令和6年度(2024年度)神奈川県職員採用試験受験案内免許資格職職員採用試験(大卒程度)(テキスト版) 令和6年度職員採用試験のポイント ・第1次試験は専門試験のみで受験できます。 ・最終合格者は、第2次試験の結果のみで決定する人物重視の試験です。 ・他日程の県職員採用試験とも併願ができます。 ・災害等で試験が実施できないなど緊急のお知らせは、職員採用ホームページで行います。試験実施の変更等がある場合も、同ホームページに掲載しますので、適宜、御確認ください。 ・各試験共通の注意事項や申込方法、身体の障がいなどにより受験上の配慮を希望する方への御案内等は、職員採用ホームページに掲載していますので必ず御確認ください。(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/jyukenannai_kyotsu) ・必ずインターネットで申し込んでください。(インターネットにより申込みができない方は、4月26日(金曜日)までに神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ(電話045-651-3245)に必ず御連絡ください。) ・申込期間は令和6年4月12日(金曜日)午後2時から5月7日(火曜日)午後5時受信分までで、第1次試験日は令和6年6月16日(日曜日)です。 ・必ず受験票に記載されている第1次試験会場を御確認の上、職員採用ホームページに掲載されている案内図を御確認ください。 (注意)試験当日、会場を間違えた場合は受験できません。 1試験区分、採用予定人員及び職務の内容 (1)試験区分福祉職、採用予定人員15人程度、職務の内容は児童福祉施設や障害者支援施設等における介護を伴う生活支援業務、児童相談所や保健福祉事務所等における児童・障がい・生活保護・精神保健等の相談・心理判定業務等(職務に応じて夜勤・宿直等あり) (2)試験区分福祉職(児童心理)、採用予定人員15人程度、職務の内容は児童相談所における児童・保護者に対する心理学的検査・治療・助言指導業務、児童福祉施設や障害者支援施設における利用者の心理学的診断・治療・指導業務等(ジョブローテーションの一環で介護を伴う生活支援業務等を経験する場合あり) (3)試験区分司書A、採用予定人員6人程度、職務の内容は県立の図書館及び県立学校図書館等における司書業務 (4)試験区分管理栄養士、採用予定人員3人程度、職務の内容は保健福祉事務所等における栄養指導・食生活改善業務等 (5)試験区分薬剤師、採用予定人員5人程度、職務の内容は保健福祉事務所等における薬事監視・衛生監視業務等 (6)試験区分獣医師、採用予定人員7人程度、職務の内容は家畜保健衛生所等における家畜保健衛生業務等、保健福祉事務所、食肉衛生検査所等における衛生監視及びと畜検査の業務等 (7)試験区分保健師、採用予定人員11人程度、職務の内容は保健福祉事務所等における保健指導等 2受験資格 (1)福祉職は次のいずれかに該当する人で外国籍の人も受験できます。 ア平成6(1994)年4月2日から平成15(2003)年4月1日までに生まれた人で、社会福祉法第19条の社会福祉主事の任用資格を有する人(注釈を参照)又は令和7(2025)年3月までに取得見込みの人 イ平成15(2003)年4月2日以降に生まれ、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業又は令和7(2025)年3月までに卒業見込みの人(人事委員会が同等の資格があると認める人を含む。)で、社会福祉法第19条の社会福祉主事の任用資格を有する人(注釈を参照)又は令和7(2025)年3月までに取得見込みの人です。 (注釈)社会福祉法第19条の社会福祉主事の任用資格を有する人は次の(ア)から(ウ)のとおりです。 (ア)学校教育法に基づく大学において、厚生労働大臣の指定する社会福祉に関する科目のうち、3科目以上を修めて卒業した人。指定科目は、職員採用ホームページで確認してください。指定科目と履修科目の科目名称が完全に一致していない場合は、受験資格を認めません。ただし、科目名称が完全に一致していない場合でも、次のaからdのいずれかの場合には受験資格を認めます。 a科目名称が読替えの範囲に合致する場合 b履修科目が指定科目に合致するものとして、国から個別に認定を受けた旨の証明書を大学が発行する場合 c社会福祉主事任用資格取得(見込み)を証明する書類を大学が発行する場合 d履修科目の教育内容に読替えに必要な教育内容が全て含まれていると客観的に確認できる場合 (注意1)上記aからcにより受験資格が確認できない場合に限ります。 (注意2)履修科目のシラバス等において、当該科目の教育内容に、「社会福祉法第19条第1項第1号に基づく厚生労働大臣の指定する社会福祉に関する科目の読替えの範囲等について」(令和2年3月6日付け社援発0306第28号)に示されている読替えに必要な教育内容が記載されていない場合は受験資格を認めることはできません。読替えの範囲に含まれるか疑義がある場合は、大学等による証明が提示された時のみ受験資格を認めます。 (イ)都道府県知事の指定する養成機関又は講習会の課程を修了した人 (ウ)社会福祉士又は精神保健福祉士 (2)福祉職(児童心理)は次のいずれかに該当する人で外国籍の人も受験できます。 ア昭和63(1988)年4月2日から平成15(2003)年4月1日までに生まれた人で、児童福祉法第12条の3の児童心理司の任用資格を有する人(注釈を参照)又は令和7(2025)年3月までに取得見込みの人 イ平成15(2003)年4月2日以降に生まれ、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業又は令和7(2025)年3月までに卒業見込みの人(人事委員会が同等の資格があると認める人を含む。)で、児童福祉法第12条の3の児童心理司の任用資格を有する人(注釈を参照)又は令和7(2025)年3月までに取得見込みの人 (注釈)児童福祉法第12条の3の児童心理司の任用資格を有する人は次の(ア)から(ウ)のとおりです。 (ア)医師であって、精神保健に関して学識経験を有する人又はこれに準ずる資格を有する人 (イ)学校教育法に基づく大学において、心理学を専修する学科又はこれに相当する課程を修めて卒業した人(当該学科又は当該課程を修めて専門職大学の前期課程を修了した人を含む。)又はこれに準ずる資格を有する人 (ウ)公認心理師 (注意)「これに準ずる資格を有する人」には、次の人が含まれます。 ・学校教育法に基づく大学において、心理学を専修する学科又はこれに相当する課程において優秀な成績で単位を取得したことにより、大学院への飛び入学を認められた人 ・学校教育法に基づく大学院において、心理学を専攻する研究科又はこれに相当する課程を修めて卒業した人 ・外国の大学において、心理学を専修する学科又はこれに相当する課程を修めて卒業した人 (3)司書Aは次のいずれかに該当する人で外国籍の人も受験できます。 ア平成6(1994)年4月2日から平成15(2003)年4月1日までに生まれた人で、司書の資格を有する人又は令和7(2025)年3月までに取得見込みの人 イ平成15(2003)年4月2日以降に生まれ、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業又は令和7(2025)年3月までに卒業見込みの人(人事委員会が同等の資格があると認める人を含む。)で、司書の資格を有する人又は令和7(2025)年3月までに取得見込みの人 (4)管理栄養士は平成6(1994)年4月2日から平成15(2003)年4月1日までに生まれた人で、管理栄養士の免許を有する人又は令和7年春季の国家試験で当該免許を取得見込みの人で外国籍の人も受験できます。 (5)薬剤師は昭和63(1988)年4月2日から平成13(2001)年4月1日までに生まれた人で、薬剤師の免許を有する人又は令和7年春季の国家試験で当該免許を取得見込みの人で外国籍の人も受験できます。 (6)獣医師は日本国籍を有し、平成6(1994)年4月2日から平成13(2001)年4月1日までに生まれた人で、獣医師の免許を有する人又は令和7年春季の国家試験で当該免許を取得見込みの人 (7)保健師は平成6(1994)年4月2日から平成16(2004)年4月1日までに生まれた人で、保健師の免許を有する人又は令和7年春季の国家試験で当該免許を取得見込みの人で外国籍の人も受験できます。 ただし、全ての区分において、次のいずれかに該当する人は、受験できません。 (1)禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人 (2)神奈川県職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない人 (3)日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人 (4)平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている人(心神耗弱を原因とするものを除く。) 3試験の方法 (1)第1次試験は専門試験を行います。 ・専門試験の方法は福祉職、福祉職(児童心理)、管理栄養士、薬剤師、獣医師及び保健師は択一式で、40問必須解答、司書Aは記述式で、10問必須解答です。内容は各試験区分に応じて必要な専門的知識についての筆記試験(大学卒業程度)になります。配点は100点で、試験時間は2時間です。専門試験の出題範囲は次のとおりです。 ・福祉職は社会福祉概論(社会保障を含む。)、社会学概論、心理学概論(社会心理学を含む。)及び社会調査。 ・福祉職(児童心理)は一般心理学(心理学史、発達心理学、社会心理学を含む。)、応用心理学(教育心理学・産業心理学・臨床心理学)、調査・研究法及び統計学。 ・司書Aは生涯学習概論、図書館概論、図書館情報技術論、図書館制度・経営論、図書館サービス概論、情報サービス論・情報サービス演習、児童サービス論、図書館情報資源概論及び情報資源組織論・情報資源組織演習。 ・管理栄養士は社会・環境と健康、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食べ物と健康、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学及び給食経営管理論。 ・薬剤師は物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度及び実務。 ・獣医師は基礎獣医学、病態獣医学、応用獣医学及び臨床獣医学。 ・保健師は公衆衛生看護学、疫学、保健統計学及び保健医療福祉行政論。 (2)第2次試験は論文試験と人物試験を行います。 ア試験区分福祉職及び福祉職(児童心理) ・論文試験の方法は記述式で、1題必須解答、800字程度、内容は思考力、構成力等についての筆記試験です。配点は50点、試験時間は1時間です。 ・人物試験の方法はグループワーク及び個別面接(1回)で、内容は人柄、性向等についての試験です。グループワークの課題は第1次試験合格通知とともにお知らせします。試験時間と配点はグループワーク45分、50点、個別面接1人約30分、200点です。 イ試験区分司書A、管理栄養士、薬剤師、獣医師及び保健師 ・論文試験の方法は記述式で、1題必須解答、800字程度、内容は思考力、構成力等についての筆記試験です。配点は50点、試験時間は1時間です。 ・人物試験の方法は個別面接(1回)で、内容は人柄、性向等についての試験です。配点は250点、試験時間は1人約30分です。 4試験の日時・場所・合格発表 ・第1次試験は令和6年6月16日(日曜日)、午後0時5分から午後0時45分に受付、午後0時50分着席、午後5時頃終了予定です。場所は神奈川県内で、受験票で指定します。なお、論文試験は第2次試験種目ですが、第1次試験日に実施します。論文試験を棄権した場合は、第1次試験を棄権した扱いとし、一切採点は行いません。 ・第2次試験の人物試験は、令和6年7月10日(水曜日)から8月2日(金曜日)までのうちの指定する1日に行います。場所は横浜市内で、日時と場所の詳細は第1次試験合格通知に記載します。 ・第1次試験合格者発表は令和6年6月26日(水曜日)に、最終合格者発表は令和6年8月16日(金曜日)に、いずれも職員採用ホームページで合格者の受験番号を示します。 (注意1)受験票は、第1次試験日の10日前頃に、受験申込みに使用するe-kanagawa電子申請システムに登録します。登録完了後、メールでお知らせしますので、印刷して第1次試験当日に持参してください。 (注意2)受付終了後は、受験できません。ただし、鉄道の不通、遅れによるときは、鉄道機関発行の遅延証明書の提出を条件として受験を認める場合があります。 (注意3)所定の着席時刻に着席していない場合は、受験できません。 (注意4)第2次試験日に人物試験の参考とするため、性格等について、質問紙法による検査を実施します。 (注意5)合格発表については、受験者全員にe-kanagawa電子申請システムでも通知します。 5合格者の決定方法等 ・第1次試験の得点は、標準偏差を用いて算出します。 ・試験種目ごとに合格最低基準がありますので、一種目でも当該基準に達しない場合、不合格となります。 ・最終合格者は、第2次試験の結果のみで決定します。 ・受験資格がないこと又は申込内容に虚偽があることが判明した場合は、その後の試験を受験できません。最終合格している場合は合格を取り消します。 6勤務条件 給与の月額は、次のとおりです(令和6年4月1日現在)。 ・福祉職及び福祉職(児童心理)約234,000円 ・司書A、管理栄養士及び保健師約227,000円 ・薬剤師及び獣医師約245,000円 ・採用時の給与の月額については、今後の給与改定等により、この額から変動する場合があります。 ・この額は、それぞれの試験区分に応じた代表的な職務に従事した場合のもので、職務の内容によって金額が異なる場合があります。 ・この額には、地域手当が含まれています。また、このほか、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当、期末・勤勉手当等がそれぞれの支給条件に応じて支給されます。 ・この額は、新規に大学を卒業した人の給与例で、学校卒業後に学歴又は職歴がある人は、この額に一定の基準で算出された額が加算されます。 ・受動喫煙防止措置として、採用後の就業場所は、敷地内禁煙(一部施設においては、屋外に喫煙場所設置)としています。 ・外国籍の人は、県民等に対して身体・財産等の権利を制限することとなる職務などを除いた職務を担当します。詳しくは、職員採用ホームページを御覧ください。 7問合せ先 神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ 〒231-0023横浜市中区山下町32 電話045-651-3245 ファクシミリ045-651-3239 職員採用ホームページ https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/9111/