共生社会の実現を目指し更なる取組を進める議長声明

掲載日:2018年7月23日

共生社会の実現を目指し更なる取組を進める議長声明

 平成28年7月26日未明に県立津久井やまゆり園で多数の利用者等の命が奪われる大変痛ましい事件が発生してから、間もなく2年を迎えようとしています。
 事件で亡くなられた方々と、最愛のご家族を失われたご遺族の皆様方に、改めてお悔やみ申し上げますとともに、事件により心身に傷を負われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 この事件は、障がい者に対する偏見や差別的思考から引き起こされたものであり、社会に計り知れない恐怖と衝撃を与えました。
 神奈川県議会は、県民の代表として、二度とこのような事件が繰り返されないよう、すべての人の命を大切にし、誰もがその人らしく暮らすことのできる共生社会の実現を目指す決意を示すため、平成28年10月「ともに生きる社会かながわ憲章」を県当局とともに制定し、共生の理念を広める取組を進めてまいりました。
 しかしながら、県の調査では、県民の8割が憲章を知らないという結果もあり、憲章をすべての県民の皆様に知っていただく更なる取組が必要と考えます。
 よって神奈川県議会は、被害者やその家族の気持ちに寄り添い、津久井やまゆり園事件の記憶を風化させることなく、差別を決して許さない共生社会の実現に向けて、全力を尽くすことを、改めてここに誓います。

 平成30年7月23日

神奈川県議会議長 桐生 秀昭