工業生産指数月報　令和7年10月分(速報)
生産指数は前月比2.4％と2か月連続して上昇

季節調整済指数及び原指数　（令和2年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は119.8で前月比2.4％上昇し、2か月連続して上昇した。全国の製造工業指数（同）は104.5で前月比1.2％上昇した。また、原指数は117.6で前年同月比7.3％上昇し、2か月連続して上昇した。
業種別にみると、半導体製造装置やプラスチック加工機械などが増加した生産用機械工業（前月比12.1％上昇）や、無線応用装置などが増加した情報通信機械工業（同27.5％上昇）など14業種が上昇した。
また、レーザダイオードなどが減少した電子部品・デバイス工業（前月比21.9％低下）など6業種が低下した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は108.6で前月比1.0％低下し、2か月ぶりに低下した。また、原指数は107.9で前年同月比3.2％上昇し、2か月連続して上昇した。
業種別にみると、レーザダイオードやコネクタなどが減少した電子部品・デバイス工業（前月比25.7％低下）や、ガソリンなどが減少した石油・石炭製品工業（同7.2％低下）など9業種が低下した。
また、無線応用装置などが増加した情報通信機械工業（前月比29.6％上昇）など11業種が上昇した。
特殊分類別（財別）にみると、生産財、耐久消費財が前月比低下し、資本財、建設財、非耐久消費財が同上昇した。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は101.7で前月比8.1％上昇し、3か月ぶりに上昇した。また、原指数は101.9で前年同月比5.5％上昇し、4か月連続して上昇した。
業種別にみると、普通トラックや大型バスなどが増加した輸送機械工業（前月比20.6％上昇）や、ビール・発泡酒などが増加した食料品・飲料工業（同23.8％上昇）など11業種が上昇した。
また、安全ガラスなどが減少した窯業・土石製品工業（前月比3.7％低下）など6業種が低下した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（令和2年＝100）して示したものです。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

神奈川県統計センター

企画分析課長　長谷川　電話045-312-1121　内線2520

 

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