第6回神奈川県障害者施策審議会障害当事者部会 追加意見一覧 会議終了後、各委員へ書面等により意見照会したところ、提出された意見は次のとおりでした。 議題1 だれもが参加しやすい「eスポーツ」について(資料1) (関委員) ・つりゲーム ・お散歩 ・押したボタンが震えたり、触感で楽しめるものがあれば、視覚・聴覚・盲ろうの方でも楽しく出来るのではないか。 ・たくさんの人が体験できるように、県単位ではなく市町村単位で会場を設けて開催したらよいと思う。 (尾山委員) ・私自身は、「eスポーツ」をやってみたいとは思いませんが、事務局が発言された「『eスポーツ』は『あきらめなくていいスポーツ』です」という言葉に勇気づけられました。今後の進展に期待いたします。 議題2 障がい当事者の視点から「働くこと」を考える(資料2) (関委員) ・@当事者に寄り添ってくれる人がいる企業があればよい  A障がいのことを分かっている人がいること  B障がい者の適正等を理解してくれる企業の仕組があればよい  C当事者を世間一般的に言う健常者と同じ立場に立たせてくれる企業  D対等に見なしてくれる企業 @〜Dが備わっていれば当事者は働きやすいと思う。 ・社会が変わらないと偏見もなくならない。偏見をなくすには当事者が世間一般に言う健常者と同様な力を持っていることを自ら立証しなければならない。 ・当事者が輝ける場をより多く提供してもらうことが必要。 ・チャンスをもらうことが重要、そしてそれを生かすことも重要。 ・まず障がい者枠を作ってもらわないと始まらない。 ・当事者が働くという意味で、まだまだ実績が浅いので、その実績を多くの当事者が積み上げていかなければならない。積み上げていけばそれが実績となり、多くの企業が当事者に対する考え方が変わってくる。変わってくるから、当事者を認め、認めれば働く機会や場所が増える。そうすると偏見もなくなる。でも今の社会は、まだまだ偏見がある。だから元に戻る。つまりこれが堂々めぐりである。 ・働く能力がある当事者にとっては力が劣る当事者以外の人が企業に採用されているとどう思うのだろうか?そこを社会が考えてほしいです。 報告事項1 グループホームや施設で生活する方のためのノートについて(報告資料1) (関委員) ・困った時の連絡先のページに追加で書いたほうがよいと思うこと @自分の名前 A今どこにいるか B今困っていること、助けてほしいことは何か @〜Bのことを聞いて、もっともよいと思われる関係機関に振り分ける総合窓口的なところを作ったらよりよいと思う。困った時にどこに電話すればよいのか自分では判断がつかないことも分からないこともあると思うから。 報告事項2 「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例〜ともに生きる社会を目指して 〜」の見直しについて(報告資料2) (関委員) ・外部の情報を得るには、人それぞれ手段が違うと思うのでベストな方法を考える。 ・同じ障がい団体同士、繋がれると良いと思う。互いによりよい情報交換ができる場所を設ける。 以上