平成19年入込観光客数調査

掲載日:2018年5月11日

平成19年神奈川県入込観光客調査結果の概要

1県全体の入り込み観光客の状況

(1)延観光客数

平成19年中に神奈川県を訪れた観光客(入込観光客)の推計延人数(以下「延観光客数」という。)は169,994千人で、前年に比べ4,908千人、3.0%の増加となった。これは平成13年から7年連続の増加となるとともに、平成17年以降3年連続で過去最高を更新する結果となった。

延観光客数は、平成元年の160,652千人をピークに減少傾向を示し、平成9年から平成14年までは140,000千人台で推移したが、平成15年には150,000千人台に回復し、平成17年には再び160,000千人台となるとともに過去最高となった。平成18年、19年はさらに伸びて169,994千人(平成19年)となり、3年連続で過去最高を更新した。

(2)日帰り客数

平成19年の日帰り観光客の推計延人数(以下「日帰り客数」という。)は156,377千人で、延観光客数の92.0%を占めており、前年に比べ4,790千人、3.2%の増加となった。

日帰り客数は平成元年の148,936千人をピークに減少傾向を示し、平成10年に120,000千人台となったが、平成11年以降は概ね回復傾向で推移し、平成16年には140,000千人台に回復した。平成18年には150,000千人台に達し、過去最高となった。平成19年はさらに伸びて156,377人となり、過去最高を更新した。

(3)宿泊客数

宿泊観光客の延人数(以下「宿泊客数」という。)は、13,616千人で前年に比べ118千人、0.9%の増加となった。

宿泊客数は、平成3年の12,921千人をピークに減少傾向にあったが、平成12年以降は順調に回復し、平成18年には13,000千人台に達し、過去最高となった。平成19年はさらに伸びて13,616人となり、過去最高を更新した。

2地域別に見た観光客の状況

(1)横浜・川崎地域

横浜・川崎地域の延観光客数は54,439千人で、前年に比べ1,517千人、2.9%の増加となった。

市別にみると、横浜市は2.8%増、川崎市は3.1%増であった。

横浜市は、国際花火大会の雨天中止やマリンタワー及び氷川丸の閉鎖があったものの、「横浜アンパンマンこどもミュージアム」をはじめとする集客施設の開業やリニューアル・オープンが続き、全体では1,116千人増加し、過去最高を記録した。

川崎市は、正月の好天で川崎大師の観光客数が増加したことなどにより、日帰り観光客が401千人増加した。

(2)三浦半島地域

三浦半島地域の延観光客数は、14,716千人で、前年に比べ1,102千人、8.1%の増加となった。

市町別にみると、横須賀市12.6%増、逗子市11.1%増、三浦市2.8%増、葉山町0.2%増であった。

夏の猛暑により海水浴客が回復したほか、横須賀市での市制100周年のイベント開催や横須賀美術館の開館、三浦市での「全国朝市サミット」の開催などにより、観光客数が増加した。

(3)湘南地域

湘南地域の延観光客数は、43,669千人で、前年に比べ1,057千人、2.5%の増加となった。

市町別にみると、平塚市0.2%減、鎌倉市1.2%増、藤沢市4.0%増、茅ヶ崎市10.0%増、寒川町0.2%減、大磯町4.7%減、二宮町48.5%増であった。

一部減少した市町もあったが、夏の猛暑により湘南海岸の海水浴客が増加したことや、茅ヶ崎市の里山公園が整備拡張され観光客が増加したこと、二宮町の吾妻山公園の菜の花畑が人気を集めたことなどにより、地域全体では観光客数が増加した。

(4)箱根・湯河原地域

箱根・湯河原地域の延観光客数は、33,184千人で、前年に比べ1,510千人、4.8%の増加となった。

市町別にみると、小田原市1.9%増、南足柄市0.9%減、開成町35.3%増、箱根町5.3%増、真鶴町10.2%増、湯河原町4.6%増であった。

この地域は全国有数の温泉地を有し、県内の宿泊観光客の約半数を占める。一部やや減少した市町もあったが、春・秋の好天や箱根関所及び箱根ロープウェイのリニューアルオープン、湯河原の「梅の宴」イベントや人間国宝美術館の集客増などにより日帰り客が増加したほか、宿泊客も前年に新規開業が多かったホテル・旅館の好影響が続いて増加し、地域全体では観光客数が増加した。また、箱根町の入込観光客数が10年ぶりに2千万人を超えた。

(5)丹沢・大山地域

丹沢・大山地域の延観光客数は、14,137千人で、前年に比べ479千人、3.5%の増加となった。

市町村別にみると、秦野市5.0%増、厚木市0.7%増、伊勢原市2.2%増、中井町30.4%増、大井町1.4%増、松田町6.7%増、山北町0.7%増、愛川町15.6%増、清川村1.5%増であった。

年間を通じて好天に恵まれ、丹沢・大山へのハイキング客や県立愛川公園の入込客、各イベントの集客数が増加したことなどにより、観光客数が増加した。

(6)相模湖・相模川流域

相模湖・相模川流域の延観光客数は、9,848千人で、前年に比べ756千人、7.1%の減少となった。

市町別にみると、相模原市8.5%減、大和市4.6%減、海老名市22.3%増、座間市2.1%増、綾瀬市2.6%増であった。

海老名市や座間市でイベントなどの集客数が増加したものの、相模原市での観光行事・イベントがいずれも天候に恵まれなかったことや宿泊施設の閉鎖・休業等により、地域全体では観光客数が減少した。

統計データ

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