バリアフリーの街づくりに関する取組事例 団体名: 横浜市営地下鉄 駅ボランティア(横浜市交通局)         項 目 A 多様な人が住まう「街」への気づき、障害者理解の推進 B 安心して出かけられる「街」の実現を目指して 内 容「心のバリアフリー」を「市民との協働」により実現していく 平成13年 「駅ボランティア」事業 開始    市民が通勤・通学時など地下鉄を利用する際、高齢者や障害者に 積極的に声かけをして、移動のお手伝い等をする   市民へ公募、地下鉄の主要7駅でボランティア講習会を実施、   現在の登録者は 約 1,000人 平成15年 「常駐型駅ボランティア」   駅に一定の時間常駐して活動、毎年夏季・春季に実施 平成17年 「駅ボラ」の愛称で全国へ拡大   夏季活動は、国土交通省バリアフリーボランティアモデル事業に選定される 平成23年 「駅ボランティア10周年」   東日本大震災の影響で常駐型活動を休止   平成24年3月24日〜4月3日 春の常駐型活動を予定    次の10年に向けて □ 社会環境の変化による、多様な利用者への対応   ・バリアフリー施設整備の進展、「観光都市ヨコハマ」へ国内外から来訪客   → 高齢者・障害者への移動支援から駅や周辺案内へと変化   ・利用者の高齢化、社会環境の急激なデジタル化 → 案内板や音声での情報入手より、近くの「人」に尋ねて情報を求める    といった高齢者の行動様式   ・特に震災以降 → 挨拶したり、声をかけるなど、人と人とが接することで「つながり」 を求める気持ちの高まり □「駅」の現場から、心のバリアフリーを より多くの市民に伝えていく ・人のつながりや ぬくもりが感じられるような身近な市民活動として、   市民と事業者がともに連携し、「思いやりの気持ち」を地域社会へ広げる    → ヨコハマの風土として醸成される、そんなまちづくりを目指す