「バリアフリーの街づくり」に対する県民意見収集状況一覧 ◎ 県民意見収集状況 140件 ○14名26件(平成23年1月21日から平成23年12月31日まで) ・ハード整備 20件 ・ソフト面  4件 ・普及啓発  1件 ・優良事例  1件 【内訳】 (1) 性別,男性10名、女性3名、不明1名 (2) 年代,20代0名、30代1名、40代1名、50代1名、60代2名、不明9名 (3) 居住地,県内11名(横浜市1名、川崎市7名、相模原市1名、大和市1名、南足柄市1名)、不明3名 (4) 収集手段,メール1名、電話2名、郵送2名、FAX2名、フォーラム6名、直渡し1名 + ○優良事例13件※神奈川県バリアフリー表彰 + ○団体との意見交換101件 ・ハード整備 40件 ・ソフト面  30件 ・普及啓発  14件 ・優良事例  5件 ・その他   12件 分類,"整理番号","受付番号",意見(主旨),現状・取組状況例 ハード整備,道路関係, (1)27,道路の歩道にアップダウンがあったり、道路側に向かって傾斜がついていたりして、車椅子利用の方の移動に支障がある。フラットな道への改善に取り組んでほしい。,障害者や高齢者など、誰もが自らの意思で自由に移動し、積極的に社会参加することができる社会基盤の整備として、幅の広い歩道や段差のない歩道の整備に取り組んでいる。道路の整備に関しては、「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例施行規則」に基づき、県管理道路のバリアフリー化に努めている。 (2)30,車椅子利用の方や高齢者の方にとって、歩道の傾斜は、低い方向に寄ってしまったり、歩道に乗り上げるのが困難であったり、横断歩道前で止まったりすることが大変であったりと、移動が困難であるので、改善した方がよい。 (3)36,バス停のある道が非常に狭く、傾斜があり、通行が怖い。駅周辺はバリアフリー化されてきたが、生活道路はバリアフリーになっていないところが多い。 (4)119,斜めになっている歩道では、ベビーカーが流れてしまい、怖い。 (5)31,点字ブロックの凹凸が高かったり、チネチッタのブロック床がデザイン先行でガタガタしていたりと、移動が困難であるので、改善してほしい。,点字ブロックについては、視覚障害者誘導用ブロック設置指針・同解説に基づき整備を行っている。道路パトロール等により、不具合個所がある場合は、補修工事を行うなど適切に維持管理を行っている。 (6)118,道路がでこぼこしており、ベビーカーを押しにくい。,道路パトロール等により、不具合個所がある場合は、補修工事を行うなど適切に維持管理を行っている。 (7)38,本厚木駅周辺は、タイルのような素材で、壊れて陥没しているところもあり、移動しにくい。また、道路と歩道の段差が5cm以上あるところもあり、車椅子の前輪を上げた状態で移動しなければ乗り越えることができず怖い。,道路パトロール等により、不具合個所がある場合は、補修工事を行うなど適切に維持管理を行っている。道路の整備に関しては、「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例施行規則」に基づき、県管理道路のバリアフリー化に努めている。 (8)39,工事中道路の低い部分に落ちてしまい、段差で上がることができなくなってしまった。夜間に工事をしていないときは、砂利で傾斜をつけるなどの措置をしてほしい。,歩道補修工事等の施工中の箇所については、歩行者通路の確保や保安施設の設置、安全巡視などにより、歩行者等の安全確保を図っている。 (9)61,国道16号の由野台1丁目の交差点の横断歩道など、道路の白線等が消えているところがあり、気になる。,場所の特定が難しいため、現状について確認できない。 ハード整備,道路関係, (10)27,歩道にある電柱は、車椅子利用の方が進むのを妨げる。狭い歩道では電柱のために、歩道を通行できず、車道に出ざるを得ないことがある。歩道に電柱を立てなかったり、地中に埋めたりする改善が必要である。,電線地中化は、地元の意向や電線管理者の意向、歩道の状況等を踏まえ総合的に判断している。 (11)120,片側しか歩道がない道路は、自転車と行き交うのが怖い。,道路管理者と連携を図り、自転車と歩行者の通行環境の分離を進めていく。関係団体と連携し、年間約1,000回、延べ15万人の方に自転車交通安全教育を実施しており、毎年5月には「自転車マナー・アップ月間」を設定し、自転車の安全利用を促進する各種イベントやキャンペーンを行って、自転車の交通ルール・マナーの周知を実施している。 (12)75,歩行者専用の道路が少ない。聴覚障害者は、後ろから自転車がきてもわからない。辻堂には、自動車、自転車、歩行者をきちんと分けた道路がある。新しく道路を作るときは、そういう道路を作ってほしい。,道路管理者が新しい道路を作るときは、警察と協議を行っており、その中で十分に検討をしていく。また、今後は道路管理者と連携を図り、自転車と歩行者の通行環境の分離を進めていく。関係団体と連携し、年間約1,000回、延べ15万人の方に自転車交通安全教育を実施しており、毎年5月には「自転車マナー・アップ月間」を設定し、自転車の安全利用を促進する各種イベントやキャンペーンを行って、自転車の交通ルール・マナーの周知を実施している。 (13)34,雨水を排水するグレーチングに、白杖や車椅子の車輪が挟まったりするので、網に変更するなど、工夫をしてもらいたい。,道路の整備に関しては、「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例施行規則」に基づき、県管理道路のバリアフリー化に努めている。 (14)105,歩道のないところは、点字ブロックがないが、白線の内側にブロックを敷設してほしい。,視覚障害者誘導用ブロック設置指針・同解説に基づき、視覚障害者誘導用ブロックは、視覚障害者が位置確認等のために、視覚障害者誘導用ブロック上に立ち止まっても、十分に安全な場所である歩道上に設置することを原則としており、それ以外のところには交通安全上設置できない。 (15)138,神奈川県は東京に近いことから車の利用者が非常に多いが、自然環境に優しい、障害者にも優しい街にするために、自動車の利用を減らし、車椅子利用者や自転車利用者が自由に出回れるよう、車道を狭め歩道と自転車道を広めてはいかがか。神奈川県から道路段差をなくす、平坦な道路にする運動を始めるとよい。,障害者や高齢者など、誰もが自らの意思で自由に移動し、積極的に社会参加することができる社会基盤の整備として、幅の広い歩道や段差のない歩道の整備に取り組んでいる。 交差点・横断歩道関係, (16)27,車椅子利用の方や高齢者の方は、歩道橋や地下道の階段を利用できないので、少なくとも歩道橋設置場所には横断歩道も設置してほしい。,障害者等の移動等円滑化のために必要な立体横断施設には、原則として道路用エレベーターを設置することになっているが、エレベーター等の設置が困難な場所には、交通状況や歩行者の利用実態等を総合的に判断して、横断歩道の設置可否について検討していく。 (17)32,歩行者が横断するときに、四方向すべての自動車が止まる交差点は安全なので、普及に努めてもらいたい。,歩行者が横断するときに、四方向すべての自動車が止まる交差点、いわゆる歩車分離式信号については、積極的に整備に努めている。整備に伴い交通渋滞や待ち時間が長くなるなどの問題があることから、交通状況を総合的に勘案した上で整備している。 (18)81,東京都ではエスコートゾーンを見かけるようになった。神奈川県内でも設置してほしい。せめて、視覚障害者が頻繁に使用する施設の周りに、エスコートゾーンを設置してほしい。,エスコートゾーンの設置については、横断歩道を利用する視覚障害者に対する安全性及び利便性を確保する観点から、今後、県内の交通安全施設整備全体の中で、設置に向けた調査等を進めていく。 ハード整備, (19)34,音響装置付信号灯器は多方向に反響するものが多く、進行方向が分からなくなるので、一方向に響くものか、歌に変えるなどの対応をしてもらいたい。また、「ピヨピヨ」音は、自動車の左折・右折音と間違いやすいので、変えてもらいたい。,視覚障害者用付加装置いわゆる視覚障害者用信号機の音は警察庁の設置運用の指針に基づき全国統一した擬音の「ピヨピヨ」「カッコー」という音で整備を進めている。また、音がでるスピーカーの向きなどを調整して横断する進行方向が分かりやすいように整備を図っている。従来のメロディ式は、「進行方向が分からない」等、視覚障害者からの意見もあり、擬音式に変更を行っているが、中にはスピーカーの位置、方向が従来のメロディ式のままで再調整が必要なものもあり、順次変更、調整を行っているところである。 (20)37,音響信号機の渡れる時間が短い。6車線の道路だと、信号が変わったらすぐに横断しないと渡りきれない。真ん中に安全地帯があっても、車の風圧で怖い。,信号機の歩行者横断のための青時間は、道路幅員や交通状況に応じて適切な時間を設定しているが、今後も横断歩行者の実態や要望を聞きながら、実態に合わせた秒時の調整に努めていく。 (21)83,押しボタン式や携帯の発信器で操作できる感応型の信号機設置を進めてもらいたい。,押しボタン式や携帯の発信機で操作できる高齢者等感応信号機は、住民要望や高齢者等の利用実態を考慮して、順次整備推進していく。 施設関係, (22)28,多目的トイレについて、ドアの開閉ボタンの位置が高い位置にあったり、ベビーベットの設置場所が悪かったりするなど、電動車椅子利用者にとって、ドアの開閉ボタンを押すことが難しい場所もあるので、トイレ内の配置を考えてもらいたい。,トイレについてはJIS高齢者・障害者配慮設計指針S0026「公共トイレにおける便房内操作部・機器形状・色及び配置」に規定がされており、呼出しボタン、洗浄ボタンの位置についての規格があるが、開閉ボタンについての規格の統一がない。車いす利用者の方のほか、お子さん連れの方がベビーカーごと入ったり、外部から障害がわかりにくいオストメイトの方が気兼ねなく使用できるよう、「みんなのトイレ」という名称とし、車いすで利用できる広さが確保され、腰掛便座や手すり、オストメイト用設備、ベビーベットなどを設置をしている。 (23)88,トイレの構造が統一されていない。便器の洗浄ボタンの位置がトイレによって違うので分からない。トイレでは誰も呼べないので、非常に困る。 (24)30,街にトイレと休み場所を設置して、高齢者にとっても外出しやすい環境づくりを勧めていくべきである。 (25)41,車椅子ではトイレがないのが困る。街中に一定の割合でトイレがあると助かる。 (26)40,愛甲石田駅から歩道に降りることができるエレベーターのボタンに枠があって、指が動かない者にはボタンが押しにくく、使いにくい。パネル式のボタンが使いやすい。,条例の整備基準ではエレベーターの乗り場の押しボタンやかご内の主操作盤等は、視覚障害者や上肢障害者の利用に配慮したものとしている。 (27)129,エレベーターの階数を示すボタンがあるが、最近は、タッチパネルになっていて、触れるとすぐに反応してしまうので、困るという話を聞く。また、階数のボタンの脇に点字があるが、ボタンが2列になっているとき、真ん中に点字がある機種もあり、点字を探しながら、タッチパネルに触ってしまい、各階に止まってしまったということを聞いた。ボタンの外側に統一して点字をつけてほしい。,階数ボタンを縦列に配置する場合は、下から千鳥に配列し、点字表示はボタンの左側とするのを原則としている。 (28)93,エレベーターの音声案内は、かごが着いてから「ピンポーン」となるが、上にいくのか、下にいくのか、分からない。三菱製のエレベーターは、上下階の音が違うので、分かりやすい。他社でも分かるようにしてほしい。,かご内又は乗降ロビーに、到着するかごの昇降方向を音声により知らせる装置を設けることとしている。 (29)123,駅や建物にエレベーターは増えてきたが、乗りたいところにはない。少し離れたところにある。,エレベーターの配置にあたっては、主動線上から認識しやすい位置に設置し、すべての利用者が円滑に利用できるよう配慮することとしている。  既存施設に設置する際は、スペース的な問題で近い場所への設置困難な場合がある。 ハード整備,施設関係, (30)96,エスカレーターの上下の違いを男女の声で分けてほしい。または、左は上、右は下というようにどこに行っても同じように決めてほしい。時間帯で上下が変わるのも困る。,条例の整備基準では、エスカレーターの行き先及び上下方向を知らせる音声案内装置を設置することとし、上り専用と下り専用のエスカレーターをそれぞれ設けることが望ましいとしている。 (31)97,エスカレーターの乗降口手前に、方向を示す矢印をつけてほしい。慌てているときは間違うことがある。,条例の整備基準では、上り又は下り専用のエスカレーターの場合、分かりやすい位置に、当該エスカレーターへの侵入の可否を示すこととしている。 (32)43,店舗によっては、入口に段差をわざと設けて、車椅子利用者を入店できないようにしているところがある。,条例の整備基準では、主たる経路及び主要な出入口等には通行の支障となるような段を設けないこととしている。  また、既存施設のバリアフリー化整備を支援するため、ガイドラインの作成やバリアフリーアドバイザー派遣を行っている。 (33)62,何年も前から、県立体育センターのグランドからスタンドに上がる階段が1か所壊れたままであり、気になっている。肢体障害、特に視覚障害の方は危険なので、早く修理にしてほしい。  体育センターでは、施設を安全に使用していただけるよう、維持管理には十分注意を図っているが、ご指摘のとおり一部階段のモルタルに剥離を確認したので、速やかに剥離箇所の補修を行う予定である。 (34)62,県立体育センターの外に、トイレが2か所あるが、うち1か所がとても古く汚いので、足のよい人はアリーナの中まで行っている。しかし、足の不自由な方、車椅子の方は、アリーナに行くまで、時間がかかり大変である。,屋外トイレは建設から32年経過し、老朽化が進んでいるが、清掃は定期的に実施している。屋外のため土や落葉がトイレ内に入り込んでいるので、従前から実施している定期的な清掃のほか、今後は状況に応じて屋外トイレを適宜清掃を実施することで、清潔に保っていく予定である。 (35)73,駅の電光掲示板は増えているが、情報が分かるように、さらに設置してほしい。,車両等の運行に関する情報を文字等により表示するための設備を備えなければならないとされているが、設置数に関する定めはない。 (36)84,弱視の方は1人で移動することが多いので、トイレのサイン、バスや駅の時刻表など、表示されるものは、なるべく大きな文字で、目線の高さにもってきてほしい。また、時刻表は白黒反転させてくれると見やすくなる。,条例では、公共的施設に「標識」や「案内板」を設置することとしており、整備の際には、子どもや知的障害者を含む、より多くの人が理解できるように、大きく分かりやすい平易な文字や記号、図等で表記し、これらの色彩は地色と対比効果があるものとすることを求めている。この普及啓発として、ガイドラインの作成やアドバイザ派遣を行っている。 (37)86,階段の縁が分からない。特にレンガ色の階段は、フラットに見えてしまうので、段鼻が分かるようにコントラストをつけてほしい。 (38)87,駅階段の両端に段鼻のシールを貼っているが、階段すべてにシールをつけて、コントラストをつけてほしい。両端では、中途半端でかえって危険だ。 公共交通関係, (39)26,鉄道駅の転落防止対策を講じるよう働きかけてほしい。,「バリアフリー法」に基づく「基本方針」では、一日平均利用者数が3,000人以上の鉄軌道駅において、平成三十二年度までに、ホームドアや点状ブロックなど、視覚障害者の転落を防止するための設備の整備等について、鉄軌道駅の構造等の制約条件を踏まえ可能な限りの整備を行うことと定められている。  県では、県内鉄道の輸送力増強や利便性向上を図るため、県と県内すべての市町村及び経済団体で構成する「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」を通じて、鉄道事業者に対して、高齢者、障害者等が駅施設を安全かつ快適に利用できるようホームドアまたは可動式ホーム柵をはじめとするホームからの転落防止施設等、駅施設の整備を要望している。 (40)106,破損している点字ブロックを修理してほしい。壊れたままにしていると、目白駅のような事故につながる。 (41)35,目白駅でホームから転落する事故があった。南武線にもホームドアを設置してほしい。 (42)90,ホームの階段下に入り込んでしまって、頭をぶつけることがよくある。柵をつけるなど、視覚障害の方が低くなっているところに入り込まないような策を講じてほしい。,段下の安全対策については、公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドラインにおいて、望ましい整備内容が示されている。 ハード整備, (43)89,視覚障害者は電車から降りたときに、どちらに階段があるのかわからない。バリアフリー法では、階段のあるところに音響案内装置を設置することとしている。JRは設置しているが、他の民営鉄道はまだだ。,バリアフリー法に基づく公共交通移動等円滑化基準において、視覚障害者誘導用ブロック等の整備基準が定められている。(公共交通移動等円滑化基準:公共用通路と車両等の乗降口との間の経路を構成するものには、視覚障害者誘導用ブロックを敷設し、又は音声その他の方法により視覚障害者を誘導する設備を設けなければならない。」)  県では、県内鉄道の輸送力増強や利便性向上を図るため、県と県内すべての市町村及び経済団体で構成する「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」を通じて、鉄道事業者に対して、移動等円滑化に向けた駅施設等の整備を要望している。 (44)95,駅のエスカレーターに誘導する点字ブロックを敷設してほしい。,バリアフリー法に基づく公共交通移動等円滑化基準において、視覚障害者誘導用ブロック等の整備基準が定められている。(公共交通移動等円滑化基準:「階段、傾斜路及びエスカレーターの上端及び下端に近接する通路等には、点状ブロックを敷設しなければならない。」)  県では、県内鉄道の輸送力増強や利便性向上を図るため、県と県内すべての市町村及び経済団体で構成する「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」を通じて、鉄道事業者に対して、移動等円滑化に向けた駅施設等の整備を要望している。 (45)35,山手線の何両目かを示す点字について、逆さまに刻印されている箇所がある。一度、山手線の駅員に伝えたが、いまだに直っていない。,具体的な場所が確定できないため、現状等不明。 (46)91,車両番号が入っている場合とない場合があるので、何箇所も車両番号をつけてほしい。,バリアフリー法のに基づく公共交通移動等円滑化基準において、車両等の構造及び整備に関する基準が定められている。(公共交通移動等円滑化基準:「鉄道車両の行き先及び種別を見やすいように表示しなければならない」)また、移動等円滑化整備ガイドラインにおいて、望ましい整備内容が示されている。県では、県内鉄道の輸送力増強や利便性向上を図るため、県と県内すべての市町村及び経済団体で構成する「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」を通じて、鉄道事業者に対して、移動等円滑化に向けた駅施設等の整備を要望している。 (47)92,視覚障害者にとって、到着する車両のドアの位置や優先席が分からない。 (48)42,鉄道はよくなっているが、バスが困る。バスを降りようとして、水溜りがあって降りることができなかったり、道路が傾斜していてスロープを出されても降りることができなかったりすることがある。,道路パトロール等により、不具合個所がある場合は、補修工事を行うなど適切に維持管理を行っている。 道路の整備に関しては、「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例施行規則」に基づき、県管理道路のバリアフリー化に努めている。  基本的には、バス事業者は、交通安全保安上及び旅客輸送のため、乗務員に対し、バス停留所での乗降を指導教育している。しかし、場合によっては、降車の際の旅客の安全を十分に確認した上で、利用者の身になった対応も必要ではないかと考える。 (49)85,バス正面の行先表示は、高くて見えにくい。また、電光掲示の黒にオレンジの文字も見えにくい。できれば、乗降口の脇にも行先表示をつけてほしい。, 現行のバスの方向幕の位置は、バス停で待つ利用客にもある程度遠くからも認識でき、スムーズな乗車のための準備が容易であると考えています。また、バス側面に行先を表示している事業者(バス車両)はすべてではありませんが見受けらる。さらに、電光掲示の黒にオレンジの文字も見えにくいとのご指摘ですが、これはLED式表示器というもので、近年導入される新車では数多く用いられている。 (50)122,バスはノンステップバスが増えてきて、乗りやすくはなってきている。ただ、座席が少ない。,ノンステップバスは車両構造上、前輪部分についてタイヤが車内で突き出るという形で低床になっている。この部分に異様に高い座席を設けるか、あるいは荷物置き場などにして座席を作らないことで座席定員減少の原因となっている。後輪部分も同様で、従来と同程度の高さの座席のためには車内中央扉付近を境に段差が生じ、このことから利用客が特定の場所に固まり均一に散らばらないことで、より一層座席数が足りないと感じるかもしれない。また、ノンステップバスは低床部に車椅子が動ける程度の広いスペースを用意するケースが多く、その分2人掛けの座席が減少する。 災害関係, (51)46,計画停電の際に、エスカレーターが使えなくなり、エレベーターを利用するように言われたが、エレベーターを利用する場合の経路が出口からかなり遠くなっており、不便だった。,エレベーターの配置にあたっては、主動線上から認識しやすい位置に設置し、すべての利用者が円滑に利用できるよう配慮することとしている。既存施設に設置する際は、スペース的な問題で必ずしも近いところに設置できるわけではない。 (52)56,災害時に電柱が倒れていると、避難所まで行くことができないので、電柱の地中化を進めてほしい。,電線地中化は、地元の意向や電線管理者の意向、歩道の状況等を踏まえ総合的に判断している。 (53)54,計画停電の時は、音響信号機も止まってしまうので怖い。,停電時等信号機に電気が流れない場合、信号機同様音響式信号機も停止してしまう。停電の際にも信号機等を運用するための発動発電機等の整備、調達を推進している。 (54)55,避難所がどこにあるのか分からない。災害が起きたときに、避難所まで行けるワンルートを確保してほしい。,県内各市町村では、県の公表している被害想定や津波浸水予測図などを基に、それぞれにハザードマップを作成している。避難所の場所についてはこのハザードマップや防災計画に掲載されている。避難所までのルートについてもこのハザードマップ等において例示している市町村があると承知している。県民の皆様には平時からこれらの防災情報をご確認いただき、家族等で災害時の避難場所や避難経路、連絡手段などについて話し合っていただきたい。  来年3月に、新たな津波浸水予測図を公表予定。 ハード整備,災害関係, (55)57,避難所に障害当事者の方のトイレがなかったり、また、そこまで行けなかったりするので、災害時には、トイレも問題である。,避難所の運営については各市町村がマニュアル等の作成を含め行っているところであるが、県においてはマニュアル策定を支援するため「避難所マニュアル策定指針」を作成している。この指針の中では避難所と定める施設では、障害者や高齢者等が健常者とともに避難所生活を行う上での障害を出来るだけ取り除く努力を行なうこととしているほか、障害の程度や体力または病状等により避難所での生活が困難な要援護者については災害時要援護者用避難所または適切な施設へ移動することとしている。「避難所マニュアル策定指針」については本年度中に改定を予定している。 (56)74,通常時にも情報が足りないのに、災害時は本当に困る。聴覚障害者に対して、見て分かるような掲示板などをつけてほしい。,避難所の運営については各市町村がマニュアル等の作成を含め行っているところであるが、県においてはマニュアル策定を支援するため「避難所マニュアル策定指針」を作成している。この指針の中では避難所と定める施設では、障害者や高齢者等が健常者とともに避難所生活を行う上での障害を出来るだけ取り除く努力を行なうこととしているほか、災害時要援護者にはそれぞれに配慮した情報提供を行うこととしている。  「避難所マニュアル策定指針」については本年度中に改定を予定している。 制度整備, (57)29,「みんなのトイレ」整備例について、旧整備ガイドブックには介護用のベットがあったが、新しい整備ガイドブックには乳幼児用のベットになっている。大人用のおむつをつけている人にとっては、トイレの中にベットが必要なので、整備してもらえるよう、ガイドブックに記載してほしい。,旧整備ガイドブックでは、介護用ベットの整備を望ましい水準とし、乳幼児用ベットの整備を定めていなかった。現行の整備ガイドブックでは、介護用ベットの整備を望ましい水準のままとし、乳幼児用ベットの整備を整備基準として追加し、整備例に記載した。 その他, (58)32,電気自動車は走行音が静か過ぎるために、接近に気が付かないため、音を出すような工夫をしてほしい。,「ハイブリッド車等の静音声に関する対策のガイドライン」(国土交通省所管、平成22年1月策定)を作成し、一定の要件を満たした装置を任意で装備できるようにして、国から自動車メーカー等に周知している。現在量販されている電気自動車については、ガイドラインに沿った装置が既に装備されており、低速走行時には走行音を発することができる仕組みとなっているなど、自動車メーカーの協力を得て安全性確保の対応は進んでいる。 (59)44,デザインを重視して、バリアフリーができていないところもあるので、バリアフリーとデザインの妥協点をさがしてほしい。,バリアフリーの街づくりの推進に当たっては、誰もが自らの意思で自由に移動し、社会に参加することができるユニバーサルデザインの考え方に基づき、ハード、ソフト一体的に取組みを進めている。 (60)137,バリアフリーの街づくりを考えるにあたり、病気の当事者及び親の声を聴くようにする必要がある。,市町村や施設管理者が、障害当事者の声を事業に反映させるため、独自に意見聴取の場を設けている。  施設整備の際のバリアフリー化や地域でのバリアフリー教育で適切にアドバイスできるよう、障害当事者をバリアフリーの街づくりサポーターとして養成している。(H23年度実施) ソフト面,制度整備, (61)26,点字ブロックの上に障害物が置かれているので、撤去するよう働きかけてほしい。,視覚障害者誘導用ブロック設置指針に基づき、横断歩道の幅で設置している。(視覚障害者が歩車道境界に気付かずに車道に跳びだす危険回避)心のバリアフリーチラシの作成、配布(誰にもやさしく快適なまちづくり〜心のバリアを取り除こう〜点字ブロックの扱い、身体障害者用駐車場区画の利用)や、かながわ夢タウンニュースなどの広報誌による啓発を行っている。 (62)32,点字ブロック上に自転車が置かれているために、視覚障害者の移動に支障を来たしている。自転車の違法駐輪対策に、取り組んでほしい。 (63)104,出店の人が、点字ブロックの上に店を開くことがある。点字ブロックの上に、物を置かないように規制してほしい。 (64)107,歩道に乗り上げて、車を駐車していたので、警察に電話をすると「民地だから対応できない。」と平気で言う。また、社会福祉会館のそばで、点字ブロックの上に車が駐車してあったので、警察に電話をしたところ「管轄外だ。」と言われた。点字ブロックの上に物を置いたら、動かせるようなルールを作ってほしい。 (65)108,罰則がないから、点字ブロックの上にものを置いている。横断歩道を歩いているのに、車優先で走る人がいるようにマナーの問題である。 (66)124,車いすマークの駐車場に、一般の方が停めてしまって、車いすの方が使いたいときに使えないということをよく聞く。 (67)128,職場に視覚障害者の方がいらっしゃるので、点字ブロックに自転車が置いてあったり、荷物が置いてあったりして、ぶつかることがあって、危ないという話を聞く。 (68)135,一人で何でもするのではなくて、周りの人に気兼ねなく、助けを求めることができることが大事だ。 (69)136,ためらいなく、周囲に声をかけられる社会にすることが重要だ。 (70)33,視覚障害者の中には半身しか使えない方も多く、雨の日は、白杖と傘の両方を使いこなすことができず、通勤できないので、対策を考えてもらいたい。,平成23年10月1日から、視覚障害者を対象とした新しい障害福祉サービス「同行援護」を施行・実施している。  同行援護とは、視覚障害により移動に著しい困難を有する障害者等につき、外出時において、当該障害者等に同行し、移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護その他の厚生労働省令で定める便宜を供与することをいう。(障害者自立支援法第5条4 通勤は対象外)  かながわ自助具工房(県社協)において、福祉用具に関する情報提供や制作、専門相談を行っているので、ニーズにあった日用品(手を使わない傘)の制作について相談することもできる。 (71)66,病院はどこでも手話通訳者を設置してほしい。, 市町村が実施する地域生活支援事業で手話通訳者を派遣することが可能(聴覚障害者自身が市町村に申請し、手話通訳者を同伴して病院を受診)・手話通訳者を設置している病院は現時点でなし。・一部の公立病院では、手話通訳者の登録を行い、必要に応じて通訳を依頼するシステムを導入している。・手話通訳者資格を有する看護師が、職場で手話通訳を行う場合もある。  聴覚障害者を理解に向け神奈川県聴覚障害者福祉センターホームページで講義の開催案内や普及啓発を行っており、平成22年度は高校生を対象に「聴覚障害者についての講座」を実施している。 ソフト面,制度整備, (72)65,風呂が壊れたときなど業者に連絡したいが、そういうときは手話通訳者の派遣の対象にならない。日常生活での適用範囲を広くして、手話通訳派遣を拡大してほしい。,障害者自立支援法により自治体が実施するとされる地域生活支援事業は次のとおりである。 ○県が実施するもの・手話通訳者養成研修事業・県庁来庁者向け手話通訳者の設置 ○ 市町村が実施するもの・手話通訳者の派遣等を行う事業・市町村役場来庁者向け手話通訳者の設置 (73)67,役所やハローワークには、週1回しか手話通訳者がいない。毎日置いてほしい。行きたいと思ったときに行けない。 (74)68,役所で、手話通訳ができる職員を増やしてほしい。県がやらなければいけないことだ。 (75)69,市町村の市役所も、県庁のように、毎日手話通訳者を設置してほしい。 (76)70,手話通訳者をいつでも、どこでも、24時間お願いできるようにしてほしい。 ハード運用, (77)34,リモコンで変わる信号機が東京にあると聞いた。設置場所一覧を公開して、入手できるようにしてほしい。神奈川県においても携帯の発信機で操作できる高齢者等感応信号機を整備しているので、今後公開について検討していく。 (78)82,6時から20時まで音がなるよう、音響信号機の音がなる時間帯の延長をお願いしたい。,視覚障害者用付加装置の音響は付近住民の方にとっては騒音問題ともなり得るため、付近住民の方々及び利用者双方の理解が必要である。音がなる時間帯の延長については、交差点ごとに意見・要望等を調査の上、調整を図っているところである。 (79)93,「ドアが開きます。○階です。」という順でアナウンスされるが、この順番だと乗り遅れてしまう。「○階です。ドアが開きます。」と順番を変えてもらうだけで、降りる準備ができる。,統一的な基準は定められていない。 (80)94,スルー式のエレベーターで、「こちらのドアから降りてください。」とアナウンスされても、「こちら」ではわからない。 (81)98,バス停に停車する度に、行先をアナウンスしてほしい。また、バス停に止まるときは、きちんとバス停のあるところで停車してほしい。待っているときに、手前でバスが止まり、バスが止まったことが分からず、乗れないことがあった。 ソフト面,災害関係 (82)45,節電の関係で、色々なところで消灯しており、弱視の方は困っていると思う。,東京電力株式会社との情報・意見交換会において、当該県民意見における情報提供を行い、的確な需給見通し及び電力確保により計画停電の回避をお願いした。また、万一、計画停電を実施する場合や、節電の呼びかけに当たっては、障害当事者に配慮した対応をお願いした。 (83)47,障害者の中には、温度調整がうまくできない人もいる。これから、節電で電車も弱冷房になったら、そういう人は夏を越せない。 (84)49,計画停電になっても、1か所はエレベーターを稼動させてほしい。車椅子に慣れていない人に、階段を上げてもらうのは怖い。 (85)50,節電によって、障害者は社会参加の機会を奪われている。 (86)100,計画停電の時には、街灯もつかずに真っ暗になったが、防犯灯はところどころでもいいので、明かりがつくようにしてほしい。大事なところは、蓄電により明かりがつくようにしてほしい。 (87)99,弱視の方は、照明が暗いと見えない。節電も大切だが、駅やコンビニが暗く見えないので、配慮してほしい。 (88)48,災害の対応ということで、今は、バリアフリーが全滅している状態にある。 (89)58,災害時に、障害者が困ったときの窓口ができると心強い。,東日本大震災に関して、被災者支援や食品・健康における放射線の影響についてなどの相談窓口を設置し、ホームページなどで周知している。 (90)72,災害があったときに、役所の人が広報車でお知らせを放送していたが、分からない。メール等のお知らせもあるが、震災後に聞こえないと困るなと非常に感じた。目に見えるよう情報の保証をしてほしい。,各市町村では、災害時における避難勧告等の情報伝達について広報車、防災行政無線等を活用しているほか、エリアメール、HP等での周知を行っているものと承知をしている。 (91)101,視覚障害の方は、避難所における施設の場所が分からないので、トイレの近くにしてほしい。,避難所の運営については各市町村がマニュアル等の作成を含め行っているところであるが、県においてはマニュアル策定を支援するため「避難所マニュアル策定指針」を作成している。この指針の中では避難所と定める施設では、障害者や高齢者等が健常者とともに避難所生活を行う上での障害を出来るだけ取り除く努力を行なうこととしているほか、障害の程度や体力または病状等により避難所での生活が困難な要援護者については災害時要援護者用避難所または適切な施設へ移動することとしている。,「避難所マニュアル策定指針」については本年度中に改定を予定している。 (92)102,福祉施設を避難所にしてほしい。,市町村では、原則として、バリアフリー化された老人福祉センターや防災拠点型地域交流スペースを備えた社会福祉施設等を、福祉避難所として指定している。 (93)101,視覚障害の方は、避難所の張り紙だけでは、情報が伝わらない。例えば、食事時間の変更が、張り紙による案内だけでは、変更を知らずに食べ損なうこともある。,避難所の運営については各市町村がマニュアル等の作成を含め行っているところであるが、県においてはマニュアル策定を支援するため「避難所マニュアル策定指針」を作成している。この指針の中では避難所と定める施設では、障害者や高齢者等が健常者とともに避難所生活を行う上での障害を出来るだけ取り除く努力を行なうこととしているほか、災害時要援護者にはそれぞれに配慮した情報提供を行うこととしている。「避難所マニュアル策定指針」については本年度中に改定を予定している。 (94)103,災害時に情報が伝わらず、障害者はもっと大変になる。国の記者発表は、手話だけでなく、音声による情報提供をしてほしい。例えば、地デジになったら、NHK1は手話で、NHK2で音声で、情報を提供してほしい。緊急時は読み上げをしてほしい。 普及啓発,学校教育, (95)112,小学校に行くと、「お風呂はどうやって入るの?」「トイレでふけるの?」と質問をされる。情報が入らないほうが大変だということを伝えてほしい。,心のバリアフリーチラシの作成、配布(誰にもやさしく快適なまちづくり〜心のバリアを取り除こう〜点字ブロックの扱い、身体障害者用駐車場区画の利用)や・かながわ夢タウンニュースなどの広報誌による啓発を行っているほか、バリアフリー街づくり表彰の実施し、ハード整備と併せて街づくりの推進、普及活動の優れた取組みを顕彰している。保健福祉事務所では、次の普及啓発事業を行っている。 ・心のバリアフリー福祉教育研修会 ・バリアントールによる色覚障害者体験 ・こどもとおとなのユニバーサルデザイン探検隊 など (96)113,小さいうちからの教育が重要である。難しいことを教えなくてもいい。カリキュラムをつくればいい。 (97)114,大学でも、2週間か、1ヶ月ぐらい、施設等で体験させればいい。 (98)117,学校に呼ばれたときは、隣の人と仲良くできない人が、高齢者や障害者に優しくできないでしょと、必ず言っている。 (99)133,学校では、障害者のことや点字ブロックなどについて学習はしているが、いざ、自転車をどこかに駐輪していかなければならないとなると、頭には、駐輪することしかなくて、点字ブロックに置いてしまったら、誰かが困るなんてことは考えていないのではないか。 (100)134,小さいうちから、どう声をかけたらいいのか、タイミングや立ち位置などを学習することが大切だ。 学校教育以外, (101)27,ヨーロッパやアメリカでは、歩行者が渡ろうとすると必ず車は停まり、歩行者優先の印象を受ける。しかしながら、日本では自転車やバイクが我が物顔で歩道を走っている。人々の意識を変えていくなどして、歩行者を優先とする街づくりへの改善が必要である。 (102)80,建築士や事業者に対して、聴覚障害者の理解を深めるような研修を実施してほしい。 (103)109,白丈を持っているのに、視覚障害者ということが分からない。白丈の意味をみんなにわかってもらいたい。 (104)110,建築士の教育段階で、きちんとした形で、障害者への理解やバリアフリーについて、勉強してもらいたい。 (105)111,バリアフリー教育の一環として、体験研修をよく実施しているが、アイマスクをして歩くという体験では、「目が見えないこと=怖い」という感想しか残らない。そういう体験ではなくて、一緒に食事でもしてみるといい。 (106)115,ある人が、ない人に対して、何をしてあげられるかを考えなければいけない。 (107)116,大阪の橋本知事は、職員からの提案を聞いて、庁内で車椅子体験をした。知事や県議も体験をすることが必要だ。 (108)126,聴覚障害の方のマークは、黄色いハンカチだと聞いているが、定着しなかった。 (109)132,福祉体験の講座に参加して感じたことだが、当事者に話をしてもらって、当事者の感覚を伝えてもらうことが大切だと思う。講座や研修では、普通と違っていることが差別につながらないように伝えないといけない。 優良事例,ハード関連, (110)31,川崎地下街アゼリアでは、休憩場所・バス乗り場への階段・駅エレベータを設置したり、受付インフォメーションを低くしたりするなど、ここ数年で改善された。,川崎市では、平成19年3月「川崎駅東口駅前広場再編整備計画」を策定し、駅前広場における交通結節点の強化、回遊性の向上、バリアフリー化の促進など諸課題への対応を行った。 (111)122,歩道のない道路で青や緑など色をつけているところがあるが、いい取組みだと思う。,歩道に色をつけることにより、路側帯を確保し、通行車両に色で周知して歩行者の安全対策を図っている。交通事故対策の一環として、路側帯のカラー化などを実施している。 (112)−,"第1回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例 箱根ロープウェイ駅舎・ターミナル、ゴンドラ、箱根海賊船",観光地「箱根」の交通ネットワークの整備として、箱根ロープウェイの早雲山〜大涌谷〜桃源台間の駅舎やターミナル、ゴンドラ及び箱根海賊船の改良をあわせて実施し、一体的・連続的にバリアフリー化を進め、安全で快適な移動経路の実現を図った。 (113)−,第1回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例大和市立光丘中学校,中学校の建替にあたり、生徒、保護者、教職員、市民など様々な利用者の視点を重視し、車椅子使用者やオストメイトの方も利用できる多機能トイレ、エレベーターのほか、来校者用にベビーシートや授乳スペースを設置するなど、きめ細かく誰にも使いやすい学校施設づくりを行った。 (114)−,第2回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例株式会社みずほ銀行大船支店,「誰にでも利用しやすい銀行」を目指し、店舗のバリアフリー化を進めるとともに、高齢者、障害者等に優しい接客方法をまとめたマニュアルやビデオを作成し社員研修を実施するなど、ハード・ソフト両面でバリアフリーに取り組んだ。 (115)−,第2回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例特別養護老人ホーム縁JOY,利用者の視点を重視して施設をバリアフリー化するとともに、施設内に保育所を併設し、地域住民に施設を一般開放するなど、高齢者と子ども達、地域住民が触れあいながら、生活できる環境を創造した。 (116)−,第3回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例平塚市西部福祉会館,乳幼児から高齢者まで、すべての人が安全で利用しやすい施設を目指し、親子で利用できるトイレの整備や出入口の点字ラベル貼付など、建物のユニバーサルデザイン・バリアフリー化を図った。 (117)−,第3回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例海老名駅駅舎部自由通路,乗り換えの利便性の向上や駅舎のバリアフリー化を目指し、自由通路の整備や視覚障害者誘導用ブロックだけでなく、周辺案内板に音声信号を設置するなどのバリアフリー化の取組みを進め、分断されていた駅を一体化することに寄与した。 (118)−,第3回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例リコーテクノロジーセンターC棟,事業活動上のあらゆる部分にカラーユニバーサルデザイン活動を配慮することを目指し、標識やエレベーターの表示ボタン等の整備を行い、カラーバリアフリーにおける先進的な取組みを図った。 (119)−,第3回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例 開成町立開成南小学校,地域に開かれた誰もが利用しやすい施設の実現を目指し、オストメイト対応設備やカラーバリアフリーの視点を踏まえた整備を進め、段差のない開放的な空間を持つ施設として、利用者からも支持を得た。 優良事例,ソフト関連 (120)60,相模原市の光ヶ丘地区で、16年前から、まち点検をやっている。その点検のおかげで、道路の陥没したところを優先的に直してもらえた。また、通学路が広くなったり、段差がなくなった。初めは社協が主体的になって取り組んでいたが、そのうち市の道路所管課が参加するようになった。住民サイドが行政に働きかけていくことが必要だ。,相模原市中央区では、地域の課題を自主的に話し合い、課題解決に向けた活動に構成団体が協働して取り組むために、地域が主体となって、区内9地区に「まちづくり会議」を立ち上げている。行政は、まちづくり会議の支援や各所管課との総合調整を行うことにより、地域課題の解決等に向けた取組みについて、地域住民等とともに進める役割を担っている。 (121)130,カラーバリアフリーのパンフレットと講演会は、非常にためになった。子どもが色弱なので、どういうことなのかよく理解できた。,「色使いのガイドライン」は、色覚障害の方が日常どんなところに不便を感じているか、それを配慮するにはどのような工夫をすればよいのかを解説したものである。また、「サインマニュアル」は、案内板などのサインについて、カラーバリアフリー化するための作成手順をまとめたものである。 (122)125,マタニティマークは定着してきて、よく見かけるようになってきた。バックに下げているのを見て、席を譲ったりできる。,誰もが住みよいバリアフリーの街づくりを推進するために、施設整備だけでなく、一人ひとりがお互いに協力し、助け合うこと、「心のバリア」を取り除くことが大切であるという認識の基、「心のバリアフリー」の普及啓発に取り組んでいる。 ・心のバリアフリーチラシの作成、配布 ・誰にもやさしく快適なまちづくり〜心のバリアを取り除こう〜(点字ブロックの扱い、身体障害者用駐車場区画の利用) (123)127,最近は、巻物に「手を貸してください。困っています。」などと書いてあって、それを広げるというサインの出し方があるようだ。 (124)131, 団体のメンバーに聴覚障害のママがいるが、補聴器をつけてもらって、それが皆に見えるように髪を結んでもらっている。また、聴覚障害のママからは、子どもが泣いていたり、悪いことをしたら、教えてほしいと、お互いにどうしてほしいかということを伝えている。 (125)−,第1回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例バリアフリー・まち点検実行委員会,愛川町の住民が実行委員会を組織し、小・中・高等学校や福祉関係団体等と連携して、継続的にバリアフリー・まち点検活動や点検結果に基づくまちづくり提案を行い、道路等の改善に結びつけるなど実績をあげた。また、活動を通じ、若い世代に対する心のバリアフリーに取り組んだ。 (126)−,第1回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例みうら青年ボランティアビューロー,高校生を中心としたボランティア団体が、自ら車椅子で三浦市内の施設を点検し、三浦市と協働してバリアフリーマップを作成するとともに、福祉ボランティア学習の補助や子育て支援活動などを通じ、心のバリアフリーに取り組んだ。 (127)−,第2回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例秦野市立本町小学校における福祉教育の取組み,小学校と社会福祉協議会が連携して福祉教育に取り組み、まちのバリアを点検する活動などを通じて、子ども達と障害者が交流することで、若い世代に対する「心のバリアフリー」に取り組んだ。 (128)−,第2回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例 平塚市立太洋中学校における災害時要援護者支援の取組み,中学校の1〜3年生が、災害時に高齢者、障害者等の要援護者を支援する活動を体験し、その活動を通じて障害者、高齢者等を理解し、「心のバリアフリー」を学習した。 (129)−,第3回神奈川県バリアフリーまちづくり受賞事例 南足柄市立岡本小学校における福祉教育の取組み 「福祉の心を育てる」をテーマに車いす等の福祉体験やその体験活動を通した学習発表会の実施などを通し、思いやりの心を育て、「心のバリアフリー」に取り組んだ。 その他, (130)51,計画停電で気をつけてもらいたいことは、人工呼吸器を使っている人だ。時間がかかるとか、不便だというレベルではない。命に関わる問題だ。,万が一の計画停電を想定し、在宅で医療機器を使用している患者の安全への事前の対応として、医療機器メーカーとの十分な連携、外部バッテリーの準備、酸素ボンベの配布、アラームの作動等の確認することとされ、各医療機、訪問看護ステーション等に周知している。在宅の特定疾患受給者で人口呼吸器などの利用者の方々については、医療機器メーカーが停電に備えてバッテリーの貸与などの対応をしている。 (131)52,停電になってしまうと、給湯器の温度設定がクリアされてしまって、また設定しなければならず、視覚障害者にはその作業が大変だ。,東京電力株式会社との情報・意見交換会において、当該県民意見における情報提供を行い、的確な需給見通し及び電力確保により計画停電の回避をお願いした。また、万一、計画停電を実施する場合や、節電の呼びかけに当たっては、障害当事者に配慮した対応をお願いした。 (132)53,計画停電の時に、家のリフトが動かなくなってしまった。リフトが動かないと、2階がリビングなので、食事もできなくなってしまう。 (133)59,今回の震災で、障害者がどのくらい困ったか調査をするといいのではないか。どんなことで困ったか統計を出したらいい。,東日本大震災において、困ったこと、行政での取組として期待すること、やってみてよかったこと、効果があったことなどについて県民から意見を募集し、調査結果をホームページで掲載している。 (134)63,福祉機器のことで困っている。健常者が同居していると、振動式時計などの福祉機器の利用助成が認められない。子どもも大きくなれば、いつも一緒というわけではない。,障害者の方が日常生活を自立した状態で円滑に過ごすために、日常生活用具給付制度を設け、必要な機器の購入を公費で助成している。日常生活用具として支給されるかどうかは、各市区町村の判断によるので、各市町村によって判断が異なることもある。 (135)64,聴覚障害者の家庭には、すべての部屋に火災警報器が設置できるよう補助の拡大をお願いしたい。 (136)71,テレビで県議会の放送があるが、通訳がないときもあるので、必ずつけてほしい。傍聴席にもお願いしたい。,県議会では、議会の模様を「わかりやすく」「スピーディーに」、県民に伝えるため、平成2年度から本会議について手話通訳付きに編集しtvkにて放送している。 (137)76,60歳を過ぎると仕事がなく、社会的に高齢者が困っている。若い人も同じだと思うが、元気になる街づくりをしてほしい。かながわグランドデザイン(仮称)では、「いのちが輝き、誰もが元気で長生きできる神奈川」を将来像のひとつとして取組を進めることとしている。 (138)77,神奈川県のタバコの禁止条例があるのに、横須賀市では吸っている人がいて、街中や駅のところでポイ捨てをしている。徹底的に規制してほしい。,各種広報紙等による普及啓発や、受動喫煙防止キャンペーン「スモークフリー」の開催など、周知活動を行っている。また、施設管理者に対して、条例説明会や分煙技術相談会などにより、条例の周知を図るとともに、条例施行後は、商店街などを中心に、飲食店やホテルなどへ戸別訪問を行い、条例の取組状況を把握し、必要に応じ指導を行っている。引き続き県民への普及啓発や施設への戸別訪問を実施し、分煙等についての技術的な相談やアドバイスなどの支援を行い、受動喫煙防止対策を推進していく。 (139)78,神奈川県では、聴覚障害者専用の特養老人ホームがない。老人ホームは、終の棲家になるのに、コミュニケーションが取れない施設では牢獄になってしまう。藤沢市で、専用のグループホームなど建設しようといろいろな面で運動をしているので、県にも協力をお願いしたい。,特別養護老人ホームの整備については、県の総合計画である「神奈川力構想」や「かながわ高齢者保健福祉計画」において計画的な整備促進を位置付けており、今後も計画の達成に向けて、着実な整備を図る。 (140)79,盲ろう者も、家事や買い物をお願いするホームヘルパーが必要だ。専用のホームヘルパーを養成するなど、盲ろう者の環境を考えてほしい。,横浜市及び川崎市では、ホームヘルパー要請研修の受講料を補助している。