【報告】令和3年度「男女共同参画・メディアリテラシー講座」※川崎市立中央支援学校高等部分教室
中高生向け男女共同参画・メディアリテラシー出前講座
川崎市立中央支援学校高等部分教室で「男女共同参画・メディアリテラシー講座」を実施しました。
日程 |
令和3年7月12日(月曜日) 10時55分から12時25分 |
内容
(講師・概要) |
講師:東海大学文化社会学部 教授 谷岡 理香 氏
〈概要〉
・テレビやインターネットなどのメディアの役割や、私たちへの影響について学んだ。
・同性婚が認められている国の男の子が「二人のパパ」について歌う動画を視聴し、性の多様性や、誰もが自分らしく生きることのできる「豊かな社会」について考えた。
・新しいメディアとしてスマートフォンを取り上げ、SNS関連の被害を中高生が受けている現状について説明があった。また、NHKの番組「NHK for School」を題材に、実際の犯罪の手口について知り、SNSを利用するうえで注意しなければならないことについて学んだ。
・講演の最後に、「ママと息子の18の約束」という題材を用いてグループワークを実施した。
・講演中は、講師が会場全体に問いかけ、それに生徒や先生が答えるなど、所々でコミュニケーションが取られた。
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対象 |
川崎市立中央支援学校高等部分教室 1年生24名 |
会場 |
川崎市立中央支援学校高等部分教室 PC教室 |
参加者の声 |
(講座終了後の生徒アンケートより抜粋、一部加工。)
- 「女子は・・・」、「男子は・・・」という他者の偏見が勝手に出てしまい、その影響から自分らしく生きられない人がいるのではないかと思いました。私は今まで、「もし、こうしたら、こうやったら」という思い込み、他者の目を気にし過ぎて自分らしく生きることを恐れていました。でも、今日の授業で一人ひとりには「人権」があること、一人ひとりその人らしい生き方があると学び、これからは自分らしく生きていこうと思うことができました。
- 知らない人とのやり取りはよく注意すべきだと思いました。何かあったら、必ず親や先生に相談しようと思いました。
- メディアのことについていろいろ教えてくれてありがとうございました。
- 自分が知らないこともこの授業で知ることができたので、とても役に立ちました。
- 人それぞれの持つ個性をよく知ることができました。今どき男だからとか女だからとか古いと改めて思いました。
- 昔は女の子はこうじゃなきゃダメとかだったのが、今は変わってきているけど、私が大人になっても、自分は自分でいられる人が増えるといいなと思いました。みんなと違っても否定をしないで認めて、いじめが減るようにしたいです。
- 私は初めに学んだ、自分らしく生きることが一番心に残りました。
- 今日は後半にスマホのことを学びました。いろいろなマナーがあって、どれに気を付けると良いのかを親と一緒に話してみたいなと思いました。
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主催 |
かなテラス(神奈川県立かながわ男女共同参画センター) |
後援 |
神奈川県教育委員会 |