当事者目線の障がい福祉に係る将来展望検討委員会第4回(令和3年9月22日)資料1 (1ページ) てらん広場 運営法人:社会福祉法人同愛会 理念:人生(存在)への支援・援助 理事長;高山和彦 所在地:横浜市保土ヶ谷区上菅田町1696 URL:https://www.douaikai.com/gaiyou.douaikai.html (2ページ) てらん広場 ▼開所:平成4年 ▼定員:70人(短期入所利用:5568人/年、15.3人/日) ▼地域生活移行:300人(28年間) ▼区分:5.9(平均) ▼強度行動障害:95% ▼年齢:29歳(平均) ▼在籍期間:5.5年(平均) (3ページ) 利用者の暮らし 住む(てらん広場)を中心に時計回りに 働く(リサイクル工場・パン屋・畑・・・) 買い物(商店街) うさばらし(居酒屋) おしゃれ(美容室) リラックス(スーパー銭湯) 里帰り(実家) (4ページ) てらん広場の日中活動 時計回りに クリーニング ふれあい収集 リサイクル PC解体 厨房で食事作り お菓子作り の写真が掲載 (5ページ) 地域へ広がるてらん広場 ・てらん広場の先に19か所の日中活動場所 ・日中活動場所は福祉サービス以外にも存在している ・日中活動の先に約500名、70ヶ所以上のグループホーム ・グループホームの先に更なる日中活動場所が存在 (6ページ) てらん広場の考えるアセスメントとは 発達(身体) 反射、呼吸、分化・未分化、機能発達、感覚機能 心理(心) 生活環境、フラッシュバック、トラウマ、人間関係 奥が深い・・・ 大切にしていること ▼出来ることが増えていく ▼居場所が増えていく ▼関わる人が増えていく ▼楽になっていく ▼意欲的になっていく (7ページ) てらん広場が大切にしていること。 約束 ◆「新しい人生を作ろう」「有期限・有目的」の納得 職住分離 ◆多様な居場所(仲間・職場・地域住民) ◆多くの出会い(連帯)→自己肯定感UP 個々が望む暮らしの構築 ◆自己実現・充実した余暇 ◆グループホームなどの体験・建設 大切にしていること ▼能力存在推定に立脚(知る・感じる・判断・行う・・・) ▼見立てのくり返し(行動・表情の意味・背景・・・) ▼意志の実現 ▼依存先の拡充(より広い社会参加) (8ページ) てらん広場の”志” 行き場を失った人たちが辿り着くのがてらん広場です。 てらん広場で心身ともに傷ついた利用者が人間としての尊厳を取り戻せる場所とする。 また、利用者に関わる職員も利用者(他者)と関わる中で、自らが成長できるような関わりと環境とする。 その為には・・・ ・何歳になっても利用者(他者)に対して新しい発見・出会いが出来る人間でいたい。 ・利用者と怒り、悲しみ、喜び、時に慰め合える人間でありたい。 ・言葉にならない思いを拾い集めることの出来る人間でありたい。 こんな思いを大切に利用者と歩みたい。 ・障害があっても成長が出来ること、世界は限りなく広がっていくこと、そんな居場所を創ること、誰もが幸せを感じられる豊かな人生が送れる環境を創る。