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更新日:2023年12月22日

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障がい者雇用に向けた企業交流会「ともに働く」(横浜地域)【終了しました】

障がい者雇用に向けた企業交流会「ともに働く」(横浜)(令和5年10月2日開催)のお知らせです。

障がい者雇用に課題や悩みを抱える企業の皆様を対象に、障がい者雇用の経験豊富な企業による雇用事例の紹介や、それら企業を交えた参加者同士の意見交換等を内容とする障がい者雇用に向けた企業交流会「ともに働く」を開催します。

今回は県障害者雇用促進センターのセミナーや、障がい者が職場定着している企業から雇用事例を紹介していただくほか、ファシリテーターや登壇企業を交えた参加者同士のグループワークや意見交換を行います。

本交流会は、終了しました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。
当日の概要を掲載しました。

  • 日時:令和5年10月2日(月曜日)13時30分から16時30分まで
  • 場所:横浜市庁舎1階協働スペースA・B(一部オンライン配信)

プログラム

ミニセミナー(県障害者雇用促進センター)

県障害者雇用促進センターより、合理的配慮と差別の禁止といった障がい者雇用の基本的な考えや、様々な就労支援機関の役割のほか、企業が取り組むべき職場定着のための取組等について紹介しました。

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雇用事例紹介

森紙業株式会社関東事業所 土田氏、深井氏
森紙業株式会社関東事業所の土田氏及び深井氏から、同社における障がい者雇用の取組についてご講演いただきました。

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20年ぶりの障がい者雇用ということで、担当者も障がい者雇用の経験がなく、「何から始めていいのか分からない」といった状態からのスタートだったそうです。
そこでまず、行政に相談したことをきっかけに、雇用までの道筋が見え、社内の普及啓発や業務の切り出しといった取組を一つずつクリアしていきました。

(森紙業株式会社関東事業所における障がい者雇用の取組のポイント)

  • 社内の上層部が障がい者雇用の必要性を理解してくれたことで、取組のスピードが加速した。
  • 業務の洗い出しを障がい者雇用という視点ではなく、「誰かがやってくれたら助かる」というフラットな視点に切り替えたことで、雇用の可能性が広がった。
  • 支援機関と連携して、求職者向けに「職場見学」及び「実習」を取り入れたことで、雇用のミスマッチを防ぐことができた。

実際に雇用してみて、雇用した方の仕事に対する前向きな姿勢や実際の仕事ぶりが、周囲に良い影響を与えているというお話もありました。一方で、体調の波や環境の変化に影響されることも多く、職場定着の難しさも実感しており、本人への声がけや定期的な面談などは欠かせないとのことです。そのほか、受け入れている現場の社員に負担が偏らないように、ケアを行うことも大切であるとお話いただきました。

登壇企業:森紙業株式会社関東事業所
・業種:製造業
・雇用障がい種別:精神障がい
・当事者従事業務:書類整理、データ入力、清掃など

グループワーク・意見交換

5つのグループに分かれ、実際の障がい者雇用の事例から、配慮や職場定着について参加者間で検討を行いました。その後、登壇企業にもご参加いただき、障がい者雇用に取り組む上での各社の課題等について自由に意見交換を行いました。

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主催・共催

【主催】神奈川県
【共催】横浜市 横浜市障害者就業・生活支援センター スタート 横浜市障害者就労支援センター
神奈川労働局 ハローワーク横浜 ハローワーク港北 ハローワーク戸塚 ハローワーク横浜南 ハローワーク川崎 

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このページの所管所属は産業労働局 労働部雇用労政課です。