工業生産指数月報　令和7年7月分(速報)
生産指数は前月比3.6％と2か月ぶりに上昇

季節調整済指数及び原指数　（令和2年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は107.3で前月比3.6％上昇し、2か月ぶりに上昇した。全国の製造工業指数（同）は101.5で前月比1.6％低下した。また、原指数は109.4で前年同月比3.3％上昇し、3か月連続して上昇した。
業種別にみると、無線応用装置や放送装置などが増加した情報通信機械工業（前月比46.5％上昇）や、その他の電子応用装置などが増加した電気機械工業（同31.7％上昇）など10業種が上昇した。
また、電子回路実装基板などが減少した電子部品・デバイス工業（前月比6.2％低下）など10業種が低下した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は102.1で前月比2.2％低下し、2か月連続して低下した。また、原指数は103.9で前年同月比0.3％低下し、3か月ぶりに低下した。
業種別にみると、普通トラックや小型乗用車などが減少した輸送機械工業（前月比10.5％低下）や、パラキシレンなどが減少した化学工業（同6.3％低下）など14業種が低下した。
また、無線応用装置などが増加した情報通信機械工業（前月比40.6％上昇）など6業種が上昇した。
特殊分類別（財別）にみると、生産財、耐久消費財、非耐久消費財が前月比低下し、建設財が同上昇、資本財が同横ばいとなった。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は99.6で前月比2.2％上昇し、3か月ぶりに上昇した。また、原指数は101.8で前年同月比3.9％上昇し、2か月ぶりに上昇した。
業種別にみると、普通トラックや普通乗用車などが増加した輸送機械工業（前月比29.8％上昇）や、汎用内燃機関などが増加した汎用機械工業（同16.8％上昇）など9業種が上昇した。
また、合成洗剤などが減少した化学工業（前月比4.8％低下）など8業種が低下した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

 

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（令和2年＝100）して示したものです。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

神奈川県統計センター

企画分析課長　長谷川　電話045-312-1121　内線2520

 

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