第67回神奈川スポーツ賞受賞者プロフィール

掲載日:2018年12月3日

神奈川スポーツ賞

館澤 亨次(たてざわ りょうじ)さん <陸上>

館澤さん

 第102回日本陸上競技選手権大会男子1500mにおいて、前回大会に続く2年連続の優勝を果たした。中学3年時には、市町村対抗「かながわ駅伝」において、当時4連覇の横浜市のスターターとしてチームを優勝に導く流れを作り出した。埼玉栄高校時代には、3年時に全国高校駅伝のエース区間1区を好走、高校卒業後は駅伝の名門大学である東海大学に進学した。1年時より全日本大学駅伝において区間賞を獲得するなどの活躍をし、2年生に進級後は1500mにも積極的に挑戦、関東インカレ、学生個人選手権、日本選手権大会で優勝を果たした。この年の出雲駅伝では区間2位、全日本大学駅伝では3区区間賞という結果を残した。今年度は、セイコーゴールデングランプリの男子1500mにおいて、日本人トップの3分40秒49(自己ベスト更新)で、標準記録の条件をクリアし、第18回アジア競技大会(ジャカルタ)出場を決めた。アジア競技大会では9位という結果に終わったが、これを糧に9月の日本学生対校選手権ではラストまで諦めない走りで見事優勝を果たしている。この後は駅伝シーズンに向け、長距離を走り切るスタミナと持ち味のスピードを生かし、チームのために戦う。そして、その視線の先には東京2020オリンピック競技大会出場があるに違いない。

〔秦野市〕

加藤 耕也(かとう こうや)さん <卓球>

加藤さん

 平成30年6月、知的障がい者卓球のアスリートが全国から参加する国内最高峰の大会、「2018FIDジャパン・チャンピオンシップ卓球大会」において、2017年大会に続き、2年連続優勝を果たした。幼少時から個別支援級等に通っていたが、小学3年生の時に知的障がいの判定を受けた。この頃より「障害者スポーツ文化センター横浜ラポール」で発達に障がいのある子どもたちとフットサルやバスケットボールといったスポーツ活動を積極的に行っていた。中学校の部活動で卓球を始め、その後も卓球に打ち込み、平成28年よりパラ卓球に本格的に参戦した。昨年、初めて参加した国際大会では、3位に入賞し、東京2020パラリンピック競技大会を強く意識するようになった。「障がいにはたくさんのくくりがあり理解されにくい。話をすることでかえって誤解されることもある。見た目ではわかりにくい障がいがあることで逆に苦しんでいる人も多いと思う。自分が頑張って結果を残すことで、多くの人の励みになれば。」という思いを持つ。また、世界を目指しパラ卓球を続けるために、職場(戸塚共立リハビリテーション病院)の協力や神奈川県や(一社)日本ライオンズからの助成金を受け活動している。現在の最大の目標は、東京2020パラリンピック競技大会で金メダルを獲得することだ。この目標を見据え、技術を磨くことはもちろん、精神面の強化など更なるレベルアップのため、卓球女子日本代表平野美宇選手を輩出した「平野卓球センター」で発達障がい等の障がいのある選手も指導する平野真理子さんの指導を仰いでいる。現在の世界ランキングは、日本人選手最高位の8位。今年10月に開催された世界選手権にも日本代表として出場した。目標に向けて着実に力をつけ、日本のエースとして歩みを進めている。

〔横浜市〕

小堀 倭加(こぼり わか)さん <水泳> 

小堀さん

 9月に行われた第73回国民体育大会少年女子共通400m自由形で見事2連覇を果たした。8月の第13回パンパシフィック選手権大会では、400m自由形、1500m自由形の2種目で高校新記録を樹立、続く第18回アジア競技大会(ジャカルタ)では、800m自由形、1500m自由形の2種目で見事銅メダルを獲得した。小学生から本格的に水泳を始め、小学4年生で、全国ジュニアオリンピックカップに出場、中学2年生の時には200m背泳ぎで全国中学校大会2位となった。中学3年生までは背泳ぎの選手だったが、湘南工科大学附属高等学校進学後に自由形に転向し、1年時のインターハイでは400m自由形、800m自由形で2冠を果たし、その才能を開花させた。2年時には世界ジュニア選手権に出場し、400m自由形で高校記録を更新。そして今年ついに日本代表メンバーの座を獲得するに至った。常に前向きに努力を続けることで、この3年間止まることなく成長を続けている。「まだまだ伸びしろがあると思いますし、出場も不可能ではないと思います。」とは本人の弁。東京2020オリンピック競技大会に向けて、1500m自由形をメインに出場を目指している。アテネ2004オリンピック競技大会金メダルの柴田亜衣選手以来の長距離選手として注目が集まる。水泳界期待の星である。

〔相模原市〕

佐々木 智之(ささき ともゆき)さん <ボウリング>

佐々木さん

 前年度の第72回国民体育大会競技別男女総合成績(天皇杯)で17年ぶりの優勝を飾った神奈川県が今回2年連続の偉業を達成した。その原動力となったのはベテラン佐々木智之選手である。成年男子個人戦では予選6位から見事に立て直し準優勝を、成年男子団体(2人チーム)では2連覇を果たした。男子日本代表である佐々木選手は、若手に技を伝授するなど神奈川県チームの競技力向上にも大きく貢献している。中学生より競技を始め、中学3年時には全日本中学選手権大会で3位、高校生の際は第57回(2002年)、第59回(2004年)の国民体育大会において少年男子個人戦優勝を果たした。地元神奈川大学に進学後も、その活躍はとどまることなく、全日本選手権大会やアジア競技大会等、国内外の大会で素晴らしい戦績を残している。2003年より全日本ナショナルチームに在籍、現在では男子のキャプテンを務めるなど、神奈川県だけでなく日本のボウリング競技を支える大黒柱であり、2014年の第17回アジア競技大会(仁川)、今年の第18回アジア競技大会(ジャカルタ)にも日本代表として出場、トリオ戦での連覇を果たしている。競技スポーツとしてだけでなく、生涯スポーツとしてのボウリングの魅力もより多くの人に知ってもらいたいと、指導員としても大活躍中である。

〔横浜市〕

富士通(ふじつう)フロンティアーズ <アメリカンフットボール>

富士通フロンティアーズ

 アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第71回「ライスボウル」で、2年連続3回目の優勝を果たした。富士通フロンティアーズは、1984年に富士通グループのアメリカンフットボール経験者が集まり、同好会として発足、翌1985年3月「アマチュアリズムで仕事もフットボールも日本一に」をスローガンに、日本アメフト界の開拓者となることを誓い「FRONTIERS」として正式にスタートした。発足以来、地道な努力を続け、アメリカンフットボール東日本社会人選手権「パールボウル」、日本社会人アメリカンフットボール選手権「東京スーパーボウル」・「JAPAN X BOWL」などで着実にその成果を発揮し、2014シーズンには、念願の「ライスボウル」初優勝を果たした。2015シーズンは残念ながら「ライスボウル」への出場は叶わなかったが、翌2016、2017シーズンに連覇を果たすこととなった。発足時のスローガンを達成すべく、所属する選手は仕事と競技の両立、さらには「かわさきスポーツパートナー」として地域貢献にも率先して取り組み、常勝チームとして、応援してくれているファンのために戦い続けている。

〔川崎市〕

本文ここまで
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