ホーム > 産業・働く > 労働・雇用 > 雇用・就職支援 > 障がい者雇用に向けた企業交流会「ともに働く」(川崎地域)【終了しました】

更新日:2023年12月22日

ここから本文です。

障がい者雇用に向けた企業交流会「ともに働く」(川崎地域)【終了しました】

障がい者雇用に向けた企業交流会「ともに働く」(川崎)(令和5年10月27日開催)のお知らせです。

障がい者雇用に課題や悩みを抱える企業の皆様を対象に、障がい者雇用の経験豊富な企業による雇用事例の紹介や、それら企業を交えた参加者同士の意見交換等を内容とする障がい者雇用に向けた企業交流会「ともに働く」を開催します。

今回は川崎障害者就業・生活支援センターのセミナーや、障がい者が職場定着している企業から雇用事例を紹介していただくほか、ファシリテーターや登壇企業を交えた参加者同士の意見交換会を行います。

本交流会は、終了しました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。
当日の概要を掲載しました。

  • 日時:令和5年10月27日(金曜日)13時30分から16時30分まで
  • 会場:川崎市産業振興会館(一部オンライン配信)

プログラム

ミニセミナー(川崎障害者就業・生活支援センター)

川崎障害者就業・生活支援センターより「雇用後のミスマッチを防ぐ」をテーマに、障がい者の採用プロセス等についてご紹介いただきました。

nakapotsu

雇用事例紹介

株式会社東急百貨店たまプラーザ店 松田氏
株式会社東急百貨店たまプラーザ店「チームえんちか」を統括されてる松田氏に、同社における障がい者雇用の取組についてご講演いただきました。
tokyu
※「チームえんちか」の概要
「チームえんちか」とは、東急百貨店たまプラーザ店地下の事務所において、百貨店の売場や後方事務部門の付帯業務補助を請け負い、店舗を支える「縁の下の力持ち」です。2013年4月に発足し、現在は6名の知的障がいを持つメンバーが活躍しています(皆様2023年4月で勤続10年目を迎えました)。

講演では、これまで12年間、障がい者雇用に携わってきた中で、どうして障がい者雇用を進めた方がいいのか?といった観点からお話いただきました。

百貨店業務における仕事の切り出しのポイント

  • 人の手でしかできない作業の工程を、「動詞」で切り出し分解する。

「チームえんちか」のマネジメントで気を付けているポイント

  • メンバーには、自分たちが会社の役に立っていることを実感してもらうこと。
  • 周囲に理解を求めるより先に仕事で信頼されること。
  • 自分たちの業務の先には「お客様」がいることを認識してもらうこと。

障がい者雇用のメリット

  • 周囲のスタッフ達の刺激になっている。
  • 障がい者雇用を通じて、社内の「人に対する思いやり」(気遣い)が醸成され、結果的にお客様対応にも繋がっている。

そのほか、企業では介入が難しい生活面の支援について、支援機関(障害者就業・生活支援センター)との連携例をご紹介いただきました。
最後に、障がい者雇用は法律でやらなければならないという所からスタートしたが、どうせやらないといけないなら、大変なところにだけ目を向けるのではなく、メリット及びやりがいにも目を向け、楽しくやっていきましょう、と参加企業の背中を押してくださいました。

登壇企業:株式会社東急百貨店 たまプラーザ店
・業種:小売業
・雇用障がい種別:知的障がい
・当事者従事業務:百貨店内売り場及び後方事務部門等の付帯業務

制度・助成金等の紹介

ハローワーク川崎より障がい者雇用に関する制度や助成金の案内を行いました。
HW

意見交換会

3つのグループに分かれ、実際の障がい者雇用の事例から、配慮や職場定着について参加者間で検討を行いました。その後、登壇企業にもご参加いただき、障がい者雇用に取り組む上での各社の課題等について自由に意見交換を行いました。
GW

主催・共催

【主催】神奈川県
【共催】川崎障害者就業・生活支援センター 川崎南部就労援助センター 百合丘就労援助センター
神奈川労働局 ハローワーク川崎 ハローワーク川崎北 
【後援】川崎市

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は産業労働局 労働部雇用労政課です。