バドミントン(オリンピック)

掲載日:2018年6月20日

競技会場

武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都)

競技概要

バドミントンは、1人対1人、または2人対2人で、ラケットを使ってネット越しにシャトルを打ち合い、得点を競うゲーム。オリンピックではバルセロナ1992大会から正式競技となり、男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルスが行われている。バドミントンが他のネットスポーツと決定的に違うのは、丸いボールではなくはシャトルというまったく形の違うものを使うこと。シャトルとは、半球状のコルクに水鳥などの羽根を接着剤などで固定したもの。ラケットで打った瞬間の初速は、あらゆる球技の中で最も速いが、空気抵抗を大きく受けるため、初速と相手コートに届くときの終速は著しく違う。そのシャトルの特性により、バドミントンはストロークの種類が多く、ラリーがスピードや変化に富んでいることが特徴だ。

種目

  • シングルス(男子/女子)
  • ダブルス(男子/女子/混合)

競技の魅力・見どころ

バドミントンの試合はすべて2ゲーム先取の3ゲームマッチで、各ゲーム21点を先取したほうが勝ち。20点オールになったときは2点差がつくまで続く。ただし29点オールになった場合には、30点目を得点した方がそのゲームの勝者となる。

シングルスではそれぞれ3~4人の16のグループに分かれて総当たりのリーグ戦が行われ、各グループで1位になった選手が決勝トーナメントに進む。

ダブルスでは4人ずつの4つのグループに分かれてリーグ戦が行われ、それぞれの上位2人が決勝トーナメントに進む。

バドミントンの試合で強打されるスマッシュは、手元に届いた時にもかなりのスピードが残っているが、ヘアピンとよばれるネットプレーやドロップショットでは一瞬にして速度が落ちる。ラケットの握り方や力の入れ方、角度のつけ方などにより、緩急の差に加えさまざまな変化が生まれ、多彩なショットの打ち分けにつながるのだ。

一流選手は、ここに打ったらここに返ってくる、と2手、3手先を読んでプレーする。相手の動きを予測しあい、逆をつくプレーをしあう駆け引きもバドミントン観戦の面白さのひとつだ。

シングルスでは特に、相手を動かしてオープンスペースをつくり、そこを狙うと得点につながりやすい。いかにオープンスペースをつくるかが見どころだ。ダブルスでは、シングルス以上のスピーディーな展開が見もの。また一人一人の実力に加え、二人のコンビネーションが大きく影響してくる。ローテーションといわれるが、攻撃、守備、再び攻撃と二人の陣形は状況に応じてめまぐるしく変化していく。どんな球がきた時にどんなフォーメーションになっているのか、それがどう変化していくかを見るだけでも面白い。

ミックスダブルスでは、女子が集中攻撃を受けるのがパターン。女子が男子の強打をどれだけレシーブできるか。男子はパートナーの女子をどれだけフォローできるかが勝利のカギを握る。

2020に向けた競技の展望

古くからバドミントンの選手層が厚いのは中国だ。バルセロナ1992大会以来、18個の金メダルを含む31個のメダルを獲得していて、世界最多となる。ロンドン2012大会では全5種目で優勝を独占した。他には韓国、バドミントンを国技とするマレーシアとインドネシア、ヨーロッパではデンマークなどが伝統的に強い。近年は、加えて日本が台頭、さらに台湾、香港、タイ、インドなどにランキング上位の選手が多い。

男子シングルスでは、現在、リオデジャネイロ2016大会のメダリストである金メダルのシン・リュウ(中国)、銀メダルのリー・チョンウェイ(マレーシア)、銅メダルのビクター・アクセルセン(デンマーク)の3人ともランキング上位を維持している。さらにリー・チョンウェイの1年にわたるランキング1位キープを止め、2017年5月にトップに躍り出たソン・ワンホ(韓国)も大いに期待される。

女子シングルスでもリオデジャネイロ2016大会メダリストのマリン(スペイン)、シンドゥ(インド)、奥原希望(日本)に加えて、タイ・ツー・イング(チャイニーズ・タイペイ)、東京2020大会に向けては、山口茜(日本)、韓国のエース、スン・ジヒュンなどが躍進中だ。

ダブルスではリオデジャネイロ2016大会メダリスト髙橋礼華・松友美佐紀組(日本)、リターユール・ペデルセン組(デンマーク)などを中国、韓国、日本の何組ものペアが追っている。

男子ダブルスは、中国、デンマーク、インドネシア、日本などのペアがランキング上位に上がってきている。ミックスダブルスでは、中国、インドネシア勢の層が厚い。

<日本>
日本は近年バドミントンの選手強化に力を入れており、ロンドン2012大会では女子ダブルスで藤井瑞希・垣岩令佳ペアが銀メダルを獲得。リオデジャネイロ2016大会では女子ダブルスで髙橋・松友ペアが金メダル、女子シングルスで奥原が銅メダルを獲得した。髙橋・松友ペアはその後も世界トップをキープしている。また女子シングルスでも奥原を上回って山口が最上位に近いところにランクしており、女子ではダブルス、シングルスともに2大会連続メダルに期待がかかる。男子では桃田賢斗が1年3カ月ぶりに国際大会に復帰した。東京2020大会では活躍が期待される。男子ダブルスと混合ダブルスも選手が育ちつつあり、これから3年間で上位に食い込めるか、注目したい。

 
(公益財団法人)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会公式サイトより転載
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