24tCO2/千H、 (調)= 9.06tCO2/千H |
基準年を含めここ数年は生産量・操業が平時の半分以下という様にかなり低下しているが、市況が回復しつつある今後は徐々に上っていく見込みである。従ってCO2排出量も必然的に増加していく見込みである。 最終年度の操業状況は、(現時点では目標ベースで)基準年度のおよそ150%を想定している。 よってCO2排出量削減の取組に対しては、排出量総量よりも排出量原単位の方を主に評価していく。 削減率の目標としては、当社方針にて言及している""年1%の改善”に則り、排出量原単位について計画期間5ヶ年で5%、すなわち ・最終年度における排出量原単位・・・ 基準年度原単位×95% = 8.78tCO2/千H とし、 ・最終年度における操業時数・・・ 基準年度操業実績×1.5倍 = 1,689.2千H と想定することより、 ・最終年度における排出量合計量・・・ 排出量原単位×操業時数 =14,830tCO2 と設定することとする(""調整後""の各値に対しても同様に設定する)。 |
○空気調和設備対策(3306): ・事務所系:冷暖房設定温度の管理 / 塗装工場空調設備:温度・湿度設定値の管理 ・塗装工場空調設備:冷温水機とボイラーの適正な選択による空調運転の最適化 ○変圧器対策(3701): ・変圧器を高効率型のものに更新 (今次期間は小型の機器系を順次) ○コンプレッサー対策(3805) ・エアブロー/エジェクタ等による圧縮空気使用を低減化(代替作業要領提案、補助機器の採用、等) ・エア漏れパトロールによる漏洩管理 ○電動機対策(3806): ・塗装工場真空回収機:運転台数の管理 ○照明設備対策(3809): ・照明の間引き (事務所系 / 現場系) ・事務所系:人感センサーの設置個所の拡大 ・高効率型照明へ順次更新 (現場系 / 事務所系) ○事務用機器対策(3810): ・事務所系:機器類の不要時の電源OFF ○建物対策(3901): ・造船ビル屋上の断熱対策による空調負荷低減 |
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手段や機会が限られている中で、下記の様な事を通して、地域の温暖化対策推進への貢献とする。 ○ 社員/協力会社員を通して 省エネ取組を周囲に展開: ・不要時の機器類/照明のOFF等、誰でもどこでもできるような事項については家庭でも実践を促すべく周知 ○ 外部からの見学受入時に 当社の省エネ活動についても言及: ・事業説明や現場設備の見学案内など、省エネ取組事項にも触れながら当社の姿勢をアピール |
○ 省エネ型商船の開発・製造: ・主に燃費性能の向上 ← 顧客にとっても価値が高い 〇 グリーン調達: ・環境に配慮した製品・材料の使用拡大に努める |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 横須賀造船所 | 神奈川県横須賀市夏島町19 | 3131 | 船舶製造・修理業 |