神奈川県

女性活躍推進のための好事例集
HINT!

HINT1! 働き方改革あたり前化ツール

  • なりきりパパ・ママ実験研修

    育児をしながらの仕事がどれだけ大変かを、他の社員も実際に体験しつつ、労働生産性を向上させる研修。社内の何名かを「なりきりパパ・ママ」に指定。たとえば、1ヶ月間は定時出勤・定時退社を絶対に守る。また、子どもが急病の仮想連絡電話が保育園から掛かってくると、ただちに帰宅しなければならない。時間を効率的に使い、他の社員にどんな引継ぎを行えば仕事が円滑に進むかを実体験してもらいます。

    Point
    この実験研修によって、普段から時間を効率的に使用するトレーニングが行え、残業の削減や時短勤務への対応が可能となるなどの経営上のメリットも生まれます。
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  • 会議は短く、早く切り上げるべし!
    トップダウン時短作戦

    長い会議が生産性を下げ、育児にとられる時間を圧迫。会議室に30分の砂時計を設置して、すべての会議が30分未満になることを奨励。会議室に経営者の写真付きポスターを貼って、そこに「長い会議・定時過ぎの会議禁止!」とメッセージ!

    Point
    トップ自らが時短のメッセージを発することで、全社員で効率化の大切さを共有できます。
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  • 通勤時間の繰り上げ/繰り下げ

    妊娠中などの通勤の負担を小さくするために、出勤・退社時間をコントロールできる制度は妊婦の負担を軽くします。

    Point
    通勤ラッシュや交通渋滞の激しい勤務地では、とても大きな魅力を持つサポート制度になります。
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  • モーニングサービス!
    朝型勤務の推奨

    朝早く出勤した人には朝食を提供するなどのインセンティブを与え、朝型勤務を推奨します。

    Point
    朝型勤務の推奨で、早く帰るのが当たり前という社内環境を作ることができ、残業時間の削減にもつながります。従業員も会社がここまでしてくれるなら、頑張ろうというモチベーションアップの効果も生まれます。
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  • ママ・パパにはうれしい
    半日有給 休暇制度

    Point
    有給を細かく取れるのは育児期にはありがたい制度。ちょっとした学校行事などで丸一日働けない日ができてしまうのを防げます。企業にとっても社員にとっても効率的。さらに進んで、1時間単位の有給休暇制度も。
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椛島洋美氏

横浜国立大学大学院 国際社会科学研究院 教授
椛島洋美

「女性が輝く社会に」というキーワードが流行り、女性の活躍が求められていますが、一方の男性は輝いているでしょうか。いまだに、多くの男性が、高度経済成長期から変わらず長時間労働に縛られ、元気がありません。家事や育児の負担が女性に偏っている中、男性と同じ働き方を女性に求めることができるでしょうか。女性が輝く社会になるためには、まず男性の働き方や生き方を変える必要があります。(「かなテラスカレッジ」から)

HINT2! いごこち

  • 女子更衣室の設置

    カーテンで区切って、鏡を一枚置くだけだって構いません。身支度を整えることができるプライベートな環境があるだけで、女性の働きやすさは向上します。

    Point
    男性ばかりの職場では、つい見落とされがちなプライベートな環境。ちょっとした気くばりが、女性にとってはとてもありがたいものです。
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  • 女性用作業服 マタニティ作業服

    サイズの揃え方など、男性とは異なる気くばりが作業服にもあると女性は助かります。妊娠中のお腹を締め付けない、目立たせないなどマタニティ用の作業服を採用している企業も出て来ています。

    Point
    女性一人ひとりが大切な会社の戦力であることが、ちょっとした気づかいで伝えられます。
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  • 旧姓使用

    名刺やメールアドレスの変更などのさまざまな手続きの必要がありません。何よりも、「あれっ、この人誰だっけ?」が社内でも取引先でも発生し混乱を呼ぶこともありません。旧姓のままの方が、仕事で築き上げて来たキャリアを自然継続できます。

    Point
    新姓使用にももちろんメリットはありますが、働く女性で旧姓を使用し続ける人も増えてきています。
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椛島洋美氏

国際ジャーナリスト/エッセイスト
ドラ・トーザン   Dora Tauzin

日本では女性の管理職やリーダーがまだまだ足りないと思います。フランスでは「週35時間労働」制度の効果もあり、ワークライフバランスが進んでいます。現在、女性の管理職比率が40%以上、出生率も2.01(日本は1.37)と高く、出産・子育てと仕事を両立するのが当たり前となっています。もっとフレキシブルに働ける環境を整えることが大切だと思います。(小田原市「男女共同参画講演会」から)

HINT3! 復職支援

  • 育休後の復職時にも活用できる
    時短勤務体制の導入

    特に第1子の育児を行う復職者の場合、フルタイムの仕事との両立は心身への負担が大きい。いきなりのフルタイムでは、仕事のパフォーマンスにも影響が出やすいことを考慮して、いろいろな場合に対応できる時短勤務パターンを準備します。

    Point
    時短勤務者がいてもスムーズに仕事を進めて行くためには、仕事の効率化や他の社員との協力体制が大切です。一人ひとりのスキルアップや生産性の向上とセットで進めるのがカギです。
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  • 浦島太郎化防止お手紙作戦

    復職してみたら、人事異動や会社の体制変更でどこの部署に誰がいるかも分からない。これでは、仕事にすぐ復帰できません。そこで、育休社員に毎月、人事異動や制度変更に関する連絡を行うと、スムーズに仕事に戻れます。

    Point
    情報提供とともに、休職中でもその方が会社の大切な戦力であることをアピールできる効果があります。
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  • 育児休業者のための
    パンフレットやサイトの活用

    出産する女性社員の意外な困りごと。それは、いつ、誰に、妊娠の報告をすればいいのか。先輩社員の経験を知ることができるサイトや冊子を作るのはとても効果的です。

    Point
    先輩社員の経験=ロールモデルがあることが、ママになっても働き続けられるという安心感をつくります。多様なロールモデルを蓄積することは、企業の資産ともいえます。
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椛島洋美氏

(株)リソラ キャリアコンサルタント
川楠裕子

現在、6800万人いる労働力人口も、約10年後には、1000万人減るとの推計もあり、労働力としての女性の力は非常に大きいものとなっていきます。また、女性の参画は経済に良いインパクトを与えており、女性の発想が活かされたヒット商品なども数多くでております。消費の意思決定の7割が女性とも言われており、女性の声が企業、経済を良くするカギとなります。(かなテラス「女性管理職育成セミナー」から)

HINT4! モチベーションキャリアアップ

  • 同業他社、地域異業種間で
    女性ネットワーク

    企業や業種の枠を越えて女性社員同士が交流する機会を設けます。社外にも女性のネットワークが広がり、新しい視点やそれぞれの意見を持って女性の活躍等について自由に話し合います。

    Point
    自社では想像もつかない取組みなどを共有でき、各社に持ち帰ってくることができます。違う環境で働く女性からの意見で、参加した女性社員の仕事上の悩みの解決につながる効果も期待できます。
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  • 社内「女子会」発足
    女性活躍ワーキンググループ

    違う部署との女性社員とも交流できる女子会や、横断的な女性活躍推進の施策を考える部会などを作ります。

    Point
    グループが出来ることによって、女性が意見を出しやすくなります。たくさんの意見が出ることで、女性が働きやすい職場に改善されていきます。
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  • 女性が真ん中プロジェクト

    新たな商品開発チームを女性中心でスタートさせます。女性の意見や視点によって生まれたサービスや商品、販促企画などが、新たな可能性を拓いた例は、いまやたくさん出てきています。

    Point
    県では、女性が開発に貢献した商品(モノ・サービス)の中から優れたものを「神奈川なでしこブランド」として認定しています。
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  • 社長・役員と女性社員の
    ランチミーティング

    経営陣と女性社員で昼食をとりながら、女性社員の要望を聞く会を設けます。新しいヒントがきっと見つかります。

    Point
    経営リーダー達と直接話す機会は、女性のモチベーションのアップとリーダーの意識改革にもつながります。
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  • 上司&部下で参加する
    セット研修

    同じセクションの上司と部下(女性)が一緒に参加する研修メニューは、双方にも会社にも大きな効果を発揮します。

    Point
    男性上司が持ちやすい「無意識の遠慮」「過度な配慮」は女性のキャリアアップの妨げの要因のひとつと言われます。セット研修は十分なコミュニケーションがとれる関係性の構築につながります。
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  • パート → 契約社員 → 正社員
    キャリアアップのチャンスを設定

    社員からの申し出や昇格試験をへて、パートタイマーからでも契約社員や正社員になれるチャンスを制度化しておきます。

    Point
    将来にわたって勤務したいという気持ちにも、きちんと応えられる企業環境はどのポジションで働く女性にも大きな安心感を醸成します。
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