更新日:2022年1月14日
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障がい者雇用に向けた企業交流会{ともに働く」(川崎)(令和3年10月15日開催)のお知らせです。
障がい者雇用に課題や悩みを抱える企業の皆様を対象に、障がい者雇用の経験豊富な企業(先輩企業)による雇用事例の紹介や、それら企業を交えた参加者同士の意見交換等を内容とする障がい者雇用に向けた企業交流会「ともに働く」を開催します。
今回は「企業の持続的な発展と障がい者雇用」をテーマに、多様な人材の活用や働き方を推進している企業から、障がい者が職場で活躍するための取組などを紹介していただくほか、ファシリテーターや先輩企業を交えた参加者同士の意見交換(グループトーク)を行います。
この機会に、今後の障がい者雇用に向けた取組と企業の「これから」について、一緒に考えてみませんか?
本交流会は、終了しました。ご参加いただき、ありがとうございました。
当日の概要を掲載しました。
障がい者雇用の経験豊富な企業(先輩企業)から、雇用を始めたきっかけや取組内容をお話いただきました。
株式会社北野書店の北野氏から、きっかけとして障がい者の就労の場を作りたいという思いから、県のセミナーに参加し雇用し始めたこと、また、当事者にとって負担が少ない短時間雇用から取り組み始めたことなどをお話いただきました。
また、図書のフィルムコーティングや図書館での実習など、実際に当事者ご本人が働く様子を映した動画を交えながら、雇用事例のご紹介をいただきました。
さらに、障がい者雇用に取り組む意義として、当事者にしか気づくことのできない視点から学び、既存のことを変化させ、新しい価値を創造することが、企業の持続的な発展につながるというお話をいただきました。
・業種:書籍・雑誌小売業
・雇用障がい種別:精神
・当事者従事業務:図書のフィルムコーティング
有限会社川田製作所 川田氏からは、プレス加工や事務の仕事について、当事者ご本人へのインタビューや実際に働く様子を映した動画を交えながら、雇用事例のご紹介いただきました。
お話の中で、ご本人の苦手なことに配慮し仕事のやり方を工夫した結果、他の従業員の負担軽減にもつながったこと、また、ご本人の得意なことを理解し仕事の幅を広げた結果、会社のコスト削減にもつながったことなどをご紹介いただきました。
さらに、障がい者雇用やダイバーシティ経営とは、障がい者や高齢者といった属性ではなく、一人ひとりの個性を引き出すような職場環境や仕組みづくりであるというお話をしていただきました。
・業種:金属プレス製品製造業
・雇用障がい種別:身体、知的、精神
・当事者従事業務:プレス加工、事務
Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、少人数のグループに分かれ、先輩企業から直接お話を聞くことのできる質問会を行いました。
また、障がい者雇用に取り組む上での悩みや困り事を参加者間で共有し、自由に意見交換を行う中で、課題解決に向けたヒントを考えました。
障がい者雇用に向けた企業交流会「ともに働く」(川崎地域)チラシ(PDF:942KB)
【主催】神奈川県
【共催】川崎市 神奈川労働局 ハローワーク川崎 ハローワーク川崎北
企業応援センターかわさき 川崎南部就労援助センター 中部就労援助センター 百合丘就労援助センター
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は産業労働局 労働部雇用労政課です。