工業生産指数月報　令和5年10月分(速報)
生産指数は前月比5.1％と2か月ぶりに上昇

季節調整済指数及び原指数　（平成27年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は94.0で前月比5.1％上昇し、2か月ぶりに上昇した。全国の製造工業指数（同）は105.2で前月比2.1％上昇した。また、原指数は92.8で前年同月比2.6％低下し、3か月連続して低下した。
業種別にみると、半導体製造装置やプラスチック加工機械などが増加した生産用機械工業（前月比31.5％上昇）や、機体部品・付属装置などが増加した輸送機械工業（同11.2％上昇）など11業種が上昇した。
また、外部記憶装置などが減少した情報通信機械工業（前月比28.7％低下）など9業種が低下した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は88.2で前月比3.3％上昇し、2か月ぶりに上昇した。また、原指数は87.6で前年同月比4.2％低下し、4か月連続して低下した。
業種別にみると、普通トラックや普通乗用車などが増加した輸送機械工業（前月比10.9％上昇）や、半導体製造装置などが増加した生産用機械工業（同16.8％上昇）など11業種が上昇した。
また、エチレンなどが減少した化学工業（前月比8.9％低下）など9業種が低下した。
特殊分類別（財別）にみると、資本財、耐久消費財、非耐久消費財が上昇し、生産財、建設財が低下した。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は103.9で前月比2.3％低下し、2か月連続して低下した。また、原指数は104.9で前年同月比7.9％低下し、5か月連続して低下した。
業種別にみると、リチウムイオン蓄電池や自動車用照明器具が減少した電気機械工業（前月比16.7％低下）や、汎用内燃機関などが減少した汎用機械工業（同8.7％低下）など9業種が低下した。
また、ガソリンなどが増加した石油・石炭製品工業（前月比7.9％上昇）など8業種が上昇した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

　

 

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（平成27年＝100）して示したものです。
（注記）全国の指数については新基準（令和2年＝100）で掲載しています。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

政策局統計センター

企画分析課長　広瀬
電話045-312-1121　内線2520

 

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