更新日:2020年10月22日

ここから本文です。

神奈川県簡易林分収穫予想表について

簡易林分収穫予想表は、一定面積の森林(林分)における、ある林齢の収穫予想量(材積)の平均値を、地域別、樹種別に示したものです。紙媒体のオリジナル資料を電子化したものを次のリンクからご覧いただけます。

簡易林分収穫予想表(PDF:459KB)

本表を利用される方々に(本文から抜粋)

 本表は、昭和32年度から5ヶ年に亘り、神奈川県下民有林において、その森林蓄積算出のため、5,500箇所について、第2期森林計画事業標本抽出調査法による実測結果を、地区並びに樹種ごとに算出したものの平均値から作成しました。

 即ち、林祖の類似した数市町村をまとめてありますが、現実には個々の林分の同樹種、同林齢でも、その単位面積当たりの蓄積は大小甚だしくちらばりがあり、立地条件、苗木の良否、並びに植栽、下刈り、蔓切等の良否により、大きく左右されています。

 例えば、津久井町のスギ20年生について見ても、本表では123m3となりますが最高202m3から最低59m3まで19箇所に分散し、最高の林分は特に諸条件に恵まれて、とびぬけた林分でしたが、最低のものは無理な造林、手入不良等の現れに外なりません。従って本表では1つの平均線を表しているのみですから、どの樹種についても森林所有者の方々の適切な施業により、この線より2割以上の増収を予想することは、当然可能であることを申し添えます。

 「附表1」は、上記期間中に3箇所で行った間伐林分調査の結果、主要樹種(スギ・ヒノキ)30から60箇所の実測値と、地元所有者の造林保育の状況から算出、調整したものです。

 「附表2」は昭和37年度神奈川県下一円に亘って行った、標本抽出伐採照査事業中、伐採箇所附近の主要樹種ごと約100本から150本を実測した結果を最小自乗法により、推定作成したものです。

留意事項

齢級の表示方法が現在の通例と異なります

(本書)0から4年生を1齢級、5から9年生を2齢級・・・

(現在の通例)1から5年生を1齢級、6から10年生を2齢級・・・

一部の町名が現在と異なります

現在と異なる本書の町名

本書 現在
 足柄下郡橘町  小田原市
 足柄上郡南足柄町  南足柄市
 津久井郡津久井町  相模原市緑区
 津久井郡城山町  相模原市緑区
 津久井郡相模湖町  相模原市緑区
 津久井郡藤野町  相模原市緑区
 高座郡一円  海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町

このページに関するお問い合わせ先

環境農政局 緑政部森林再生課

環境農政局緑政部森林再生課へのお問い合わせフォーム

森林企画グループ

電話:045-210-4332

内線:4340

ファクシミリ:045-210-8849

このページの所管所属は環境農政局 緑政部森林再生課です。