工業生産指数月報　令和7年8月分(速報)
生産指数は前月比マイナス7.1％と2か月ぶりに低下

季節調整済指数及び原指数　（令和2年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は99.8で前月比7.1％低下し、2か月ぶりに低下した。全国の製造工業指数（同）は101.3で前月比0.9％低下した。また、原指数は90.7で前年同月比1.1％低下し、4か月ぶりに低下した。
業種別にみると、無線応用装置や外部記憶装置などが減少した情報通信機械工業（前月比43.7％低下）や、軽油などが減少した石油・石炭製品工業（同21.6％低下）など16業種が低下した。
また、レーザダイオードなどが増加した電子部品・デバイス工業（前月比26.1％上昇）など4業種が上昇した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は95.4で前月比6.7％低下し、3か月連続して低下した。また、原指数は87.8で前年同月比3.5％低下し、2か月連続して低下した。
業種別にみると、無線応用装置や外部記憶装置などが減少した情報通信機械工業（前月比40.9％低下）や、ガソリンなどが減少した石油・石炭製品工業（同17.1％低下）など12業種が低下した。
また、レーザダイオードなどが増加した電子部品・デバイス工業（前月比14.3％上昇）など8業種が上昇した。
特殊分類別（財別）にみると、資本財、生産財、非耐久消費財、建設財、耐久消費財とも前月比低下した。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は98.6で前月比1.1％低下し、2か月ぶりに低下した。また、原指数は99.3で前年同月比5.2％上昇し、2か月連続して上昇した。
業種別にみると、普通トラックや小型トラックなどが減少した輸送機械工業（前月比6.3％低下）や、汎用内燃機関などが減少した汎用機械工業（同9.2％低下）など10業種が低下した。
また、モス型半導体集積回路（CCD)などが増加した電子部品・デバイス工業（前月比13.0％上昇）など7業種が上昇した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

 

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（令和2年＝100）して示したものです。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

神奈川県統計センター

企画分析課長　長谷川　電話045-312-1121　内線2520

 

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