県内基地概況 神奈川県には、平和条約発効時(昭和27年)、米軍基地が162か所、約3,590ヘクタールありました。 その後、県・市・地元の基地返還運動により、整理、縮小、返還が進みましたが、今なお14か所、面積にして約2,080ヘクタールに及ぶ米軍基地があり、県土の約1%を占めています。 県内に居住する米軍人は約13,000人で、全国の米軍人数の約25%を占め、沖縄に次いで全国二番目、また、県内の米軍基地に勤務する駐留軍従業員数は、沖縄とほぼ同数の約9,000人で、全国の従業員数の約35%を占めています。 県内の米軍基地には、在日米海軍司令部がある横須賀海軍施設や厚木海軍飛行場などの海軍施設と、在日米陸軍司令部があるキャンプ座間や相模総合補給廠などの陸軍施設があります。 こうした基地の多くは、人口の密集した地域に存在しており、県民生活に様々な影響を与えています。