平成24年度 第1回 会議結果

掲載日:2018年4月6日

様式3-1

審 議 結 果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

神奈川県観光審議会

開催日時

平成24年6月14日(木曜日)10時00分~12時00分

開催場所

県庁新庁舎12B会議室

(役職名)

出席者

(会長)金安 岩男

(委員)相京 俊二、石井 洋一、浦辺 和夫、高橋 始、田村 泰之、菅原 由美子、髙田 久美子、羽田 耕治、亀井 たかつぐ、早稲田 夕季、櫻井 浩志

次回開催予定日

未定

問い合わせ先

観光課 担当者名 中野

電話番号 045-210-5765

ファクシミリ番号 045-210-8870

下欄に掲載するもの

議事録

議事概要とした理由

 

審議経過

1. 開会

 

2.新委員紹介 

(事務局)

横浜観光コンベンション・ビューローの成田委員、箱根町観光協会の村上委員の退任により、2名の委員が替わられていますのでご紹介いたします。石井洋一委員、高橋始委員です。

また、県議会からの推薦を受けて、前回より2名の方が替わられておりますのでご紹介いたします。五十音順で、亀井たかつぐ委員、国松誠委員です。

 

3.議事

(金安会長)

それでは、審議会次第に沿いまして、議事を進めていきたいと思います。

今日の議題は3つございます。1番目が副会長の選任についてです。

これまで副会長は村上委員に勤めていただいていたのですが、退任されましたので、観光審議会規則では、副会長は委員の互選により定めることとなっていますので、委員の皆様から自薦または推薦その他あればその案で検討したいと思います。もしなければ事務局からご提案をいただくということになると思いますけれども、いかがでしょうか。

では、事務局の方から提案ございますか。

 

(事務局)

それでは、事務局の方から、日本政府観光局企画部次長の辻のぞみさんを推薦したいと思いますので、ご審議をお願いします。

 

(金安会長)

辻委員にというご推薦がありましたが、いかがでしょうか。

 

<委員からの異議なし>

それでは、副会長を辻委員にお願いしたいと思います。

では2番目の議題に入ります。神奈川県観光振興計画、平成23年の事業結果についてです。

まず事務局からご報告いただいて、その後この審議会で総括、検証するということになっておりますので、事務局からこの事業結果について説明をお願いします。

 

<事務局から説明>

 

(金安委員)

それでは、委員の皆様から、ご質問をお願いします。

 

 

(相京委員)

昨年の3月の震災というのは非常に想定外の出来事だったかと思いますが、昨年の4月ぐらいですとかなり自粛ムードで、国内のお客さんも落ち込んでいたんですが、昨年の12月までで結構ですので、国内と海外からお客様というのは、神奈川県の場合はだいたい戻ってきたのでしょうか。

全国的には戻ってきているが、東北の日本海側とか、栃木、群馬辺りはまだ、国内、海外とも戻っていない状況です。神奈川の場合はどうですか。

 

(事務局)

観光客数の動向ということで、先ほど平成23年の県全体の入込観光客数が約1億5200万人ということで、ご説明させていただきました。このデーターの詳細は、精査中ではございますが、月別の観光客の延べ人数も一応入れてございます。それによりますと、3月が前年に比べまして50%でございました。4月が70%、6月になりますと約90%、以降夏休みの期間、7月、8月が80パーセント台で推移しまして、9月、10月、11月が100%、前年を越える数値となっております。12月は98%ということで、ほぼ例年並みということが、今の速報値からは読み取れます。

したがいまして、震災直後は、3月の後半から4月の上旬にかけては8割から9割のお客様がいないという状況ではありましたが、ゴールデンウイーク以降、夏を経て、秋にかけては、ほぼ前年並みに戻ってきたという判断をしているところでございます。

それから、外国人の旅行者につきましては、県の方で詳細なデータを取るということができておりませんので、JNTOが発表している数値を参考にするということになると思いますが、それによりますと、昨年の12月でも、前年の89%程度ということで、この1年の、23年という暦年の中ではまだ本格的に回復したということは言えない状況にあるのではないかと思われます。

これは全国の動向なので、県自体がどうかというのは、詳細は把握できておりません。

 

(亀井委員)

2つほど質問させていただきたい。一つは、外国人旅行者の訪問率について、平成22年の4月から12月と、平成23年の1月から3月で、データーの取り方が若干変わったと説明があったが、それは簡単に言っていただくとどういうことか。

もう一つは、外国人旅行者の訪問者数は非常に目標と実績の数字に乖離があるが、昨年の震災の影響もあったと理解はできるが、前回とかその前に関しても、目標に対してのこの実績というのはだいたいどんな感じになっていたのか。

 

(事務局)

1点目のご質問の調査の方法ということですが、従来外国からの訪問者の訪問率という数値はJNTOの年間の調査の結果から、都道府県の訪問者率というのを推定しておりました。

平成23年の1月から3月までは、従来どおりのJNTOが調査した結果の数値が出ておりましたが、JNTOの調査そのものが国の仕分けにより、実施主体が観光庁本体に戻り、観光庁が別な委託業者に委託したということで、統計の整合性、継続性というところが、全く同じようにできているかということについて、私どももまだ把握できてないところがります。ただ、ほかの数値がございませんので、データーとしてはその数値を使わざるを得ないので、今回は2つのデーターを合算したような形で推測をしているということでございます。

それから、これまでの外国人旅行者の訪問者数の目標につきましてですが、この計画の初年度である2010年は、目標が157万人、結果は153万人ということで、目標より若干届かなかったのですが、これは前年に比べて40万人増えたということになっております。

2011年は、記載にございますように、200万人の目標を設定しましたが、結果的には81万人と、残念な数値に終わったという状況でございます。

 

(金安委員)

調査の主体も変わっていますし、ここに注を書かれたほうがよい。こういうふうなやり方でJNTOとはこういう風に違っていると。それがわかれば、単純には増えた、減ったと言えないなというのがわかりますね。ご検討ください。

 

(事務局)

注記をして、改めて皆様の方にはご報告させていただくということにさせていただきたいと思います。

 

(金安会長)

それでは、今の状況を踏まえて、観光振興計画の実施状況について、観光審議会として検証を行うこととなっております。

資料の4をご覧いただきたいのですけれども、全体の総合評価として事務局案を用意していただきましたので、それを事務局の方で読んでいただいて、その上で委員の方々からご意見いただきたいと思います。

 

<事務局説明>

 

(金安会長)

では委員の方からご意見いただきたいと思います。

 

(早稲田委員)

観光旅行者を迎える体制の整備について、以前の審議会で、こういう議論をいつも繰り返しているわけですけれども、果たして観光地がよくなっているのかというようなご意見があったが、私たちが議論をしていることで何か実感できる観光地の改善になっていかなければならないと思うんですね。

ただ、その中で、なかなか環境整備が整っていかない現状があります。一義的にはこれは市町村がやるものだとは思いますが、公衆トイレ一つにしても、観光案内所の問題にしても、何年経っても変わらないような状況があり、これらをどういうふうにしていくかというのが一番訪れた方が困らない、安心できるということではないかと思う。

資料に年齢や障害の有無にかかわらずとありますが、そういうところが少しはできたのか。市町村のバックアップも含めて、県としてはどのように取り組まれるのか教えていただきたい。

それから若者の人材育成事業、これが雇用創出の基金を使ったものなので、かなり大きな予算でやっていたと思うが、どういう効果があったのか教えていただきたい。

また、神奈川観光プランナー育成事業を廃止して観光まちづくりプロデューサーの育成事業に変える理由、意義についても教えていただきたい。

 

(事務局)

ただ今ご指摘いただいた観光客を迎え入れる環境の整備について、どこまで進んでいるかというところについては、なかなか検証も難しいところであるとは思います。

たとえば県の方ではホームページのバリアフリー情報の充実を図るということで、大幅な改善とまでいきませんが、表記方法を従来のものから少し改善させてピクトグラム方式にするというようなところから取組を進めているところです。

大きな成果ということについてはなかなか言えないところであり、やはり市町村が現場に即した取組をしていただくことが基本であると思いますし、そういった取組が進むように、県としては色々な場で支援を進めているというところが現状です。

それから、若者人材育成のご質問ですが、これは失職されている若手の方々に、観光の現場で体験を通じて、色々な知識等を身につけていただいて、その次の就業を目指していただくという趣旨で実施したものでございます。神奈川県観光協会が実施した事業では、20名を採用して、うち3名の方が観光業界に就職できたと聞いております。JTBが実施した事業では、15名を採用して、9名の方が就職できたという実績になっております。

神奈川観光プランナー育成事業につきましては、文教大学から提案していただいた政策提案事業ということで、元々単年度の事業で、継続にはなっておりません。

それから、観光まちづくりプロデューサー事業ですが、これは24年度の新規の事業で、後ほどご説明させていただきますが、商店街、もしくは地域の資源を活用して、観光まちづくりの観点から、地域の活性化に取り組んでいただける中心的な役割を担っていただく方を養成する事業内容ということになっております。

 

(羽田委員)

昨年度の総合評価については事務局の総括のとおりであろうと思います。あとは、これからのことかと思いますが、観光の振興による地域経済の活力向上について産品の販路拡大の話が出ておりますけども、それと同時に、いわゆる地産地消、県内の農業、水産業、農水産加工業、製造業と、特に宿泊業とのより強い連携をさらに考えないといけないと思います。

次に、全体の観光消費額に関しては、一昨年と比べると昨年度は増加ということになっているが、一方で宿泊のところが決して芳しくないし、おそらくこれからもずっと国内の宿泊に関してはほとんど期待できないと思います。先ほども外国人の話があったが、今後、どこで観光消費を伸ばしていくかというときに、やはり外国人市場がますます重要になってくる。そういう中で、東アジアからの来訪が増え、それもFIT利用が進むであろう。しかし、現状、神奈川の中で宿泊している外国人というと、比較的、安い団体ツアー客がまだまだ多いのではないか。そういうことを考えると比較的高単価の、それも今後ますます伸びていくであろう外国人のFITをどう取り込んでいくのかという視点が必要ではないか。

それから、経済効果ということを考えたときに、外国人MICEというか、インバウンドMICEをしっかり取り込んでいく必要があるだろう。

これからは、こうしたよりきめ細かい取組がますます重要になってくるというふうに思いますので、そういう視点で24年度以降考えていただければいいのかなと思います。

 

(金安会長) 

それでは、いろいろご意見あるかもしれませんが、資料4にありますように、23年度の総合評価、今(案)となっておりますけれども、ここに書かれていることが、今ご意見もありましたように、当然こんな感じかなという印象を私も持ちました。この中では評価できる文言が3カ所ありまして、あとは必要があるということなので、努力されている面は評価し、それからさらに今後いろいろ充実させてほしい、させていくべきだという必要性をうたわれていますので、この案で行きたいと思いますがいかがでしょうか。

ご意見なければ、これは総合評価ということで、審議会としての検証結果としたいと思います。

どうもありがとうございました。

それでは、続いて議題の3番目、平成24年度の取組について、事務局の方からご説明をお願いします。

 

<事務局説明>

 

(金安会長)

それでは、今事務局からご説明がありましたが、委員の皆さん方から、ご質問、ご意見をお願いいたしたいと思います。

 

(菅原委員)

今年度の目標値というか、目標達成状況という形での目標値を掲げるわけですが、そのときに、これはどこもそうだが、観光入込増という形で、数を増やすということを目標値に定めるケースが多いが、これから人口が減少していくことを考えると、ずっと右肩上がりに数を増やせるという状況ではないと思う。

ここ数年は右肩上がりになっても、長い将来に渡っては減少が考えられるということを今から想定した上で、対策を考えていかないといけないのではないか。

そのときに一番鍵となるのが、質の向上ではないかと思う。

そのときに、満足度と再来訪率が質を反映する数値だと思うので、満足度の指標について、この50パーセントぐらいの数値を高いと見ているのか、低いと見ているのかという辺りを、他県との比較とか、現状で考えると低いので、将来的にはこれぐらいを目指したいとか、満足度を上げるためにはどういうことを現状でやっていかなければいけないかということを整理して、長期計画で是非挙げてほしいというのが一点。

それから、もう一点は鎌倉が世界遺産の推薦に挙げられ、13年か14年の登録を目指すという形になっているけれども、これに対しての県としての取組は今どのようになっているのか伺いたい。

 

(事務局)

まず目標値については、ご指摘のとおりだと思います。そういった観点から、この計画の中に満足度、それから再来訪率を設定したところであります。

それで、3年間計画ということで、目標値を2012年、今年度分まで設定してございますが、将来的にはこの満足度、それから再来訪率も高めていくということに重点を置いた取組をしていきたいと思います。他県と比較というのは、同じようにできるかということについては、ちょっと難しいのかと思いますが、この二つに重点を置いて考えていきたいというふうには考えております。

それから、やはり数は観光を振興するという取組の中で、やはり経済的な効果を求めるというとこであればある一定の数の目標も必要だと思いますし、日本人のマーケットというのはそんなに拡大しないということがあると思いますが、一方で外国人のいわゆるインバウンドのマーケットというのは今後もやはり伸びが期待できますし、数だけでなくて、観光消費額の絶対値から見ても、やはり外国人の消費額が大きいわけで、そういう経済効果を高めるというような観点から取組は進めていきたいというように考えております。

それから、鎌倉の世界遺産登録に関する取組ということでは、進行管理表の5ページの方をご覧いただきますと、一番上に世界遺産登録推進事業費、それから武家の古都・鎌倉の発信事業ということで、これは直接観光課の事業ということではございませんが、県としてはこのような取組を進めるということになっております。

 

(櫻井委員)

先ほど菅原委員の方からお話がありました満足度のお話につきましては、国の方、観光庁の方でも、今年3月30日に策定された新たな観光振興基本計画の中で、満足度という指標を挙げておりまして、言ってみれば、国としてもその指標を重視していると、かつ統計的にも取っていくというふうなことになってまいりますので、そこら辺の中では今後国全体、また各県、それから外国からの来訪者、それから国内の旅行者の満足度等について数値をご提供できるのではないかなというふうに思ってます。

 

(高橋委員)

広域観光圏の運営支援事業でございますが、今年で3年目になりますけども、このグランドデザインプロジェクト編の中では、観光圏という言葉は一言も出てきておりませんし、取組を支援するという、漠然とした表現になっておりますけれども、この辺について事務局の見解をお伺いしたい。

 

(事務局)

観光圏の運営支援事業につきましては、これまで2年間の内容と変えるということはしておりませんので、従来どおりの支援をさせていただくということでございます。

グランドデザインの実施計画、主要施策の計画推進編という冊子の17ページの、魅力ある地域資源を生かした産業の振興の中の、(2)の観光産業の振興の、番号が入ってます、315番、この中に観光圏の支援ということも実施計画ということで入っております。支援の内容については、従来の支援を継続するということで考えております。

 

(羽田委員)

参考資料1の観光振興計画進行管理表というのは数ページにわたって、いろいろな県の観光振興に関連する施策が紹介されております。他部局からの施策も網羅されており、非常にいいことだと思いますし、まとめられる上で、他の部局、課にヒアリング、確認等されるということは関係各部課にも意識を持ってもらうという意味で非常にいい取組だと思います。

今年度からの新たな観光の核づくり認定事業ですが、構想レベルのものなのか、細かい施策、事業レベルのものなのかによって、まるで評価は違うと思います。したがって構想レベルあるいは事業レベルで判断されるのか、その辺はきちんとあらかじめ考えとして持ってないといけないと思います。

そもそも、横浜でさえまだまだ国際的な観光イメージ、知名度が十分ではないという現状がある中で、ほんとにこういうことをやっていくためには、かなりお金もかかる。同時に、年数もかかるわけで、「国際的観光地」というと、かなりロングスパンで考えなくてはいけない。そういったようなこともあらかじめ意志統一された上で取り組まないといけない。その辺は十分気をつけられた方がいいと思います。

 

(事務局)

新たな観光の核づくりの、募集要項の1ページ目の下に、(2)提案内容というところがございます。ここに提案内容、達成実現しようとする内容や効果から始まりまして、地域資源の活用方策、先進性推進体制と、その役割分担、事業にかかる費用と、その調達方法、それからスケジュール、国際観光地を目指すための取組、実施上の課題などを、提案説明書の方に記載をして、ご提案をいただくということでございます。

単なる構想だけというような考え方を審査するのではなく、やはりある程度実現性があるのかどうか、そういったところも評価の対象になると思います。

審査におきましては、提案する地域の特徴ある資源を活用し、地元の盛り上がりとともに、民間資本の投資の呼び水となるような、また意欲とか地域性、先進性、実現の可能性や波及効果、発展性など、様々な観点から審査をさせていただくということになっております。

羽田委員からご指摘ありましたけど、単年度などの短いスパンでは、こういう大きな提案は実現できないということで、スケジュールについても、当面の3カ年と、それ以降のスケジュールも策定してご提出いただくというような内容にしております。

ただ、ご指摘のあったようなことについては、今後、順次取り組んでいきたいと思っております。

 

(亀井委員)

第1回の定例会で知事の発言もあったが、たとえば医療ツーリズムですとか、ユニバーサルツーリズムですとか、今観光という概念が非常に広くなってきています。ですから、人材の育成って一言で言ってしまうと、そこに入ってしまうのかもしれませんけども、また環境整備と言ってしまうと、それはユニバーサルデザインとイコールじゃないかというふうに言われてしまうかもしれないですが、非常に漠とした感じがするんですね。

もっと詳細に人材の育成に関しても、環境の整備にしても、考えていただいて、たとえば商工会議所とか市町との連携もありますが、県の中でもたとえば産業部だけではなくて、それこそ医療ツーリズムになった場合は保健福祉局との連携もあるでしょうし、人材観も変わってくるでしょうし、そういうことをもっと詳細にご検討いただきたいと思っています。

もう一つ、神奈川グランドデザインの実施計画、主要施策の計画推進編のところの73ページなんですが、人を引きつける魅力ある地域づくりというところで、先ほどご説明いただいた最終目標のところですが、この入込観光客数に関しては、ここの16に書いてあるところは3年間での事業だということで、2010年度の現状から、2014年度の目標という形で書かれていますが、2012年13年何もしないっていうことではないでしょうが、要するにどうしたらいいのかと考えてしまうんですね。

その辺のところは県としてはどういうふうに考えているのかを質問させていただきたい。

 

(事務局)

1つ目のツーリズムの広がりというところと、人材育成も含めた、広い意味での環境整備が必要だということで、そのご指摘はまさにそのとおりだと思いますし、県の観光を進める推進体制として観光戦略本部を設置しております。

これはトップが知事で、すべての局が参加する観光戦略本部というのを設置しておりまして、まさに部局横断的な取組を進めていくという体制は一応整えております。

個々の事業を進めるに当たりましては、お話にありましたように、まだまだ解決しなくてはいけない課題もたくさんあると思いますので、戦略本部等を通じて、情報の共有化と認識もすりあわせしていくというふうにして進めていきたいと思っています。

それから、2つ目の地域の賑わいづくりの目標数値の考え方ですが、これは内容がどちらかというとハード整備に関する内容が中心なので、単年度の目標を細かく設定するよりも3年後の目標を設定する方が、目標設定としては相応しいだろうというような考え方から、このような扱いにさせていただいております。

 

(田村委員)

目標達成のところで、一番ショックを受けたのが、やはり外国人旅行者の訪問率と訪問者数の落ち込みが大きいなと思っておりまして、これを受けた24年度の取組として、それはあまり反映されているような印象は受けなかったものですから、それでいろいろの事象につきまして付け焼き刃的に物事を進めるのはどうかとは思いますけれども、たとえば観光まちづくり地区のテーマが商店街になっておりますけど、こういったところがたとえばインバウンドのことを考えたりとか、24年度の新たな観光核づくり認定事業につきましても、こちらはインバウンド事業の方を募集事業として考えるようなことというのを、今後ある部分についてはこれだけの大きな落ち込みがあった部分につきましては対処されていくということもお考えいただければ、ありがたいというふうに考えております。

 

(事務局)

インバウンドの取組について年間の数字につきましては、ご覧いただいたとおり、またご報告したとおり、非常に厳しい結果ではございました。

ただ、マーケットとしましては、今年年が明けましての訪日外国人数の推移も順調に回復してきていますし、1月から4月の数字でいきますと22年、一昨年に比べてマイナスの4パーセントということで、ほぼ回復してきているんではないかなというふうに感じております。

そういった中で、昨年はじめて取り組んだ私どもの事業としては、海外でのプロモーション事業これについては継続するということが重要だというふうに考えており、力を入れていきたいと思いますし、合わせていろいろな招聘事業、これについても効果的であるというふうに考えておりますので、継続して、この2つを中心に取り組んでいきたいというふうに考えております。

人材育成面でのインバウンドの関するところについては、今回はじめてということで、商店街という切り口でさせていただきますが、事業が継続する中では、いろいろなテーマでできるんではないかと思っています。

それから第4の核づくりについて言えば、事業の目的にありましたように、そもそも海外にも通用するような魅力ある地域づくりということでございますので、大きな趣旨からいけばインバウンドといいますか、外国人の旅行者の方々をターゲットにしているというふうな理解をしております。

 

(羽田委員)

先ほどから外国人の訪問率の話と、それから目標数値の関連でのご質問等出ていますので、私の方から補足をさせていただきます。まず訪問率に関しましては、先ほど課長からもご説明ありましたように、かなり違うレベルで調査をやっていることから、性格が異なる数字になっています。したがって単純に比較はできないというふうに考えていただいた方がいいかと思います。調査、ひいては調査結果のデータの精度は高くなっているとみて良いと思います。

目標の数値については、そもそも県の外国人客数の目標数値は県の観光振興計画をつくった時に設定したものです。その時点で、国は2500万とか3000万という数字を出しておりました。したがって国がそういう数字を出している以上、そこは無視できないだろうという判断がありまして、国の目標数値に合わせる形で、高めの数字を入れたように記憶しております。

そういう背景があったということをご理解願えればと思います。

 

(浦辺委員)

また新たな観光の核づくりに戻ってしまいまして、先ほどのご質問とちょっと関連するかもしれませんが、下の方に地域資源を活用した賑わい拠点づくりで、城ヶ島、江ノ島、大山、大涌谷というのが既に動いてらっしゃるという話ですが、こちらとその新たな観光の環境づくりというのを敢えて出しているということは、これ以外を求めているんでしょうか。

位置付けの関連性がわからないので、質問させていただきました。

 

(事務局)

地域の4つの箇所の賑わい拠点づくりというのは、このグランドデザインができる以前から既に取り組んでいた事業の継続といいますか、延長線にある内容でございます。

それと、新たな観光の環境づくりとは全く考え方を変えていただいた方がよろしいかと思います。

ですから、横浜、鎌倉、箱根に次ぐ第4のという言い方をしていますが、横浜、鎌倉、箱根から、また違った切り口で、この第4の核づくりに取り組んでいただく、提案をいただくということもオーケーという解釈をしております。

 

(早稲田委員)

観光まちづくり塾の開催のことですけれども、これたいへんいい取組だなと私のほうで聞かせていただきまして、まさに地域の活性化は地元からということのコンセプトの中でこういうことを立ち上げられたと思うんですね。

それはよろしいと思うんですが、進行計画表の方を見ますと、対象は事業者等になっていますが、これはまさに地元の人たちが何か新しいことをやるときの何か新しいプランをさらにつくっていく、地元の人ではないのかなという感じがしておりましたけれども、そういうイメージではないのかどうかということが一つです。

それから、募集人員が10名程度で少数精鋭ということですが、905万人のこの神奈川県下で10名というのは、もう少し広がりを持たせていただいた方が、これからのためにもよろしいのではないか。また開催日について、これも平日の昼間ですが、ほんとに地元の人たちが、商店街とかそういうことをやっている、商売をしている人たちが、やる気があっても、なかなか出られないんではないかという心配があります。

今後ですけれども、夕方にやっていただくとか、それから会場ももう少し利便性の高いところとか、そういうことも含めて、考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

 

(事務局)

まず対象ですが、私どもの考えとしては、地域に根づいて、地域で活躍を継続していただける方ですから、個人の方が手を挙げていただくより、地域ぐるみで応援していただける方。

そのためにはやはり商工会だとか、商店街の方から推薦をいただいた方が、基本的に受講していただけるご本人も、事業バックアップといいますか、応援も得られるということで、対象はそのような表記にさせていただいております。

ですから、受講されてプロデューサーになった方は、そこの地域に戻って活躍していただくわけですけど、その活躍の場もある程度確保といいますか、ご用意していただくためには、やはり地域の団体の方のご推薦いただいた方が、その後の事業も含めて、スムーズにいくのではないかという考え方をしております。

それから、10人という数ですが、これは今年実施しまして、来年度についてはそのプランを実践していただき、そこで事業効果を図りながら次年度以降について検討していくということで、将来的にはそれぞれ市町村に少なくとも1名のプロデューサーがいるというようなことも、想定はしております。

それから、プログラムの設定等につきましては、今後受託される事業者の方と相談していきたいというふうに思っています。

(金安会長)

そろそろ時間が修了に近づきましたので、議論についてはここで終えたいと思います。

その他で何かございますか。

なければ私の役割はこれで終えたいと思います。

以上

本文ここまで
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