神奈川県議会 議会報告会(令和元年11月)の開催結果

掲載日:2020年3月18日

開催の趣旨

 広聴広報機能の充実を図り、「常に県民とともに歩む県議会」として、議会の活動を身近な地域で県民に伝え、県民の声を直接伺うことを目的に、神奈川県議会基本条例第12条の規定による報告会として開催する。

概要

開催に至る経緯

令和元年6月5日

団長会で、議会報告会の開催を希望する特別委員会委員長は、議長まで申し出るよう依頼

6月28日

議会報告会の開催を希望することを、経済・産業振興特別委員会で決定

7月8日

団長会で、議会報告会を経済・産業振興特別委員会で開催することを決定
経済・産業振興特別委員会で、議会報告会実施計画(別添1参照)(PDF:78KB)を決定
経済・産業振興特別委員会委員長から、議会報告会実施計画を議長、副議長に報告

8月19日

議会かながわ第163号で議会報告会の開催を広報

10月1日

議会報告会の開催及び参加者募集を記者発表(別添2-1参照)(PDF:507KB)
議会報告会への参加申込みチラシを配布開始(別添2-2参照)(PDF:838KB)
県議会ホームページ等で議会報告会の参加申し込み受付を開始

11月8日

議会報告会を開催

議会報告会の状況

(1)開催日時

令和元年11月8日(金曜日)14時から17時5分

(2)開催場所

けやき会館5階 大樹の間(相模原市中央区富士見6-6-23)

(3)参加者

102名

(4)進行等

時間

進行

備考

13時

受付開始

 
14時

議会報告会開始

議長あいさつ

 

14時10分

経済・産業振興特別委員会 開会

 
16時10分 経済・産業振興特別委員会 終了
休憩
 
16時25分

意見交換会 開始

副議長あいさつ

 

17時5分

意見交換会 終了

議会報告会 終了

 

(5)出席者

梅沢 裕之 議長
渡辺 ひとし 副議長

経済・産業振興特別委員会 委員

細谷 政幸 委員長  斉藤 たかみ 副委員長
桝 晴太郎 委員   永田 磨梨奈 委員  川本 学 委員
柳下 剛 委員            小島 健一 委員   堀江 則之 委員
菅原 あきひと 委員 小林 大介 委員   鈴木 ひでし 委員
佐藤 圭介 委員   大山 奈々子 委員

来賓
本村 賢太郎 相模原市長

県執行機関(特別委員会のみ出席)

(県土整備局)都市部長、道路部長、都市計画課長、環境共生都市課長、
交通企画課長、道路企画課長、道路管理課長、道路整備課長

議会局

議会局長、政策調査課長 ほか関係者

(6)テーマ

交通基盤の整備の取組について

(7)配布資料

会議次第(別添3参照)(PDF:57KB)座席表(別添4-1参照)(PDF:101KB)(別添4-2参照)(PDF:70KB)、経済・産業振興特別委員会資料、注意事項、アンケート

その他(議会報告会の広報)

(1)実施前の広報

令和元年8月19日

議会報告会の開催を議会かながわ第163号に掲載

10月1日

議会報告会の開催及び参加者募集を記者発表(別添2-1参照)(PDF:507KB)
議会報告会への参加申込みチラシを配布(別添2-2参照)(PDF:838KB)
県議会ホームページで議会報告会の参加者募集を広報

10月6日

県議会Facebookページで議会報告会の参加者募集を広報

(2)実施後の広報

11月18日

県議会ホームページに議会報告会の開催報告を掲載
県議会Facebookページに議会報告会の開催報告を掲載

令和2年1月31日

議会報告会の開催報告を議会かながわ第165号に掲載

経済・産業振興特別委員会

主な質疑

(1)自民党
・道路ネットワークの整備について
・横浜湘南道路・高速横浜環状南線の整備について
・鉄道ネットワークの整備について
・東海道新幹線新駅の誘致について
(2)立憲民主党・民権クラブ
・小田急多摩線の延伸について
・新東名高速道路の整備について
(3)公明党
・横浜環状鉄道の新駅について
・リニア中央新幹線について
(4)かながわ県民・民主フォーラム
・小田急多摩線の延伸について
・県道64号線(伊勢原津久井)の整備について
(5)共産党
・交通基盤整備で生じる不具合の対応について
・鉄道整備におけるバリアフリーについて

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梅沢 裕之 議長 開会あいさつ

 

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斉藤 たかみ副委員長 細谷 政幸 委員長


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特別委員会の様子(傍聴席後方から)


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特別委員会の様子(委員席)

意見交換会

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渡辺 ひとし 副議長 あいさつ

主な質疑・意見(座長:細谷委員長)

 参加者
 相模原市では、リニア中央新幹線の神奈川駅の設置、相模線の複線化、小田急多摩線の延伸など交通基盤の整備について多くの話題が上っている。

 自分は、仕事で普段相模線を利用しており、不便さを感じている。いろいろな計画が進んでいる印象を持っているが、相模線の複線化に関してはあまり進んでいるように見えない。

 相模線沿線にかかわる議員の皆さんは相模線の複線化についてどのように考えているのか伺いたい。また今後JRとどのように交渉していくべきと考えているのか伺いたい。

 委員長

県では、リニア中央新幹線の神奈川駅の誘致だけでなく、東海道新幹線の新横浜駅と小田原駅間の中間に位置する場所に新駅を誘致している。

 相模線はこれらの南北の駅を結ぶ重要な路線であるが、単線のため、周辺の鉄道と比較して、運行本数が少ない、目的地まで時間がかかるなどの問題があると認識している。

 JR東海の方と以前に話をしたが、リニア中央新幹線の神奈川駅と東海道新幹線の新駅の設置が実現した際には、JR東海からJR東日本に対して相模線の複線化を要望したい旨の話をいただいている。

 しかしながら、現時点での相模線の利用状況を見ていると、平日の夜間、土日などについていえばまだまだ利用客数が多いとは言えない状況である。

 こうしたことを踏まえると、JRに対する要望活動だけではなく、沿線地域に魅力ある施設を設置するなど、魅力のあるまちづくりをしていきながら、観光客を増やし、地域にもっと住んでいただくような工夫も必要であると考えている。

 このような課題解決のため、県では、東海道新幹線新駅を誘致する地区と対岸の両地区を一体的に整備するツインシティ整備計画を進めている。

 県議会としても、引き続き、このような東海道新幹線の新駅設置、相模線の複線化の実現に向けた取組に対し、しっかりと協力していきたい。

 参加者
今回の台風19号の大雨の影響で、地元の境川近くの居住者の多くの方が避難されたと思う。現在、県でも数多くの交通基盤の整備を計画されているということだが、今後の交通基盤の整備として、県民の命を守るためアンダーパスとなっている道路をオーバーパスにするなど思い切った対策が重要ではないかと考えている。

 まず、県の道路や橋りょうに関する予算でこういった抜本的な対策を行う予算と老朽化対策といったメンテナンスに必要な予算はそれぞれどのようになっているのか教えてほしい。

 委員長
 道路や橋りょうの予算で、整備にかかる部分がいくら、維持管理にかかる部分がいくらといった細かい内容については、例えば道路は政令市、市などにまたがっておりそれに対する国の補助金が複雑に入り組んでいるなど様々な事情があるので、今すぐに正確にお答えするのは難しいと思う。

 委員
参考までに、水没する危険性のあるアンダーパスの道路に関して申し上げると、県の調べによると、県内で118箇所が指定されている。そのうち相模原市は11箇所ある。

 アンダーパス対策について、水害が予測された場合、速やかに県民、市民の方にお知らせし、早期に封鎖し中に入れないようにすることが現実的だと思う。これらの道路をすべてオーバーパスにするには費用の観点から難しいと思う。

 道路や橋りょうなど内容ごとに細かく分けた数字ではないが、令和元年度の当初予算では、土木管理費で約29億円、道路橋りょう費で約301億円、災害復旧費として約29億円となっている。

 メンテナンスの観点でいえば、県は、普段から道路等の施設について計画的に、定期点検や修繕を繰り返し行い、適切な維持管理を行っている。突発的な大災害が起きた場合については、議会で審議して補正予算をしっかり組んでいくといったことを行っている。

 また、今後の整備の在り方については、議会としても県民の命を守るという観点でしっかりと議論し、対応させていただきたいと考えている。

 参加者
 前半の特別委員会では、県の職員と議員でやりとりがあったが、こうした場に知事や副知事が出席していないのはなぜか。

 委員長
 普段、県の特別委員会に知事や副知事は出席していない。今回の特別委員会の議論の内容について、委員長である私から議長、副議長にしっかり報告するように、職員も知事、副知事にしっかり報告するので、いろいろなことに反映されると思う。知事や副知事が出席していないことについては、理解いただきたい。

 参加者
 先日リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題で、静岡県との交渉がうまくいっていないとの新聞記事を読んだ。

 リニア中央新幹線は、東京を起点として名古屋、大阪という大都市圏を結ぶ重要な路線である。目標の2027年に開業ができるよう取り組んでいただきたいと考えている。

 神奈川県議会としても、すべて国任せにするのではなく、関係する自治体と協力体制がとれる手立てを考えていただくとともに、計画どおり開業ができるよう、しっかり取り組んでほしい。

 委員長
 リニア中央新幹線の開業により、東西の大動脈となっている東海道新幹線に加え、幹線が二重化されることで、いつ来るか分からない大災害に備えとなることが期待されている。

 このようなリニア中央新幹線の開業に対する皆さんの思いの声を大にしていただいて、我々もそれに応え、いろんなところに反映させていただきたいと思っている。

 参加者
 リニア中央新幹線の着工はいつ行われる予定なのか。

 委員長
 リニア中央新幹線の神奈川県駅の起工式は、11月22日に、建設地の県立相原高校跡地で行われると聞いている。

 

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細谷委員長(座長)

 本日のテーマとして、交通基盤の整備の取組についてということで進めさせていただいた。

 本県では、自然環境、景観あるいは歴史など、地域の特性を生かしつつ、県内経済の活性化と交通の利便性の取組を推進し、誰もが訪れたくなる魅力あるまちづくりをしており、今後も活力と魅力ある県土の形成のため、道路網、鉄道網の整備につながるよう、魅力あるまちづくりなど、様々な取組を進めていかなければならないと考える。

 また、近年、本当に甚大な水害、土砂災害などが頻発しており、こうした自然災害への対策も急務となっている。

 県議会としても、皆さんからいろんな御意見をいただきながら、活力と魅力ある県土の形成の取組に努めてまいりたい。

 最後になるが、開催に当たって、地元相模原市を初め、多くの方々にお力添えをいただいたことを、この場をお借りしてお礼を申し上げる。

 

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意見交換会の様子

まとめ

委員長所感

 議会報告会は、広聴広報機能の充実の一環として、神奈川県議会基本条例第12条に「報告会を開催する等の方法により議会活動の積極的な広報に努めるものとする」と定められていることを受けて、平成24年度から計4回、試行として開催され、平成28年度から本格実施となったものである。

 今回の議会報告会は、「交通基盤の整備の取組について」をテーマとし、経済・産業振興特別委員会を開催した後に引き続いて、意見交換会を開催した。

 相模原市のけやき会館を会場にお借りし、102名の方に御参加をいただいた。その内訳は、会社員、自営業者、公務員など幅広い層にまたがっている。

 テーマが「交通基盤の整備の取組について」であり、当地においては、さがみ縦貫道路が平成27年3月に全線開通し、今後も、リニア中央新幹線神奈川県駅の設置、相模総合補給廠一部返還地の活用、小田急多摩線の延伸構想など、様々な大規模プロジェクトが進行中であることから、地元相模原市の方を中心に多くの参加があった。

 これまでと同様、特別委員会の委員と県執行部との質疑を行った後、委員と参加者との間で意見交換が行われたため、参加者の発言は特別委員会の内容を踏まえ、また、テーマに関連した地域で開催したことからも、参加者の関心は高く、テーマに沿った充実した意見交換を行うことができた。

 アンケート結果を集約すると、議会報告会の開催曜日、開催時間帯、時間配分、開催場所、テーマ設定については、概ね好評であり、「今後、議会報告会が開催された場合、参加しますか」との問に対し「内容によっては参加しても良い」との意見が大勢を占めた。

 今後の議会報告会の開催にあたっても、テーマ設定が大切である一方、議会報告会の趣旨を踏まえると、県内の幅広い地域で行われることが望ましいという側面もある。

 今後とも、更なる開かれた県議会を目指して、テーマ設定と開催地域の双方を考慮しながら、充実した議会報告会の実施に努めていくことが重要であると考える。

アンケート結果

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本文ここまで
県の重点施策
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